2017/07/28 のログ
ヴィクトール > 「二人っきりで、全力で乱れきるピアを貪りてぇからな…それともあれか? 俺の女だって自慢するように抱いて良いのか?」

どちらかと言えば、この娘は優しく可愛がることで乱れていくのだろうと思っていた。
子供っぽく素直なので、余計な雑念の入りづらい二人きりの世界なら、あの夜よりも深く甘く、貪れると。
けれど、恥じらう彼女を俺のものだと自慢するように貪るのも、想像するだけで熱へと変わる。
重なり合う唇の水音に、舌が滑り込む甘い響きが重なった。
身長差はそこそこで、こうして抱きしめると子供のようにすら思える。
優しくこね回すように舌を絡ませ、吸い付き、互いの唾液が混じったところで啜り上げてと、唇で交わっていく。

「……っは…、なぁ…俺以外にこんな甘え方、してねぇよな?」

縋り付くような背中の掌、庇護欲を唆る甘い雰囲気に興奮と同時に自ら口にした言葉に嫌な想像がよぎる。
別に自分のものでもない彼女だが、他の男にこんな風にベタベタと甘えていないだろうかと思ってしまう。
問いかける言葉と共にベンチへ横たえるように覆いかぶさっていき、首筋に唇を重ねる。
じゅっと吸い付き、舌先でなぞりあげ、何度も血管の浮き出るような敏感なラインにキスを繰り返すと、白い肌に赤い花弁を散らす。
独占欲と淡い嫉妬をひっそりと晴らしながらも、片手はついっと、内股を擦るように上り詰め、股座を撫でようとしていく。
他人が見ていても気にしないと言わんばかりに、肉欲というよりは、少女自体を求めるように可愛がる。
時折、緑の瞳を見つめる金色は、力強くも乱暴さはなく、ただ欲しいと貪る男の視線。
キスの合間、耳元に 可愛い女だ と、息継ぎついでの様にささやき、繰り返す。

ピア > その選択肢はあまりに酷だ。
第三者の目が気にならない筈もないし、出来れば今からでも宿に連れていってほしいところだが、
1度灯った熱をここである程度放出しなければもどかしいのも事実。
ただここで交わって離れるのも惜しく、言いにくそうに、ぽつ、ぽつ。

「…………今日は…泊まる所が…―――…ありま…セン…」

今はまだ遠回しにしか自分の望みは言えない。
唇が重なる時間が愛おしくて、微かに離れる瞬間さえ自ら口唇を押しつけてしまいそうになるというのに。
溜まった唾液飲み込んで、濡れた唇から息を零しながら眼差しにも仄かな熱が灯り始めていた。

「…―――え? ぁっ、?あ、甘えてました?
 すみませ… つい、……―――っ」

無自覚だったため、気になったのはその言葉が嫉妬に繋がっているかではなく、自身が彼に甘えている事実だった。
彼が覆い被さってくるとその影が落ちる少女の顔は慌てふためいた結果、真っ赤。
そして首筋に感じる口づけの感触に息を呑む。
軽い痛みにも似た疼きの数だけ鬱血した痕が残るのだろう。
暑さのせいではない汗が、彼が痕跡刻んだ首筋に滲むのを感じる。

「ッん……! っあ、ぁ……―――っ」

彼の手でスカート捲れて、白い太股が晒される。
白いショーツに包まれ、くっきりと割れ目の形を晒す股座さえもちらりと、彼の体の下で夜気に触れた。
まだ幼ささえ残るような柔らかく肉厚なその形は以前彼にずっと、愛でられた場所。
それを思い出すと下腹がきゅんと疼いて、太股を不自然にくねらせた。
囁かれる言葉が魔力のように少女の神経を灼いていく。
思わず熱に任せて何か、甘く言葉を吐きたくなり―――無理に呑み込んだ。
全部解放したらどこまでも堕ちていきそうだから。

ヴィクトール > 「……」

どこか答えがずれていく。
二人っきりが良いのかどうか、それを遠回しに応えられると、今までにないもどかしさが心に残る。
蕩けていく瞳を見つめながらも、何処か掴みきれない彼女の心がもっと欲しいと飢えを強めながら、少しだけ己の不器用さに眉間に皺が寄ってしまう。

「……甘えたいなら、甘えろよ。というか、寧ろそういうのを他の奴にやられたら癪だなと思ってきいたんだ。俺に存分にやりゃあ、他の奴に甘える必要、ねぇだろ?」

真っ赤に染まる顔を見つめながら、意地悪にからかうどころか、もっとだと求める囁きを熱く見つめながら囁いた。
キスの跡も、それこそ自分のものだと爪痕を刻むように執拗に繰り返す。
確りとうっ血するように吸い付いた後に歯の間でグリグリとすり合わせるようにして行くのが、肌を通して伝わるはずだ。

「……欲しいなら強請れよ。俺はピアがすげぇ欲しいぜ? 強請るのがはしたないと思っちまうか? 俺は構わねぇよ、下品な言葉交じるぐらい強請られる方が、マジだなって思えて好きだ」

太腿から股座へとなで上げると、ショーツに湿り気を感じていく。
未発達な感じが残るそこは柔らかくも、熱をしっかりと帯びる。
腰をくねらせ、堪らなく欲しそうに見えるのに、言葉を噤む仕草に彼女の本心を求めた。
ギラついてきた瞳は、獣のように猛々しいのもあるが、単純に欲してやまない、雄の本性であり、攻撃性は含まない。
白い手を捕まえて、指を絡めるように両手同士を握り合わせると、床となったベンチに押し付けていく。
覆いかぶさったまま見つめる金色は、彼女の本性を求めてエメラルドグリーンの双眼を見つめ続けた。

ピア > 男心を理解する以前に人間社会にすら疎いお人形。
彼の質問の意図を知ると、僅かに驚くようなそぶりさえ見せた。

「……じゃあ…、そうします。甘えます。
 ヴィクトールさんが触ってくれると嬉しいですし、…何だか感情が昂るんです…。」

その処理にも困って、相手にぶつけるのも躊躇われ、遠慮するのだが。
今でもどうしたら良いのか分からない一方、素直に彼の言葉に従うことにした。
こうして体が密着するのも、後々まで残る痕跡を刻まれるのも悦となる理由さえ知らないままに。

「ッつ……!」

硬質な歯が皮膚に食い込み、淡くも首筋が痛んで、ぴく、と眉尻が上がる。
同時に吐き出される息に熱が籠もった。ぞくぞくと背筋が粟立つような。
全身を彼の意のままに支配されてしまいたい気分を、久しぶりに味わっている。
その反応が感度を高めたのだろう。じわ…と閉じている筈の秘裂が蜜で濡れるのを感じる。
ショーツと皮膚の間でぬるりとする感触が外気と交じり、尚更生ぬるい。
恥ずかしくて消え入りたい理性はまだ確かに存在するのに、彼の視線から逸らすことが出来ない。

「………欲しいです。もっと見て、触ってください。
 わたし―――…、わたし、妊娠出来ないんです。
 でもヴィクトールさんにまたいっぱい……、精液注いでほしい。
 ぁ、赤ちゃん出来ないのにわがままなんですけどぉ…っ」

絡めとられた両手指を、ぎゅっと握り返して目が潤んだ。
少女からしてみれば妊娠出来ないという告白は決意の要ることで、
何の成果も得られないのに相手に請うというのは申し訳なさもあった。
肉欲も勿論あろうが、精神が彼を欲している様子で、まだまだ処理の追いつかない頭で言葉を紡ぐ。

ヴィクトール > 何をそんなに驚いているのやらと思っていたが、戸惑いがちに吐き出された欲望は、望んでいた以上に心を震わせる。
ニヤッと嬉しそうに笑うと、額に唇を寄せた。

「…堪んねぇな、それって俺に甘えて盛っちまうってことだろ? 男冥利に尽きるってもんだぜ」

そこまで欲してもらえるなら、最高だと喜びの言葉で答えた。
そして首筋に強めに跡を残し始める、少しばかり痛みに顔がゆがむのが分かる。
赤くなった部分をいたわるように優しくした先で舐めて擽ってから、また別のところに同じように爪痕を残す。
痛いと抗うなら止めるが、そうでないなら褒めるように爪痕を舐めて、深く刻み込む。
ぬるぬるの蜜が指を汚していき、目の前でへばりついたそれを舐めとると、両手を捕まえていく。
じっと見つめる視線から緑色は逃げず、紡ぐ言葉は再び予想外だったもの。
何故それを詫びるのか、あの夜の記憶を辿れば、嗚呼と納得したように声を零すと指を解いた。
代わりにその手を自身の背中に導き、こちらも背中に腕を回し、力強く抱き寄せながらも、背中越しに後頭部へと添えた掌が、桜色の髪を優しく撫でていく。

「わりぃな、変な気を使わせちまってよ? 孕めねぇのに孕めっていって抱きゃあプレッシャーだろうな。その……こういうのを説明するのはこっ恥ずかしいんだけどよ、俺のだって爪痕残してぇから言ったんだと思う。だから、ピアがくれって言ってくれたのが、すげぇ嬉しい。ピアの胎内の中、ぐちゃぐちゃになるぐらい、注ぎたくなった」

兄ほど学もなく、気の利いた言葉がすらっと浮かばない。
愚弟なりに考えた言葉を連ねていけば、その心だけで満たされると語りながらも、彼女を孕ませたいと願うほどに再び熱が肉棒に集まる。
密着した体は、布地越しにガチガチに固まった陰茎を感じさせるだろう。
成果などどうでもいい、彼女そのものがほしいと言わんばかりにぎゅっと抱きしめ続ける。

ピア > この感情が盛るということなのか、と、彼の言葉で知った。
相手に対しては快楽だけを追い求めるような肉欲だけでなく、
その素肌にずっとくっついていたくなるような感情も混じるので、尚更混乱してくるのだ。
痛みとくすぐったさが交互に与えられる首筋に、今は自分からは見えないけれど彼の痕跡があるのだと感じる。
舌先が触れると性感が奥から煽られ、痛みが奔ると被虐に心が揺れる。
これも一種の悦楽だと今、実感している。

「ん、ふ…っ、……ぅ…――――こういうの、も、…何か嬉しいんです…」

正直に呟いた。長く残れば残るほど、彼を感じる日にちが伸びるのだと思えば。
どこかぽやんと夢を見るような眼差しに変わってくると、幸福感が羞恥心や何やらを超えてくる。
自分の言葉足らずな発言をいつだって理解して、考えてくれる彼の優しさが温かく
、髪を撫でる手が大きくて、少し哀切に偏った感情が再び柔らかくほぐれていくのを感じた。

「ううん…違うんです…プレッシャーじゃなくて、…その…、何でわたし…
 妊娠出来ないんだろうって、初めて思ったんです…。
 今まではそっちの方が楽だし、便利だし…考えたこともなかったんですけど…」

考えながら話してくれる、彼の不器用さが心地良い。
自らもたどたどしく本音を告げるうち、下半身に感じる彼の熱に気づいて潤みがちだった瞳が彼を見た。
牡を受け入れる牝の本能からかまた膣奥から、じゅく、と新たな蜜が滲んでくるのを感じる。
脚を開けばショーツに縦一筋濡れた跡がもう、くっきりと浮かんでいるのだろう。
それを感じながら露わとなっている太股を少し上げて、彼の膨らんだ股間を布越しにすり、と緩く擦る。

「…挿れてください。わたしもヴィクトールさんが、欲しいです」

2人にしか聞こえないような囁き声で、けれど羞恥を抑えたはっきりした声音でねだり。

ヴィクトール > 心を預けられる相手だから甘えたい。
深く甘えたくなればこそ、交わりたくなる。
感情と性欲はある意味つながっており、昂ぶった結果がそれだと思っていた。
欲しいと繰り返す唇の動きに、問いかけたわけでもないのに彼女から紡がれた告白は、興奮の深さに唇が止まってしまうほどだった。

「こうしときゃ、俺のだって他の奴が手出ししても分かるだろ? 寧ろ……もっと深く跡残しちまいたくなるな、そういわれると」

彼女の体に自分のものだと術で刻む痕跡。
そこまで求めるのなら、それぐらい残して見えるようにして喰らい尽くしたくもなる。
可愛がりたいと思い、この甘い一時に沈むのも心地よいのだが、どんどん膨らむ壊すほどに喰らいたいという牡の性が体の中でどんどん暴れ始めていき、肉棒が更に脈動を強めた。

「っ……あのな、ピア。そこまで言われちまうと…マジで無理矢理にでも孕ませちまうぞ? 俺はそういうこともやろうと思えばできるからよ」

意志に働きかける力は、彼の欲望に呼応して相手の体にも強く作用する術へと変わっていた。
それこそ、意志そのものを具現化することもあるほど。
そこまで望むなら孕ませてやりたい、そう思いつつも、擦りつけながらのお強請りに、ぱつりと理性の糸が千切れるのがわかった。

「……わりぃ、もう我慢きかねぇわ…ちとがっつくけど、怖かったら言えよ?」

それが彼がいえる理性の言葉の限界。
告げるやいなや、真っ白なショーツを捕まえて、ゆっくりと引きずり下ろす。
蜜が滴り落ちる卑猥な光景を楽しもうとしながらも、それを脱がせれば、ガチガチに反り立った肉棒を外気に晒す。
観衆の目もあるだろうが、気にすることはない。
その体を抱え上げ、裏手にあった芝生に優しくうつ伏せに転がすと、股を開かせていく。
上から覆いかぶさるようにして肉棒を一気にねじ込むと、彼女の頭に手のひらを重ねて、腰を振りたくる。
ぐぢゅ、ぐぼっ、と卑猥な水音を響かせながら重なり合う格好は獣の交尾のように荒々しい。
それこそ、体位は牝を組み伏せて犯す牡といった様相。
心地よさそうな吐息を溢しながら、ヌルヌルの胎内を無遠慮に肉棒が暴れまわる。

ピア > 思い返した様子で、ふっと笑う。少し困ったような表情込みで。

「前おしっこすると気持ち良くなっちゃうのも十分…深いです。
 あれは本当に…毎日困っちゃいます。」

普通、毎日何度かある生理現象だから。
排尿する度彼を思い出すという背徳感は、十分植えつけられ作用している。

「ん、ぇ? でもわたし………、人間じゃなくてもですか?」

やろうと思えば孕ませられるとの言葉に思わず目を丸くして、人間でないことをほぼ口走っている。
自分の体は永遠に初潮を迎える前のようなものなのだろう。
子宮が成熟しないのなら無理だと思っていたが、彼には熟練した能力があることも知っている。
その疑問も含めて少女は穏やかに言葉を作っていたが、彼の様子が変わるともう止められなかった。
ずり下ろされたショーツの内側には既にぬるっとした染みがあり、白い陰唇の肉の隙間と糸で繋がっている。
芝生でうつ伏せに開脚させられたそこは、内側の蜜に濡れた粘膜が街灯に照らされて鈍く光っていた。
自らも交わることを望んだので羞恥はあってもそこまでは狼狽えなかったが、
彼の顔が見えない体位から、挿入されるタイミングは把握出来なかったらしい。

「んっぁああ――――……ッ、…!」

潤んだ膣肉を一気に押し広げられ、襞をつぶされながらそのままゴツッと子宮口に亀頭がぶつかった。
捉えられた子宮口がひくひくと戦慄く間に荒々しい腰使いが少女の尻を打ち、野外で聞くには不自然な音が響く。
あまりに激しいのでスカートが捲れ、尻肉が露わとなり彼の腰がぶつかる度に波打って、
結合部の陰唇も裂かれんばかりに開いているのが見えることだろう。

「っぁ♡ あぁ!ン、あッ、ッ…!! ッ、ぅぐ、…ッ♡
 っはぁぁ……っん――――ッ…!!」

最初こそぬめるばかりだった膣内は、すぐに愛液が溢れて2人の間で泡立つ。
一突き一突き子宮口を押しつぶされんばかりに深く撃ち込まれるので、少女の甘ったるい声は時折苦しげに途切れた。
蜜の垂れる太股がふるふるっと震えたかと思うと熱くなった膣内も痙攣を起こす。
激しく貪られているというのに、貪られているからこそすぐに絶頂し、膣肉が細かく蠢いて肉棒を噛み締めた。

ヴィクトール > 「あれか、そんなに癖になってくれたならよかったぜ。あれはピアに俺のこと忘れさせねぇようにするにはいいけどな? あとこことかよ?」

一緒に残しておいた自分と出会った時にだけ起こせる変化。
肉芽の部分をショーツ越しに撫でれば、ぱつりと皮が縦に割れていく。
同時にショーツ越しに軽く振動させるだけで、皮がめくれ、敏感な肉芽が簡単に顔を覗かせて小刻みに擦れていくだろう。
だが、これは彼女自身に対して残すもの。
もう一つ深く残したかったのは、他者に見せつけるための爪痕。

「タトゥーみたいなのを体に残しておくとかな? 俺以外の野郎に奪われねぇように」

彼女の心に爪痕を残すだけでは足りない、他者が手を伸ばした時にすら自分を残しておきたい。
強欲なほどの独占欲を囁きながらも、心を確かに捕まえた感触がある今、それほど強い望みにはならなかった。
だが、誰かの爪痕をみてしまったら、それは変わるかもしれないが。

以前も何か人間の含みの辺りに意味深な事を言っていたが、とうとう自白していた。
それについて答えるより先に欲望が勝ってしまう、孕め無くても孕ませるほど注ぎたい、可愛がりたいと。
どろどろの蜜が糸を滴らせる様子に、ビキビキと肉棒を一層固く膨らませ、草の上へと転がすと覆いかぶさり、始まる。

「っは……は、っぐ……!」

荒い吐息、子宮口を無遠慮に何度も叩きつける亀頭は、絡みつく肉襞を引き剥がし、ずるると締め付ける膣内を往復し続けた。
可愛らしい臀部を無遠慮に腰が打ちつけ、波打たせながら奥底まで肉棒を埋没させていく。
痙攣する膣内がギュウギュウに締め付けるなら、その間を強引に肉棒がピストンを繰り返し、ぞりぞりと膣壁を抉る。
鈴口からは先走りに白を交えながら滴らせていたが、脈動の感覚は一気に狭くなる。

「ピア…っ、出す、ぞっ…! 全部腹ん中で飲め…っ!」

腰を捕まえ、ぐいっと引き寄せながらどくどくっ!と勢い良く白濁が弾ける。
固まりのような濃厚な子種がいっぱいに子宮口に密着した鈴口から吐き出され、一滴残らず子袋の中に収めようとしていく。
しかし、それでも終わらない。
脈動が弱まり、射精の勢いが衰えてきたところで体を抱き寄せ、器用にも此方を向かせて対面座位へ。
硬さも変わらぬ肉棒を突き立て、体を抱きしめながら腕力でピストンさせ、二度目の交わりにつながっていく。

ピア > 盲目的な少女は、彼が望むなら何でも受け入れそうな危うさがある。
それこそ、彼でなければ、こんな場所でこんな体勢で交わることなど受け入れたりしない筈だ。
従順な少女の尻肉は、腰を叩きつけられるとつぶれるように歪んで、撓む。
彼が挿入するまでは熟しきっているとは言えなかった様子の膣穴は、今や火照りきっていた。
絶頂することで膣洞が狭まり、肉同士がくっつこうとする動きを怒張に遮られ、
ほじくり返されて、それがまた性感を激しく刺激すると結合部から蜜が飛び散る。
痙攣するので無遠慮に肉棒を締めつけようとする膣襞とは違い、陰唇の内側の粘膜だけが
柔軟にペニスにまとわりついて、抜かれるたびに引っ張られ、伸びきった。
そんな肉体の反応とは裏腹、少女は快楽を飲み込むのに必死で、ぎゅうっと芝生を握りながら鳴く。

「んひっ……きゃふっ、あぅっ♡ …は、ッ、ぁ、はッ、はいッ、ン、くふぅっ!
 ぜんぶ、くださ、ぃッ……ぅんんっ! いっぱ、ぃ、ほし…、ッ…♡
 くふ、ぅぅうう…ぅんんっっ、――――~~~~ッ、…!!!」

命じられて反射的に顔を上げた途端、子宮口にぐぐっと亀頭が突き刺さった。
子宮口が押し負けて子宮がふわりと浮く感覚があるくらい深く、繋がれば
もう剛直の根元までもが少女の膣内へと侵入する。
その状態で子宮内に白濁が噴出し、下腹部全体がほの温かくなる。
顔を上げたまま、喉を細かに震わせて声も上げられないような状態でまた達した。
どろっとした白濁は子宮の壁を塗りたくるような濃厚さで、子袋を膨らませる。
その勢いが、ぴゅくっと弱くなってもまだ少女は惚けていたが、抱き起されて我に返った。

「―――…んはっ、ぅ…ヴィクトールさ…ン…、はぁんっ♡ 
 ひっあぅっ♡ んぅぅっ、せぇし…こぼれちゃう…」

ぐぷッ、ぐぶ、と、結合部から音が聞こえた。
自重で苦しいくらい深く繋がって、白濁がいっぱい子宮に押し込められているのは
自覚するけれど、動けば少しは精液が逆流してくるのだろう。
それが大量に溢れる蜜と絡まって、特に濁った音を作っていた。
包皮捲れて本体を無理矢理露わとされた肉豆が彼の腰元で擦れて堪らない。
少女の痛切な嬌声と吐息が、彼の耳元で幾度も吐き出される。
涙混じりではあるが、明らかに悦が昂っての涙だった。

ヴィクトール > 一晩の合間、彼女を匿うように抱いた日から、思っていた以上に懐かれていたらしい。
こそこそと周りから覗き見る視線を感じるものの、それに構う余裕なく彼女を抱き続けていた。
まるで犯されるように抱かれている彼女も、それにのめり込んで気にしない。
深く繋がりきった感覚は、それだけでも興奮を強めていき、絶頂する度に狭まる胎内を押し広げていく。

「はっ……溢れたら、またいっぱいになるまで…注ぎ込んでやるよ。ピアの体がびっくりして…マジで孕んじまうぐらいにな」

人ではない体、恐らく性行為の衝撃で孕ませられる程単純ではないのだろう。
だが、それぐらいに貪ると彼女に囁きかけつつ、体を揺さぶっていく。
ごちゅ、どちゅと重たく奥底の肉を打ち付ける熱杭の衝撃に、卑猥な水音が響き渡る。
突き上げ、引き抜く瞬間にごぶごぶと溢れてきた白濁が亀頭に掛かる感触があるが、それを気にせず改めて突き上げていく。
大量の潤滑油代わりに使いながら、細い体を壊さぬ程度に加減して抱きしめ、一心不乱に彼女の膣で扱き続ける。
すげぇ気持ちいい その言葉を幾度と囁きながら、結合部の傍、彼の肉棒の茂みが陰核の皮をめくり上げ、縦割れからくしゃっと乱雑に表面をなで上げる。
二重の快楽を与えながらも、再び脈動が狭まるのはそう遠くなく。

「っ……もう、一発…だっ!」

じゅちゅ、ぐちゅ、と水音を響かせながら、最後の一突きをいれると、再び精液が勢い良く吐き出されていく。
マグマのようなネトネトの熱液が、溢れた分を埋め尽くし、それでも入らない分は膣と肉棒の隙間から零れ落ちるのだろう。
それでも硬さは衰えない、ぎゅうっと抱きしめながら彼女の耳元には、まだ終わらないからなと食い足りないと欲望を囁く。
一呼吸ついて、宿に連れ込んでも、早々この交わりは終わらない。
身も心も自分の中毒にさせてしまおうとするほど、交わり、キスをして、可愛いと囁く。
甘く激しい交わりの夜はこうして過ぎ去っていくのだろう。

ピア > 傍目には牡の欲望に駆られるままの抽送を見舞われているように
見えるかもしれない激しさであったが、求めているのは少女側も同じだった。
衣服の内側の乳房がぶるっと震えて、子宮口に亀頭の先が食い込むほどに深く突かれる
掘削の刺激に浸りながら、耐えきれず肢体をよじらせると微妙に突く角度が変わり、
淫核を擦る強さも変化し、達しては収まろうとする膣肉の速い収縮が止まない。

「っあぅ、んんっ!も…なンかぃか、…ぃ、ぃ、イってまひゅ、ッ、ふぁ♡
 ああぁっ、ぉ、おまんこ、ずっと、びくびくして、っぇ…ひ、ぁ、ああっ!」

突かれるほどに震える秘洞の圧迫は強くなり、肉棒の根元もカリ首の括れも、
全部を包み込み更なる精子を求めるような動きをしていた。
無意識に受胎しようとする牝の本能が、少女を苛めて呂律回らず意識もふわふわ。
繋ぎ止めているのは彼を感じていたいという素直な欲求なのだろう。
抱き締められることに幸福感を得て、自らもぎゅっと抱き着くと彼の匂いに包まれた。

「んぅぅっ、ふっ、あぁっ…―――――♡♡♡」

射精前の膨れ上がっていく肉棒に膣壁押し広げられて、一瞬。
きゅうんと甘く痺れた膣の奥、子宮に新たな白濁が注がれる。
幸せそうな声音を吐息混じりに吐くと、牡汁を放出するたびに脈打つ男根を膣全体がうねって熱く包んだ。
子宮は腫れ上がり、肉体は余裕を失っているのに彼が望むならずっとずっと求められていたい。
浅ましい欲望を抱くのは少女も同じで、宣言通り、甘えに甘えた一夜を過ごすことになる。
甘えて良いと許可を得た少女は翌朝も無意味に彼にすり寄ったり、子犬のような懐きっぷりを見せることになる、かと――。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からピアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からヴィクトールさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にピングさんが現れました。
ピング > 真昼間のまだまだ暑い時間帯。
何時もの如く店の中もむわりと暑く、ただ座っているだけでも汗が浮かんでしまう程。
そんな暑さを忘れるべく、趣味…というか、個人的に非常に心躍る行為を行うことにして暫し。

カウンターの上には雑多に写真が散らばって、その中から一枚一枚を選び取ってはアルバムへと貼り付ける作業を繰り返している。
上手い事女性との行為を撮影すること叶った記録の数々だ。
出来上がっているアルバムはもう幾つになったものか知れないが、一枚一枚を手で取り、その内容を思い出してはにやける顔はスケベオヤジと評するに相応しい。
ほふぅ、と満足げな溜息を零しながら白昼堂々とそんな行為に勤しんでいた。