2017/07/01 のログ
セイン=ディバン > だとすれば、世の男共は随分と見る目のないことですねぇ(からから、と笑いながらそう言う少女。実際、美人だと思っているのは本音で。その美人が褒められていないならばそれは世の男の怠慢だ、と少女は本気で思っている)はい、是非ともそれで。……あの。自分で言っておいてなんなんですが。妻と娘、という言葉に、違和感とか感じたりしないんですか?(メイドの服の生地は決まった、という所で、少女は率直に尋ねた。何しろ、歳若い少女が妻と娘、と言ったのに何の反応もしていないのだ。信じられていないのかな? それならそれでいいけど、と思いつつ。娘の髪色は白銀、妻の髪色は翡翠です、と付け足しで教えておく)
レイラ > そうだとよろしいのですけどね。(少女がからからと笑いながら、見る目が無いといってくれたのでうれしくなって)はい?違和感はございますわよ?でも、たとえどのような形でも家族がいるのでしょう?私にはそれがとてもうらやましいとおもえますもの。(年若い少女が妻と娘といったのだから、もちろん違和感はあった。しかし、独り身の自分としては相手にどのような形でも家族がいることが、うらやましく思えた)奥様が翡翠色、娘さんが銀色ですのね。そうしますと・・・(翡翠色には淡い、クリーム色の光沢のあるやわらかい生地を銀色にはすこし色を抑えたワイン色の生地を出してきて)これなどいかがでしょう?
セイン=ディバン > くふふ、当然、アタシの言葉は本心からのものですよ。美人に美人と言うのは……義務のようなものですから(危うく、途中で『男の義務』と言いそうになるのを、すんでの所で止める少女。別にばれても問題は無いのだが。なぜか、隠しておきたかった)……ははは、そんなものですか。……えぇ、でも確かに。家族は、素晴らしいです。どんな形であれ(相手のあっけらかんとした言葉に少女は一度きょとん、と呆け。そのまま、くすくすと笑う。なんとも大らかで、面白い女性だな、と思いつつ。少女は家族、という言葉に目を細める。賑やかになった我が家。それは騒々しいけど、とても安らぐもので……そこで少女は、相手の言葉に小さなひっかかりを覚えた)……あぁ、本当に。素晴らしい見立てです。やはり専門家の方に頼んで正解でした……。……失礼ですが。レイラさんのご家族の方は……?(すっ、と差し出された二種類の生地。美しい布地だ。その生地で作られたドレスを着た二人を想像するだけで頬が緩む。そんな事を考えつつ。少女は、少し踏み込んだ質問をした)
レイラ > ふふ、セインさんもとてもお美しいですわよ?でも、義務って・・・・?(やっぱり、同性に非人といわれるのはうれしいので、うれしそうに笑っていると義務という言葉に引っかかり)有り難うございます、ではこの記事でよろしいですか?私の家族ですか?以前は父と、母と、兄ですんでおりましたけど。母が亡くなって、家が傾いてしまって父と兄もどこかにいってしまいましたわ?なので、1人でこうして生計を立てております。(店主に二種類のきじもあずけて、何事か相談をしたあと相手の踏み込んだ質問に真顔で答えて)
セイン=ディバン > いやぁ、レイラさんのようなお綺麗な方に言われると照れますね。……え、っと。美人な方が、美人、と言われるのが、義務なんです、そういう意味ですよ(顔を赤らめながら照れていると、言葉を指摘され、慌てて取り繕う。が、どうにもムリのある言い訳のようになってしまい、苦しさから汗が額を流れ落ちた)はい、その生地でよろしくお願いいたします。……それは。その、失礼致しました。事情も知らずに……。その、仕立ての料金なのですが。突然の依頼ですし、レイラさんの言い値でお支払い致します。非礼の分も、上乗せして請求して下さい(生地を店主に預けるのを見て、ドレスの出来上がりを想像しつつ。相手が真顔で質問に答えたのを聞けば、深々と頭を下げて謝罪する。あまりにも迂闊な、失礼な問いだった)
レイラ > あら、そういうものなのですか?(ほほを赤らめた相手を見て楽しそうにわらい。)いいえ大丈夫ですわ?私、こんな感じですから1人でもなんとなくやっていけたのでしょうね。あら、それでしたら、使った生地の分とかかった日数の料金でよろしいですわ?沢山頂くなんて、それは出来ませんわ。(いい値でいいといわれたが、まだ自分の腕は半人前だと思っているし、デザインで相手が気に入ってもらえるかどうかも定かではないので.生地の代金と手間賃だけでいいと思っていて)
セイン=ディバン > え~っと、えぇ、はい、その。そういうもの、なんですよー(重ねて問われれば、さらに汗をだらだらと流しながら、引きつった笑みで少女は言う)……えぇ。レイラさんのその暖かな気は。様々な良い物を引き寄せているのでしょうね。……でも、それではアタシの気が……(余分な請求などできぬ、という相手。しかしそれには食い下がろうとする少女。だが、そこで少女は頭をガシガシと掻き)えぇい、まどろっこしい!! レイラさん、オレが払いたい、って言ってるんだ!! 金でも何でも、好きに請求してくれ!! じゃなきゃ男としてメンツが立たねぇ!!(急に口調を変え……いや、本来の口調を使いながら叫ぶ少女。オレ、と口にした瞬間。ぎしり、と頭が痛むがそれも無視だ)
レイラ > そういうものなのですね。分かりましたわ。(引きつった笑みでそういった相手にこれ以上追求してはかわいそうかと思い、納得をして)ええ?でも、手間賃以上のものを頂くのはとてもわるい気が・・・。えっ!?(自分が余分な請求は出来ないといったことで、相手が必要以上に食い下がってきていちど驚いて。そして、二度目に相手の口調が変わったことに驚いて。しばらく身動き一つせず固まっていて)でも、はらいたいとおっしゃってくれるのはありがたいです・・・・分かりましたわ。少しだけ上乗せをさせていただきます。(勢いに負けて、少し値段に上乗せする事にして)
セイン=ディバン > はい、はい。納得していただければ幸いです(何とか追求をかわし、ほっ。と一息つく少女。だが、相手の様子を見れば、納得をしてもらった、という形だな、と思い溜息零し)……改めて。セイン=ディバン。冒険者です。本来は30近いオッサンなんですけどね。ちょっと呪われて、こんな身体に。騙していたようで、大変申し訳ない。……えぇ、そうしてください。少なくとも、生地を選んだあなたの眼は確かだった。なら腕前も信用できますし(こほん、と咳払いし、本来の自分としての自己紹介をする少女。精神と言葉使いのすれ違いにより、頭痛が大きくなっていくが、少女はそれを抑えこみ、相手が料金の上乗せを決めれば、顔に似合わぬ調子で、ニカッ、と笑った)
レイラ > あら、呪われてしまったのですか?解ける方法とかはないのですか?いいえ少し驚きましたけど。気にしないでくださいな?例え、どのような形でもセインさんは一人しかいらっしゃらないのですから。(相手がオッサンだということをカミングアウトしてきたので、内心は凄く驚いたが性別がどうであれ相手はひとりなのだからと思って)そうおっしゃっていただいてとてもうれしいですわ。素敵なドレスが出来るようにがんばって仕立てますわ?(相手の言葉に心底喜び、質素な服装には余りあわないが左右のスカート部分をつまむと、そのまま相手に向かいお辞儀をして)
セイン=ディバン > はい。その、方法は今のところ無いですね。解けるにはあと5ヶ月ほど待てば、といったところで(矢継ぎ早の質問に、一つ一つ答えていく)ははは、そう言ってもらえると気持ちが楽になります。……えぇ。よろしくお願いいたします(自分自身を、独りしかいない存在と言ってもらえる。それはなかなかに……嬉しいことで。少女は、微笑んだまま、相手同様。少女のみでありながら、胸元に手を当て、実に紳士らしい一礼を見せた)それにしても……レイラさん。特定の男性とかいらっしゃらないんですか? だとすれば……非常にもったいない。本当に、周りの男性はなにをしているのやら(くっ、と頭を上げ、次に口にしたのはどこか冗談のような一言であった。少女自身、この美人がフリーとは思えないので)
レイラ > あらそんなに・・・。待ち遠しい反面、長く感じますわね。(5ヶ月ときいて長いような短いようなと思い)ふふ、セインさんにかかっている呪いの解けた姿もいつか拝見してみたいですわ?とても素敵な方なのでしょうね。(少女の姿ながら胸元に手を当てて、紳士らしい一例をしたのを目にしていつか相手のほんとうの姿を見たいと思って)はい?特定の男性ですか?考えたこともありませんわ。1人で生計を立てるので精一杯なので。もったいないですか?ふふ、私華やかなほうではないと思うので男性の眼に写らないのではないかしら(あいてが冗談ぽくもったいないといったので、自分も冗談ぽく返してみて)あ、あのセインさん私そろそろお店にもどらないといけませんの。ドレスのデザインも考えたいですし。
セイン=ディバン > えぇまぁ。逆に言えば、時間で解除される分慈悲深い、とも言えますね(永遠永続の呪い、とすることも出来たかもしれない。それをしなかった相手のことを考えるが、どっちにしろ呪われてはいるので感謝とかはしない少女であった)素敵、かどうかは置いておいても。その姿でお会いできる日が一日でも早く来ればいいのですが(美人な女性にそんなことを言われれば、嬉しくならないはずがなく。少女は困ったように苦笑しつつも、呪いが解けたら絶対会いに行こう、と決意をし)考えたことも無い、ですか? それこそもったいない! レイラさんほどの美貌の持ち主なら、男なんていくらでも寄ってくるでしょうに……。あぁ、そうですね。では……ドレスの仕上がり、楽しみにしております(自分の冗談気味な一言に、相手もおどけて返す。楽しくなり、さらに冗談を重ねるが。相手の一言に意識を引き戻され。最後は、また女性の言葉使いで、深い一礼をする少女であった)
レイラ > 確かにそれはいえますね。でも、のろいはのろいですものね。ぜひ、呪いが解けましたらお店にもいらしてくださいね?(相手の言葉を聴いてにこりと笑い)ええ、もうすこし生活に余裕が出ましたら時分でもおしゃれをしようかと思っています。ハイ、素敵なドレスをお仕立ていたしますね。それでは、失礼いたしますね?(ドレスのすそをもち、一例をすると店主のほうへと歩み寄りなにやら相談をしたあと生地店をあとにして)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 生地屋」からレイラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 生地屋」からセイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にウィルバーさんが現れました。
ウィルバー > 街の広場にて、一人ベンチに座っていた。
そして、ベンチの傍らには玩具屋で買った一つのコマが。
シェンヤンから輸入されたと言う舶来品は、一見するとただの玩具である。
が、このコマは今、ベンチの上でひとりでにクルクルと回っているのだ。

「おぉぉぅ、これは成功だ。 凄い物を作ることが出来たぞ。」
ベンチに座ったままで、一人ではしゃぎ、両手でガッツポーズをしていた。
このコマは、僕が魔法実験を施した結果、一人で動き回れるだけの魔力を手にすることが出来るようになったのだ。

「凄いよ君、玩具屋で買った時はただの子供の玩具だと思っていたけど、これからは魔術革命が起きるぞ。」
僕はコマを触ろうと指を伸ばすが、なんとコマの奴、クルっと回って逃げるではないか。

ウィルバー > 逃げようとした独楽を次の一手で捕まえる。
スーツの中に入れると、上機嫌で帰って行った。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からウィルバーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にカインさんが現れました。
カイン > 夜も更け始めた事で賑わう酒場の一つ。壁際の席を一つ占領して、酒を飲む男の姿があった。
上機嫌にエールを開けては替えを頼む様子は実に景気の良い物で、
時折入る周りの茶々を気にした様子もなく酒を煽っていく。

「嬢ちゃん、エール追加で三つ。…樽開けたほうがいいんじゃないかって?
 それじゃ呼びつける楽しみが無くなるから止めとく」

給仕を呼び止め追加を注文すれば、呆れ顔の突っ込みへの返答に
周りから飛んでくる野次。それを流しつつ呆れた顔の引っ込まない給仕の去るのを眺めつつ更に酒を煽る。
とはいえ、全く酔っ払った様子は見られないのだが。

カイン > 「しっかしあんまり酔えん酒だな。味は悪くないんだが、
 もっとアルコール度高いやつじゃないと駄目かね」

常人なら等に数人分酔い潰しているだろう量を軽く平らげながら、
新たに机に並べられたエールを手にとって肩をすくめながらぼやく。
妙な所で頑丈なのも考えものだ。

「だからといって手当たり次第に暴れるような状況よりはマシかもしれないが、と」

言いながらもさらに追加の酒を頼んでジョッキを煽り。