2017/05/20 のログ
■オーベ > 背中を撫でれば小さく喉を鳴らす
喜んでいるのだ、と判断してそっと驚かせないように気をつけながら背中を撫で続ける
どこか、貴族の家の猫なのか、手入れもしっかりされているようで手触りも良い
その辺の野良猫とは違い良くも悪くも野性味を感じないような気がする
「…確かに飽きはしないね…」
言葉が通じているわけではないけれど、なんとなく鳴き声の気配から察する
此方の言う事も恐らくこの白い猫には伝わっているような気がする…
何か、人語の理解出来るような魔術を掛けられたことがあるのかもしれない
『解析』すれば判りそうであったけれど、黙って一方的にそれをしてしまうのも、なんだか悪い気がした
「これは良い事を教えてもらったかもしれないな…
そうそう、屋根に上るわけにはいかないけれど…」
何か、食べられるようなものを持っていればそれを与えてもよいのだけれど、そう都合よく持っているわけもなく
…結局、猫が心地よさげであったから、丁寧に彼女の背中をお礼のつもりで撫で続ける
■シャルレ > 向き合うまま見上げてたけど、体を丸めるように膝の上でくつろいでみる、暖かくて撫でられて気持ちいい。
この人は、いい人なんだろうと決めつけて、話かけてくれるたび耳がくるっと動き、見つめる。
どう言葉をかえしても猫の鳴き声はもどかしく…人に、と考えるものの…場所もないしタイミングも逃した気がする。
「…にゃーん」(ここでみてるの楽しいよ)
おとなしく撫でられるまま過ごしていく、暖かくて、なでてくれる人の手は優しく感じ、
お礼とばかりに頭をお腹のあたりにつけて、グリグリと…。
■オーベ > いつの間にか膝の上で寛いでいる猫に人馴れしてるなあ、と思いながら表情が緩む
いつしか、此方の視線も通りを歩く人々でなく、膝の上の猫の一挙手一投足に向けており、
話しかける都度、話しかけられているのを理解しているように此方へ視線を向けるから、
此方の言葉を理解しているのではないだろうか、という気が強くしてきた
「そうなのか…ひょっとしたら人間観察の邪魔をしてしまったかな…」
猫の言葉は判らないけれど何か此方の言葉に返事をしてくれているのだろう、と思い、
向こうの返事に黙ったまま、というのも悪いので猫が鳴き声を上げれば此方も何を言おうとしているのか
推測して返事を返して
「ん…?これは…なんだ、もっと、かな…?」
腹部に頭を擦り寄せられれば、意図を読めなかったがこれも、推測して首の辺りを軽く擽るようにしてみたりし
■シャルレ > うー…話たい、いい人そうだし…でも、声はどう鳴いても猫のまま、もどかしい。
「にゃーぁー」(お兄さん観察にかえたからいいの)
膝の上で優しくなでてくれる、意味がわかるというのを伝えるのは難しく、返事のように鳴き声をタイミングよく返すくらい。
「にゃぅん」(そこもすきー)
背中をなでてくれてた手が首のとこにも触れてくれる…気持ちいいとこだ。と
尻尾を嬉しそうに大きめに揺らしながら頭をあげて、目を細めるようにして鳴いた。
■オーベ > 此方の言葉を理解した上で何か返事を返そうとしているのは、猫の鳴き声がそれぞれ違うので確かなようである
タイミングも此方が言葉を伝えてから…此方の言葉を遮ることが無かったから偶然にしては出来過ぎである
「…何か言いたいのは判るけれど…
言語の壁と言うのは中々、ままならないなあ…」
ふんわりとした尻尾が首の辺りを擽るのに合わせて揺れている
自分が昔から連れ歩いている老犬よりも余程わかりやすい仕草、反応であったから、
猫と犬とで反応が逆なような気がして笑い声が溢れてしまった
「言葉は判らないけど…反応がわかりやすいから助かる
首のトコ、好きなんだな…」
けらりと笑いながら、こしょこしょ、と先程よりか幾らか強めに首の辺りを指先で擽ってやる
こうしていると、犬やヤギ、羊の他にも猫を飼いたくなってくるので困りものだ
ただでさえ、影の中に潜む白鹿やら、なんやら、と動物には事欠かないのだけれど
■シャルレ > 背中やおしりのとこは自分で毛づくろいで舐めることができても
首はいつも舌が届かない、指でなでてくれるとそこがいいとばかりに鳴いて返すばかり。
「にゃーぁ」(話せないのがつまんない)
危害を加えようとする手の動きじゃないことに、すっかり安心して心地よく撫でられていく、
頭でグリグリはお礼のつもりだったけど…、頭をひいいてなでてくれる指先にざらっとした舌で何度かペロペロ舐めて、見つめる。
「にゃー」(ありがと)
なでなでされるのも、膝に抱っこも、眼下の酔っ払いの人間観察と楽しいことばかり、
でもお礼に舐めたあとに、欠伸がでた…今日は眠りに帰ろうかと、丸くしてた姿勢から膝に座り。
■オーベ > 首の辺りを撫でれば頻りに鳴くから気持ち良いのだろうと思い、そこを丁寧に擽り、撫でていく
少し、声色の異なる声に何か言いたいのだろう、というのは判るが流石に内容まではわからない
「…君はどうも他の猫とは違うようだけれど…
人の言葉が判っても、話せないでは大変そうだ…
それとも、人間に言いたい事なんて、特に無かったりするのかな…?」
膝の上に話しかけるような独り言のようなそんな声音だった
撫でられてどこか心地よさげにするさまに眼を細めていれば、指先をざらりとした舌が舐めて
「…そんなつもりはないんだろうけど、食べても美味しくはないと思うなあ…
影の中にいるヤツはまた…別なんだろうけど…」
月明かりに伸びた影から、鼻先までをひょっこりだした白い牝鹿が猫を眺めてはすん、と鼻を鳴らし再び影に潜る
びっくりするから止めろって…、と影の中に潜った獣に伝えるが返事はない
そんなやり取りをしていれば、ふわりと欠伸を零す様子に気が付き
「っと…良い時間か…
君も眠たそうだし、俺はそろそろ失礼するよ…
送っていってあげたいけれど、君の通る道を俺も通れるとは限らないからなあ…
だから、君が酔っぱらいに悪戯でもされないようおまじないしておくか…また、一緒に人間観察したいしね?」
そうして自分の指先にふっ、と軽く呼気を吹きかけ、欠伸を零した猫の額にその指先で軽く触れる
ちょっとした人避けのおまじない…飼い猫だと思われるこの猫が家に着くまでは効果があるだろう程度のもの
「…それじゃあ、おやすみ…楽しかったよ。邪魔をして悪かったね?」
そうっと、猫を抱き上げ膝の上から下ろせば、笑みを浮かべて軽く手を振ってみせる
再び、フードを目深にかぶれば静かに屋根から飛び降りて、音もなく王都の暗がりに姿を消した―――
■シャルレ > なにか出てきた気配がして、びくっとして相手のお腹のほうに体を寄せたけど、一瞬のこと…。
不思議そうに見上げながら、かわりなくなでてくれてる様子、額に触れる指にもその後、
ぺろっとお返し、屋根に下ろされて立ち上がり。
「にゃーん」(また、お話してね、一緒に人間観察しょうね)
しっぽを立ててユラっと揺らし、見送るように相手が屋根から降りて…消えていった。
不思議な感覚の人だった、かわった匂いもするけど怖い人じゃないのは確か。
人に今更変わっても、酔っ払いの多い時間になれば娘の姿のほうが危険もあがりそうで、
白い猫は屋根づたいに隊舎へと近道をして帰っていく。
お気に入りの場所で、また撫でてくれる優しい人に出会えたと嬉しそうに尻尾を立てたままで。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシャルレさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からオーベさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にピングさんが現れました。
■ピング > 気持ちが良い陽気の昼下がり、人の少ない通りに店を構える雑貨屋では今日も店主が一生懸命働いていた。
―――どんな方向に向けての頑張りかは、お察しだが。
店の一角に大き目のワゴンを用意し、その中に次々に品を放り込む。
”特価品 10ゴルド均一”と表示のあるその中には、ただでさえ雑多な店内の品よりも更に雑多に適当に品が詰め込んである。
日用品であったり、小さな本であったり、或いは何故か下着であったり。
統一感の無いその中身は良く言えばビックリ箱の様で何が出るか判らぬ楽しさはあるかもしれない。
底の方にはバイブやディルドと言った大人の玩具が詰め込んであるので、本当にビックリ箱めいた仕掛けにもなっているのだが。
ともあれ、お得には違いない。多分。きっと。
「よし、こんなもんか!」
ごちゃっとしたワゴンが一つ出来上がると、満足そうに手を叩き。
るんるん、とカウンターへと戻り、目の届く位置にあるワゴンを見て目を細めた。
■ピング > ――――そんな具合で昼下がりの雑貨屋の日常が過ぎてゆく。
客の入りはお察しである。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」からピングさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/広場」にオーソンさんが現れました。
■オーソン > 日も暮れた時間帯の広場の一角、日の高いうちは蚤の市が行われていた場も日が落ちれば売り切り閉じられた店も多く残り物を売る店が点在する程度に。
そんな少ない店を眺めては歩き、時折に気になる商品があれば手に取り購入、または戻して歩く。
「今回のは中々に有意義な場ではあったな」
普段なら出回らない異国の品までも見つけどこか満足げにし、王城の執務室ではなくこういう場の方が平民の暮らしがよく知れると。
そして何よりも衛兵の勤勉とは言えないことも間近で見る事が出来て。
将校としての思考で対策を考えつつも今は冒険者のように振る舞い店を眺めて歩き続ける。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/広場」からオーソンさんが去りました。