2017/05/19 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシャルレさんが現れました。
シャルレ > 平民地区の夜も賑わう夜店の屋台や酒場の出てる通り。
屋根の上で白いネコがちょこんと座り、通りを見下ろしながら過ごしてた。

今夜も、いろんな酔っ払いがいて、見てても飽きない。
ネコだから表情としては出てこないけど、十分楽しんでいるつもりで見てた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にオーベさんが現れました。
オーベ > 夜の通りをフードを目深に被った男が歩く
他の通行人や冒険者も多く、見てくれも冒険者のようであったから特に目立つということもない
不意に感じた視線に、目線を上げれば屋根の上に白い猫…さらに目を凝らせば魔力の残滓というか残り香、みたいなものを
感じ取ったのかもしれない…

「…何か、面白いそうなものがいる…」

己の影の中に潜む白い獣に話しかけたつもりなのだが、返事はない
ともかく、好奇心に駆られて人の多い通りを折れて小路へ入れば、ふわり、と風に持ち上げられるように
身体が持ち上がり音もなく、屋根の上の白い猫の隣に降り立った

「…こんばんは、良い夜だ。何か面白いものでも見えるのかな…?」

驚かせぬよう控えめな調子で声をかける
逃げられてしまえばそれまでなのだけれども

シャルレ > 見た目にも猫なら能力も猫のままで、猫だから話ができるわけでもない。
眼下の人は賑わい、喧嘩してたり騒いでたり、泣いてるのもいた、あそこでは怒ってる。
毎夜のことなのに、飽きない場所、屋根の上なら猫の姿なら…たぶん、安全と思ってたから。

隣に突然現れた人の姿に驚き、座ってたものが僅かに飛びのく、けど…
話しかけてくる言葉口調に、飛び離れた距離を戻すように近づいて…同じ場所に座り、相手を見上げながらひとなき。

「にゃーん」(そこみてるの面白い)

聞く言葉は理解できても、放つ声は猫の鳴き声だけ…。

オーベ > なるべく驚かせないよう声を掛けたつもりであったけれど、素早く飛び退く様子に、頭を掻きたい気分になった
それでも、ちょこちょこ、と戻ってきては、また同じようにその場に座る姿を見れば、
存外に肝が座っているのかもしれない、と口元に微笑が浮かぶ

「…俺には、人がただ歩いてるようにしか見えないのだけどな…」

此方を見上げて一鳴きする白い猫
その視線が向けられていたであろう場所、自分が先程まで歩いていた辺りに視線を向け首を傾げる
すると、通りを歩く誰かと目線があったような気がして、慌てて身体を縮こめた
こんな時刻に屋根の上にいる人影、など怪しいと思われるに違いない
己の影の中から呆れたため息のようなものが聞こえた気がしたけれど、気にすることはなく

「…色々な人種の人たちがそれぞれ違った様子で歩いているけれど…」

白い猫の興味を引くようなものがあるのだろうか?
猫の言葉が判るわけではないから、自分には見えない何かがあるのか、とジッと通りに向けて目を凝らす

シャルレ > 猫さらいや、猫食べの人ではないらしい…?
隣で座り小首をかしげてみてるけど、自分が見てたほうを見る相手。

「にゃー」(いろんな人がいる)

やっぱり…言葉が通じないのは不便だ、控えめに鳴き声をあげても、通じるわけもなく。
座ったまま白い尻尾だけ、相手の体に触れるように揺らしてみる。
少しのいたずらと距離感を図るように、相手がどんな人かも興味があったから。

オーベ > ふわり、とした感触が白い猫が意識してか無意識なのかこちらに触れている
それに気がつけば、視線を通りから白い猫へと向け直して

「人を眺めていたようだし、人好きなのか…?
 興味が湧くのは判るけれど、誰彼構わず触れたりしないほうが良いよ…王都には怖い人もいるから
 ―――俺のようにね」

目深に被っていたフードを下ろせば、月明かりに照らされる顔まで伸びた入れ墨
怖がられてしまうかな、とも思えば微苦笑を浮かべながら、縮こめた身体を起こして腰を下ろしなおす

「…少し、飼っている犬の匂いがするかもしれないけれどそれでも良ければ膝の上に来てくれるかな?
 少し話でもしよう」

幼少より動物は好きな方である…僅かに魔術の気配がする白い猫に興味が湧いたというのもあったけれど、
単純にふわりとさわり心地の良さそうな白い毛並みを撫でさせて欲しかった
慎重に白い猫へと腕を伸ばせば触れようとはせず、膝の上に招こうとし

シャルレ > 金色の瞳に映る姿はフードをかぶってたから、自分のような獣の人かと思ってたものの、違う様子。
顔の刺青を知らずアザ・模様・お絵かきくらいにみえたみたい。


膝の上にと呼ばれてる。
じーっと見つめて少し考えるものの、なんとなく…悪そうな人とは思える場所が見つからず、体を伸ばすようにして
音もなく、やわらかな体で前足をついて飛び乗る。

「にゃーん」(これでいい?)

膝の上で相手に向き合うような形で、見上げたまま後ろで尻尾を軽く大きく揺らしたままで。

オーベ > 驚かれるか、と思いきやすんなりと膝の上に乗ってくれる白い猫
街何かを歩いていると子供やなんかに顔まで伸びた入れ墨に泣かれてしまったりすることもあったから、
少し心配だったが、どうやら動物にはなんてことはないらしい

「猫に触るのは久しぶりだな…
 師が使い魔にしていたけれど、あの猫には嫌われていたっけ…」

なんとなくそんな昔の事を思い出しながら、膝の上に乗り上がった猫の頭をそっと撫でようとしてみる
視線を階下の通りへと向ければ、猫が興味深げに眺めていたのと同じように眺める

「…今まで考えもしなかったけれど…
 確かに、興味深い光景ではあるかもしれないな」

様々な人種の行き交う通り
足早に進む者もあれば、千鳥足でふらふらとする者、楽しげな者に悲しそうに顔を伏せる者…
それぞれに思いを馳せれば、飽きることはないような気がする

「…なるほど、君はどうやら賢いようだ…
 まあ、俺と見ているものが同じならば、だけど…」

ううむ、と唸ると口元に笑みを浮かべる
頭を撫でることが出来ていれば、そのまま、す、と毛並みに沿うように背中を撫でるように手が動き

シャルレ > なでてくれるのかな?と期待してると
背中を優しくなでてくれる、うれしい…つい喉が鳴る。ゴロゴロ…止められない。

自分が見てた様子に気づいてくれたようで
得意げに少し高い声で鳴いてみた。

「にゃー」(でしょ、おもしろいの)

尻尾で相手の体に触れながら、白い毛並みの背中をなでていく長めの毛と柔らかい感じ、
自分でも自慢の毛並みだから撫でられると気持ちよくて金色の瞳が細くなりなって喉が、また鳴る。