2017/05/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 バイヤーストリート」にセイン=ディバンさんが現れました。
■セイン=ディバン > 平民地区でも人通りが激しい場所、バイヤーストリート。
活気に満ちた声が通りに響き、様々な商品などが買われていく。
「ふむ、噂だけで来た事はなかったが……。こりゃ凄い」
熱気、活気、喧騒。とにかく凄まじい商売の熱量に男は圧倒されながらも、周りを監察し……。
「よし。とりあえず、散策と行きますか」
何か面白いものはあるだろうか。そう思いながら、男は通りを歩き始めた。
■セイン=ディバン > ざっと通りを歩いてみた男は、ため息を付く。
食料品、武器、雑貨、薬。ありとあらゆるものが並んでいるからだ。
「こりゃ、ちょっとしたお祭りだぜ……。
あぁ疲れた」
屋台で売っていたジュースを飲みながら男は空を見る。
あまりにも物が溢れすぎていて、目が回った。
「しかし、品揃え、というとやっぱあの店には見劣りするか。
その分、多種多様だなぁ」
■セイン=ディバン > そして男は、人ゴミの中へと消えていった……。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 バイヤーストリート」からセイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にメンシスさんが現れました。
■メンシス > すっかり陽も落ち、多かった人通りも疎らになり始めた頃。
街灯が照らす広場のベンチに一人の男が座り、手に持っていた紙袋に手を突っ込む。
「どれどれ…おぉ!」
紙袋から取り出したのは木の棒を中心に作られた一本のアイスクリーム。
購入したてでアイスに密着しているまだ紙の包みはまだとっていない。
包みの表面に温度差による水滴が出始めた所で、包みを取り外し、そのアイスを観察する。
白を中心に黒い斑点のあるアイス。
聞けばバニラにチョコチップがどうのこうのと言っていた。
この時間にこのようなスイーツを食べるのは体によろしくないが、そんなお堅いことなど彼にとっては些細な事であった。
「いただきまーす、はむ」
小さく頂きますを言えば、そのアイスにかじりつく。
途端、目をキラキラさせて舌に広がって溶けるバニラと残ったチョコの食感に驚く。
嬉しそうな顔をしつつ、そのアイスを眺めてまた一口、どんどんと食べ進めていく。
■メンシス > あっという間にアイスを食べきれば、ふぅと一息つく。
とても美味しかったと満足気な表情をすれば木の棒を広場のごみ箱へ投げ入れる。
「いやぁ、満足満足」
お腹をぱんぱんと叩けば、立ち上がって大きな伸びをする。
同時に持っていた紙袋をぐちゃぐちゃに丸めてゴミ箱へ投げ入れれば、一息つく。
これからどうしようか…幸せな時間は瞬く間に過ぎ去り、暇な時が訪れる。
「…まぁ、適当に呑んで帰るか。明日も仕事だ」
夜風を浴びながら、哀愁の籠った声を出せば歩き始める。
平民地区の通りを歩き、目についた酒場に足を踏み入れた。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からメンシスさんが去りました。