2017/05/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/娼館」にサマベルさんが現れました。
サマベル > (専属娼婦として雇用された身ではあるものの、その雇用主から暇な時間は娼婦として働いても構わないと言われたので遠慮なく仕事をすることにして。取りあえずは一晩の契約で娼館に雇われ、名もない娼館の前で客引きをするでもなく扉の横の壁に凭れてお客となる相手が通るのを待っている最中)

「お金はあって困るものじゃないし、ちょっぴり疼いちゃうのよね。ご主人様にも色々と趣向を凝らしたお楽しみを提供したいし、何か面白い仕方ないかしら…仕事をしててそういうネタ、手に入るといいんだけど」

(倦怠期、というと少し違うけれどマンネリにならないようにバリエーションを増やす必要はあるわね、と内心呟きながら。胸元で腕を組み、自然と胸を強調するポーズを取ってしまう)

ご案内:「王都マグメール 平民地区/娼館」にフォルテさんが現れました。
フォルテ > 「つ、疲れた……。…今度のお店は給料がいい…いいんだけど…」

これまで散々いくつもの酒場で働いていたのだ。飲みこみの速さを買われ、試用期間は数日で終了し、早くも勤務表には自分の名前が多く並ぶ事となった。……ここまではいいのだが

「なんだか、怖い人たちばっかり来る酒場だったなぁ……。…失敗なんてしたら、どんなに恐ろしい目に遭うんだろ…っふぅ」

額の汗を拭い、新たな職場の殺気だった雰囲気には随分圧倒されたようで疲労困憊の様子で普段は歩き慣れない平民地区の小道をゆく。今日はもう帰って休もう。そう心に決めていた少年の視界に、ある女性の姿が。

「…うっ…わぁ…???」

なんだか怪しげな雰囲気の建物の扉付近に、凭れかかって腕組みする女性を目にして、顔を赤くしながら驚嘆の声をあげる。

大人の色気を惜しむ事なく放つ女性の体つき…特に、腕組みしている事で見せつける風に強調された胸には、目を大きく開けて見入ってしまう。

その分かりやすい反応ぶりは、恐らく誰が見ても一目瞭然だ。

サマベル > 「どこかに出張して腕を磨いてくるっていうのもいいかもしれないわね…それか娼館の人達からアドバイスを貰うとか…あら?」

(壁に背中を預けて物思い、主にどうしたら悦んで貰えるかしらと考えていると、どこからか驚いたような声が聞こえて。顔を上げて周りを見回すとエプロンを付けた男の子がこちらを見ているのに気が付いて)

「……こんばんは、私に何か御用かしら?もしかしてお客様?うふふ、私は自分で言うのもなんですけれど少しお高いですわよ?それでも宜しければ、一晩私を買いませんこと?」

(それなりに高いということを示唆しつつ、胸元に来る視線を感じながら艶然と微笑み、少年に悪戯っぽくウィンクを送る)

フォルテ > 用心棒かな とはじめは思ったものだ。この建物、何か変わったお店なんだろうか 程度にしか思っていなかったが、己が見入ってしまった女性から声をかけられれば、やがて此処がどんな施設であるのか自ずと合点がいった。

「わわっ、こ…こんばんは!」

顔を赤らめながら、焦りを帯びた様子でぺこりと頭を下げて夜の挨拶を返す。ここがそういうお店と知ってても、知らなくても、普通に素通りして帰るつもりだったが、彼女の身体つきにすっかり寄せられてしまった形となる。

「え…あ、あの…。ご、ごめんなさい!じろじろ見て…。…えっと、ぼ、僕は仕事帰りで…。……っ…ぅ…」

へこへこと低姿勢で謝れば、帰らなきゃ と誘惑に抗ってみせるものの…。幾重もの場数を踏んでいる女性と、そうでないロクにモノを知らない少年の力量差は圧倒的。

ウィンクされれば、ますます困った顔になって、キョロキョロと帰路を見つめながら

「え…っと。……あの……。…ぼ、僕そんなにお金は……。それに、僕こういうのよくわかんなくて…そ、その相場とか……。…お、お邪魔してしまってすいません…!!」

口では断るようにも見えたが、懐の鞄をちらと見つめ、女性を見直せばおどおどした様子で引き気味に。こんな綺麗な人と、出来るならそりゃ……

しばし進むも退くもままならない状況が続いた後、突如冷や汗をかく。自分で相場分からない なんて言ったら相手の思うがままじゃないか!!!! とうっかりを猛省する。

サマベル > 「あらあら、まぁまぁ、可愛いというか初心な反応するわね?別に謝ってくれなくていいのよ?うふふ、お仕事帰りなら疲れてるでしょうし、明日の仕事に障ってもいかないわね。相場?相場としてはそうねぇ…」

(貴族に雇用されている、ということを前面に出せばかなりの高額を毟り取れるかも知れないけれど流石にそれは不味いし。かと言って余り安く売るつもりもなく、お金には困ってない訳で。この娼館の相場で考えると、どのくらいが妥当かしらと一度、ドアを開けて中にいる受付に尋ねて)

「ねぇ、この辺りの相場なんだけど…そう、最低から最高まで…そうなの?だとすると私は…ああ、その辺になるのね?いえ、余り安くするとここに迷惑かかるでしょう?ありがと、助かったわ」

(相場を確認して、一晩限りの雇用契約だから、余りやす過ぎなければ相場を元に適当に上下していいと言われて。少年の方に近づいていき、そっと相場を囁く)

「ほったらかしにしてごめんなさい?大体、これくらいになるわね…どうかしら?」

(どこか甘い香を漂わせながら身体を寄せて、小さく囁く相場は少年の一か月の給料の約半分)

フォルテ > 「え、あ、いや…あ、明日は、その…!!休み、ですから…!」

自分で言い出しておいてなんだが、女性の言葉にはまたとない機会を手放してしまう そんな焦燥から聞かれてもいないのに明日は心配いらない事を口走る。

「ごくり……」

思わず口にした言葉に、素っ気なく追い払われる事も覚悟していた。…が、少年の予想と反して真摯に調べに行ってくれる女性の姿には、申し訳なさと後への引けなさから複雑な顔を浮かべつつ、ひそかな期待に唾をのんだ。

「…あ、いえいえ!!僕なんかのために…。…………」

戻ってきた女性には、ピンと背筋を立たせながら緊張した様子で結果に聞き入る。……具体的な金額を耳にすれば、少年の顔は少しだけ安心したような明るい表情をしていた。……良かった、払えそうだ。……ちょっと辛いかもしれないけど、違う理由で同じような状態になった事は他にもあったし。

「……ぁ…。…あ、あの…。……えっと…。…だいじょうぶ…です。…お支払い……します。なので……よ、よろしくお願いします……」

顔を赤らめ、間近の女性を目前に早速服の下の陰茎がギンギンに勃起することを自覚すれば提示された額を呑み、自らの相手を願い出た。

…ああ、どうしよう。家に入れるお金は残るけど…。 …不安を残しながらも、ざわつく胸中では密かに己の決断を賞賛していた。

サマベル > 「あら、そうなの?それじゃあ、おうちの人が心配しない程度に楽しみましょう?うふふ、どういたしまして、ね?」

(明日は休み、そう言う相手にくすりと笑い、お礼を言われてしまえば首を振って大丈夫、と。そして支払える、と言う相手に、にっこりと微笑んでそっと腕に腕を絡ませ、胸が当たるように押し付けて)

「それじゃあ、お部屋に案内するわね…今更だけど、相手は私でいいのかしら?タイプの子がいれば指名とか出来るわよ?私でいいなら、こっちの部屋、案内するわ」

(腕を引き、娼館の中へと彼を誘い込みながら、自分以外の娼婦もいると、一応は囁いて。それでもチェンジされないなら2階にある、そういうことをする部屋に連れていこうとする)

フォルテ > 後ろめたさを残しながらの決断ではあったが、女性の微笑みには少年もぎこちないながらも笑って応えた。性行為は初ではないが、機会などまるでない。幸運に恵まれぬ限りは…

「わっ、わわっ…!!」

腕をとられ、胸を当てられれば慣れていないのだろう。たいへん焦った様子で、熱い吐息を漏らしながら瞬きを繰り返し、押し付けられた胸を目に何度も瞬き。

「……うーん…。…僕なんかより、いっぱいお金取れる男の人…見つけられたと思いますし。……なのに、何も知らない僕に相場まで教えてくださったお姉さんは……良い人だと思いました」

指名 と言う言葉には、他にどのような女性がいるのかあまり想像できなかったのだろう。そのことも影響しているのだろうが、少年は何も知らない自分相手でも真摯に取り合ってくれた女性には、己の口から直に彼女がよいと告げて、そのまま部屋へとついていった)

サマベル > 「うふふ、本当に可愛いくて美味しそうね、君…あら?良い人なんて娼婦に言うことでもないんだけど、ありがとう。たっぷりとサービスさせて貰うわね?」

(腕に胸を当ててあげれば焦った様子を見せる相手にくすりと笑い、良い人、と言われてしまうときょとんとしてからにこりと微笑んで。サービスと囁き頬に口づけをして。部屋へと入ればそこはベッドとテーブル、棚があるだけの質素な部屋で)

「本当なら飲み物のサービスをしたりとかするんだけど、我慢出来ないでしょうし…うふふ。こっちに来て?それと、お名前を教えてくれるかしら?私はサマベルよ、宜しくね?」

(ベッドの側まで相手を連れていって、絡ませていた腕を解き正面から向かい合えばこちらの方が背が高く。少し見おろすようになりながら、そっと彼の背中に腕を回して抱き寄せようとし、名前を囁きながら、相手に名前を尋ねて)

フォルテ > 「え、か、かわいい…。…うーん…恥ずかしいです…」

そわそわしながら、何度もごくりと唾をのんで緊張を紛らわせようとするが、全くリラックスできていない。これから起こる出来事を、あれこれ想像しては思考もままならなくなる一方だった。

「っわ…!は…ぁ…ぁ…僕、おかしくなりそうです…」

まだ口づけをされただけと言うのに、顔には大量の汗を浮かばせながら、荒い息遣いのまま自身の心境を口にする。
連れられた部屋の家具などを眺めれば、いよいよかと深呼吸する。手術台にでも寝かされる気分に近いかもしれない。

「は、はい!僕…フォルテって言います。…この付近の地区の酒場で働いています」

女性に促されるがまま、指示通りにベッドへ向かい、恥ずかしそうに頬を赤らめながら簡単に自己紹介する。

「サマベルさん…今日は、あ、ありがとうございます。……こういうの、興味…あったんですけど、その…自分からなかなか踏み出せなくて」

ああ、これから始まるんだと緊張こそしていたが、抱き寄せられるとたいへん心地よかったのか、心底安心しきったような
顔でじっと女性の顔を眺める。

サマベル > 「あら?おかしくなってくれないと困るわ?私に貴方をおかしくするだけの魅力がないってことになっちゃうもの。うふふ、そんなに息を荒くして…興奮してくれてるのね?嬉しいわ」

(頬に口づけを落し、汗を浮かばせ荒い息遣いの彼にくすりと笑って。抱き寄せた相手の名前と職業を聞けば頷き、優しく彼の髪を梳くように頭を撫でてあげて。頬を赤らめた彼を優しく慈しむような瞳で見つめ)

「それじゃあ、期待を裏切らないようにしないとですわね?さ、フォルテさん…私を買ってくれたのだから今宵一晩は貴方が私のご主人様ですわ?貴方の思うままに望むままに私を抱いて、犯して、貪って…好きにしていいんですのよ?たっぷりと貴方の欲情を私にぶつけて下さいませ…ご主人様」

(安心しきったような顔をする相手を見つめ、囁くような声に熱っぽさを乗せて。見つめ合うように視線を交わしながら、相手の首筋に腕を回して引き寄せて胸元を相手に押し付ける様にして。相手に自らへと劣情をぶつけてと誘う)

フォルテ > 「は…はい。…自分でも…わかんなくなるくらい…、…ドキドキしてます。どんな風におかしくなるんだろ…」

ちょっと想像できなかった。言葉で説明されるまでもなく、きっと直に教えてくれるのだろう。不安よりも期待を含んだ口ぶりで、相変わらず興奮混じりの熱い吐息を漏らしていた。

「え…!?…ぼく…が……。……しゅ、主人…!?え…!!?ふぁ…っわ…ぁ…」

突然、そんな言葉を浴びせられれば平民では得難い、何者かの支配権が己の手中にある事に戸惑うのだった。まるで子でも抱擁するようにして、胸元へ抱き寄せられれば、自らも望んで豊かな胸へとしがみつくように抱き返す。

「はぁ、はぁ、はぁ。…お、犯す…。…ほ、ほ…ホントですか?ぼ、僕が…!?…」

事態が飲みこめていないようにも見て取れる戸惑いようだが、眼前にはたいへん綺麗な肌をした豊かな胸。…改めて見直すと、すごい。

エプロンの下に隠れたズボン…パンツと。衣類に阻まれてなお、自らの陰茎は既に彼女を求め始めており、勃起した股間を押し当てている事にも気づかず。

「……夢…みたいです。……僕が…サマベルさんを……」

ざわつく胸中を鎮められないまま、恐る恐る、背中に回した両手を、己を受け入れる豊かな乳房へと回し、そっと撫でるようにしてその豊乳の感触を味わおうと。

サマベル > 「獣のように…なって頂けたら嬉しいですわ?一匹の雄になって牝を征服して蹂躙して犯して…ご主人様の全ての欲情をぶつけていいんですもの…うふふ、日頃の欲を、劣情を…普段は抱けない女を抱ける興奮を…全て私にぶつけて、犯して…?」

(興奮混じりの熱い吐息、身体が近くなれば感じてどれだけ彼が興奮しているかが分かり嬉しそうに微笑んで。抱き返してくる彼の腕を感じながら心地よさそうにして)

「あんっ…うふふ、ご主人様のここ、もうご立派になって…夢じゃないですわよ?あっ…んっ…ほら、私の胸に触れてるその感触も夢ではないのですから…ご主人様?私のことはサマベルと呼び捨てにして下さいませ…ほら、もっともっと私を求めて下さいな。金で買った娼婦なのですから、好きに犯していいんですのよ?ご主人様の望むままに…」

(豊かな胸に触れられると甘い吐息を零して、そっと背中を抱いていた手を彼の股間へと伸ばして這わして、ズボンとパンツ越しに優しく撫でさする)

フォルテ > 「え…だ、だけど…??そんな…。……ぅ…」

自分自身が、貪欲に彼女を凌辱することをイメージした少年は何かに怯えるような目で女性の顔を見上げる。
元来、おどおどしており自己主張を控える性分だったが…ほかならぬ彼女の口から自分しか知らない筈の日々のフラストレーションについて言及されれば、驚いたように口を開く。

「……う…だって…。…っ…っは…ぁ…。…ぅ…だ、ダメ…です…身体、いう事…きかなくな…っ…ぁ…!!」

理性で抵抗するも、既に怒張する陰茎を衣類越しに擦られればびくっと体を震わせ、胸を撫でるだけだった手に力が入り、むぎゅっと揉みしだく形へ。それぞれの指に余す事なく伝わる感触の気持ちよさに…

「…っは!!はぁ!はぁっ!!も、もっと…!!!もっと…!!」

突如しびれを切らしたのか、ひどく興奮した状態で少年はひっきりなしに何かを求めるようにして息を荒げた。
互いに向き合う姿勢だったが、もぞもぞと動けば、自らより背の高い女性の肩に手を伸ばし、仰向けに押し倒すようにして自らが覆い被さる形になる。

「はぁ、はぁ、はぁ…僕の、もの……僕が…好きなように…!!」

そういうと、豊かな胸に顔をうずめ、強引に赤いドレスの中に手を突っ込めば強引に両手で揉み始める。服越しではあまり分からなかった乳首の感触をも、掌で余す事なく感じ取りながら狂った獣の如く、衝動の赴くがまま乱れ始める。

サマベル > 「所詮は金で買った一夜限りの行きずりの娼婦ですのよ?だから、ご主人さまには私を滅茶苦茶に犯してもいい権利があるのですから…ほら、我慢しないで理性も良心も捨てて、一匹の雄に、ケダモノになって私を犯して下さいませ…ご主人様…あんっ!そう、そうですわ…はぁっ…あっ…もっともっと乱暴に…侵して下さいませ…」

(甘くねっとりとした声でまだ理性と闘っているかのような少年に囁き、理性を溶かそうと股間をまさぐる手でしっかりと撫でて扱くように指先を動かして。ぎゅっと乳房を揉みしだかれれば甘く熱い吐息を零し、柔らかながらも弾力のある膨らみは指を受け入れながらも弾き返し)

「きゃぁっ!!あんっ!!はぁっ…んっ…ええ、もっともっと…私に興奮して私を求めて下さいませ…好きにしていいんですの、今宵の私はご主人様のものなのですから…あぁんっ!あっ、はぁっ…気持ちいい…ご主人様、もっとぉ」

(やや乱暴に押し倒されれば悲鳴を上げて、覆いかぶさる相手を嬉しそうに下から見上げ。胸に顔を埋めてくる彼の頭を優しく撫でながらも胸元にもっと顔を埋めさせるようにして、ドレスの下の黒い下着も乱暴な手つきにずれていって。しっとりした吸い付くような肌の手ざわりを彼の手に感じさせつつ、乳首は硬く尖り、彼の手で娼婦が感じているのだとしっかりと彼へと伝えて。片手はまだ彼の股間を撫で回し、ズボン越しに感じる勃起を更に膨らませようとしていて)

フォルテ > 「んぅ、っふぅ…はぁ…!はぁ…っ!!こんな風にしても…嬉しそうな顔するなんて…っ!!!」

彼女の反応には戸惑いもあったが、既にタガが外れたのか一心不乱に彼女の身体を弄ぶ少年は、押し返されながらも、両手で執拗に乳房を揉みしだき続ける。

「はっ…はぁ…っ!乳首……こんな風にして…!!…こんなのが、気持ちいいなんて!もう、もうやめないよ…!!!はぁ…おっぱい、ちゃんと…見せて…っ」

内心では恐れもちらついていたが、性の衝動とはこんなにも自分を開放的にしてくれる。自分が自分でなくなっていく感覚に驚く中、乳房を覆うドレスをめくって乱暴に胸を露出させようとするが

「ふ…ぅ、あ…っ!!!…は…っ!」

股間を優しく撫でられれば、途端に弓なりに身体を反らして情けなく喘ぐ。そして、意識している暇などなかったが、じわりとパンツの下で陰茎からはぬるりとした液体が染み出しはじめ…

サマベル > 「あぁんっ!!はぁっ…あっ!気持ち、いいっ…だって、ご主人様が本気で私を求めてくれてるのですから、嬉しいに…んぅっ、決まってますわ…ぁんっ!!」

(ようやく箍を外してくれた彼の乱暴な手つき、積極性に嬉しそうに喘ぎ、悶え、甘く鳴いて。乳房を揉まれて気持ち良さそうに身体を捩り、乳首はますます硬く大きくぷっくりと尖りを見せて。彼の手の中で形を変えながら、柔らかな膨らみは先端を色づかせていく)

「辞めないで…下さいませ…こんなにしておいて辞めるなて酷いですわ…あぁんっ!!あっ…んんっ…おっぱい見て下さいませ、私のいやらしいおっぱいを見て、ご主人様の好きなように味わって…あぁんっ!!」

(乳房を露出されて、形よく仰向けでも崩れない膨らみは仄かに肌を赤く染めて、色づき尖った乳首は綺麗な桜色。誘うようにふるふると膨らみは震えながら、彼の手を嬉しそうに受け入れて)

「ご主人様のおちんちん、とっても逞しいですわ…直に触っても宜しいですか?ご主人様のおちんちん…」

(そっとズボンの中に手を差し込んでいこうとしながら、許可を貰う前にパンツ越しに肉棒を撫でて。パンツが濡れている感触に気付けば手をパンツの中に入れて手のひらで包むように直に扱き、指を絡ませて扱いていこうとする)

フォルテ > 今目の前に映る女性が、自分が、さっきまでの二人と同一人物である事が信じられない程の豹変ぶりに、頭で理解しようとする事すら放棄した。何も考えない、獣のように女体を蹂躙する少年は荒い息遣いで胸を一心不乱に揉みしだけば、揉まれる中でみるみる硬くなっていく乳首を見遣る。

「はぁ、はぁ、はぁ…。こんなに、なって…。そんなおっぱい…見せつけられたから、僕は、僕は…!!」

顔を上げ、口角からよだれを垂らしながら乳首へと視線を移せば右胸へと吸い付くようにして顔を押し当て、先端を口に含めば力任せにちゅうちゅぅと吸い上げる。

「はぁ、はぁ…はぁ…んっ…むぅ…ちゅ…っ。…ぅ、…あっ、あぁ…!!僕の、ちん…ちん…っは!!ぁぁぁっ!!!」

ズボン越しに撫でられるだけと思っていた自らの陰茎。女性の手は、ズボンはおろかパンツの中にまで侵入して直に触れてくる。

熱を帯び、パンツの一部を湿らせたイチモツからはぬるぬるとした生暖かい汁が滲み出て来る。

「あぁ、あっ!!そんなに、そんなに触ったらっ!!あぁぁ、ぼ、僕…!!!」

サマベル > 「はぅんっ!あっ、あっ、ご主人様、気持ちいい、気持ちいいですっ!もっと、もっといやらしい私のおっぱい吸って下さいませ、ご主人様…ぁっ…んぅっ、気持ちいぃっ…あぁっ!」

(揉まれるたびに甘い吐息を零し、媚びるような瞳で彼を見つめ。膨らみは何度も揉まれて指の痕がうっすらとつきそうなほどで、彼の手の中で極上の柔らかさと弾力を与えて。そして顔が膨らみへと近づいてきて乳首を口に含まれれば高い甘い嬌声を上げ、ぎゅっと彼の後頭部を抱き締めて胸を押し付けて。尖りきった乳首は硬い感触を彼の咥内に、唇にと返し、吸われるたびに身体を震わせて甘く甘く、高く鳴く)

「ご主人様のおちんちん、とっても熱くて硬くて、大きくて素敵ですわ…それにもうとろとろのいやらしいお汁を出して…私を貪ってそれだけ興奮して下さったってことですわよね…嬉しいですわ?うふふ、このまま一度…出してしまいましょう?ご主人様」

(囁けばきゅっと肉棒を強めに、それでいて痛くなく心地よい力加減で扱き、先端を指先でくすぐったり裏筋をなぞって。射精させようと手のひらで撫でたりと刺激をし、扱いていく)

フォルテ > 温かい。柔らかい。…そして、いい香りがする。まるで赤ん坊にでも戻ったような気分で、夢中になって乳房を啜り、乳首を舌先で転がし、舐め回した。

「はぁ、はぁ…!!…んっ…っふぅ、…すごいや…女の人って…こんな風になるんだ…っ。はぁ、はぁ、はぁ…!!!」

女性の喘ぎ声を聞くたびに、知らず知らずのうちにもっと見てみたい と言う気持ちに駆られる。放り出された左胸の乳首を、右手の指でつまみ、指の腹で扱きながら面白そうにまじまじと顔を眺めて反応をうかがう。

「っふ、ふぅ、ふぅ…っ!!っく…ぁ…!!!…ぅ、だ、ダメ…で、出る…っ!!!あぁ、…ちんちん…熱い…!!ぅ、あ…っ!!!!」

もぞもぞ下半身を震わせていた少年は、懸命に陰茎へ与えられる快楽の波に堪え忍んでいたが陰嚢から亀頭にかけてほとばしる熱に、とうとう限界を迎える。

「あぁぁ、あああああぁぁぁっ!!!!」

取返しのつかない事をしてしまったような、悔いるような声と共に衣服に閉じ込められた中で敢え無く射精、ぴゅるぴゅると大量の精液を放ち、己の下半身を、女性の手を精液で汚し、ぐしょぐしょにしてしまう。

サマベル > 「あっあっ!気持ちいい、ご主人様、気持ちいぃですっ、あぁんっ!!はぁっはぁっ…あっ!んっ!!もっと、もっと舐めて吸って…噛んでもいいですから、ご主人様ぁ」

(啜られ転がされ、舐めまわされて、気持ち良さそうに甘い声を上げながら尖った乳首の感触で彼の唇、舌を楽しませて。夢中になって貪ってくれることに嬉しそうに微笑みながら、彼の頭を撫でて髪を梳くようにし、乳房を顔に押し付けて)

「あんっ!きゃっ、気持ちいい、ですわ…ご主人様、もっと乳首、苛めて下さいませ…もっともっと揉んだり扱いたりこすったり、私の身体を味わって楽しんでくださいませ」

(乳首を扱かれながら甘い声を上げて身体を震わせて乳房も震わせて、軽く背を反らしながら心地よさそうに喘いで。そして彼が切羽詰まった声を上げ、とうとう手の中に射精をしてくれればその量にうっとりした表情を浮かべて)

「流石は若いだけあってたっぷりですわね…うふふ、次は手ではなくて…私のここに、注いで下さいませ、ご主人様…一つになりましょう?」

(そっと彼のズボンから手を引いて、手に付着している精液を見せつける様に舌を出して舐めとり、美味しそうに飲んで見せて。そっと彼の手を自分の股間へと導き、もうぐっしょりと濡れそぼったショーツ越しに秘所へと触れさせて。次はここに欲しいと、熱い肉棒で貫き、中に出して欲しいとねだる)

フォルテ > 「んぅ…っふぅ、あむ……っ。はぁ、はぁ…。…じゃあ、じゃあこういうのは…っ!!」

唇で乳首を甘噛みし、舌でちろちろと舐め回せば、少し間を置いて軽く歯を立てて乳首を小さく噛む。右胸へと顔をうずめ、美しくやわらかな乳房が口内を埋め尽くさん勢いですっぽりと入り込んでくる。息を荒げながら、口を大きく開けてちゅうちゅぅと啜るが、口の端からはよだれが垂れ、乳房を伝いゆるやかに生暖かい唾液が垂れていく。


「っふぅ、ふぅ…はぁ…。…っはぁ…ぁ…っ」

射精を終えた余韻に浸り、一気に乳房を弄ぶ勢いが収まるが、不意に己の手が愛液で濡れた秘所へと導かれ、我に返る。

「……!!…入れたい……僕も、入れたい……。…待って。……邪魔だから……全部、脱ぐから」

そういうと、少しだけ名残惜しそうに起き上がり、乳房から口を離せばそっとエプロンを外し、股間をぐっしょり濡らしたズボンとパンツを一気に脱ぎ去れば、精液でいくらか白く穢れた陰茎を丸出しにする。

「……サマベルの…ここ…とってもいやらしい…はぁ、はぁ…ここに、僕の…ちんちん…。…っ、ははは…入れたい、早く入れたい…!!!」

サマベル > 「あぁんっ!!気持ちいぃですわ、ご主人様…凄く気持ち良くて…上手です、ご主人様…あっ、あっ、もっとぉ…ご主人様、もっと噛んで…吸って?」

(唇で甘く食まれ、舐めまわされた後の甘い歯で噛まれる感覚に気持ち良さそうに喘ぎを零し、顔を埋めてくるのを感じながら乳房全体で味わう心地よさに甘い声を零して。胸元に垂れる彼の涎の熱と肌を滑る感触に気持ち良さに身体を震わせて)

「はい、来て下さいませ、ご主人様…入れて下さいな…ご主人様のその大きくて硬くて立派なおちんちん…あぁ、素敵…やっぱりまだ若いから一度くらいじゃ萎えなくて…入れて下さいませ。私のここに、ご主人様のおちんちんを入れて激しく犯して下さいませ」

(相手が脱ぐのに合わせて自分も全てを脱ぎ捨て生まれたままの姿へと変わり、M字開脚をしながら自分の指で濡れそぼり、とろとろと蜜を滴らせる秘所を露わにして。ここに欲しい、入れて欲しいと強請り、入れて貰えればそれだけで軽くイってしまい……それから、一夜限りの主従の激しく深く、濃厚な交わりは続き、幾度となく彼の精を受け止めて、その夜は過ぎていって……)

フォルテ > 「ふぅ、っはぁ、ぁっ…んっく…じゅる…。…いけない人だな…っ。…欲張りで…いやらしくて…」

じゅるじゅると、搾乳器にでもなった気分か必死になって乳房を吸い上げ、何度も乳首に歯を当てたり舌を当てる。口から溢れる乳房を、女性の顔を眺める少年は何度見てもその美しい肌に見入っていた。

「っふふ…い、行くよ…っ。…あんなの、着て帰れないよ…。……僕も、同じように…。……サマベルのここ…たっくさん滅茶苦茶にして、お返しするんだから…」

そういうと、M字に広げられた女性の脚を、露わになった秘所を眺めると自らの手で陰茎を握りしめ、そっと近づける。

「うわ…綺麗…。……それじゃ…。…入れるよ……!!っぅぅ…!!っは…!!あ…!!うっ!!!気持ちいいっ!!!」

ずちゅぅ…。躊躇なく、真っすぐに突き入れる己の陰茎は、秘所を容赦なく貫き、根元まで挿入して互いの股をぴったりと合わせる。

「ふあぁっ!!!あぁ、何これ…っ!!?」

陰茎を咥える秘所のぬめり、肉感、温もり。すべてが己には勿体無さすぎる極上の心地よさに、少年の理性は完全に消し飛んだ。

それからと言うものの、女性が求めてか求めずしてか、少年は一心不乱に交尾をする獣の如く何度も陰茎を突き入れ、抜いてを繰り返す。

ベッドを激しくぎしぎし鳴らしながら、無心で腰を振り続けた末に…

「っああああ!!ああ、出す…出すよっ!!!中に、中に…っ!!う、…っはぁぁあああ!!!」

びゅるびゅる、陰茎と膣を密着させ、子宮口に押し当てた亀頭から大量の精液が解き放たれる。1度目にも増して、膣内へ吸い出されるかのように、少年は最後の一滴まで、激しく喘ぎながら膣内を己の白濁で染め上げる。

「…っはぁ…ぁ…ん…あ…ぅぅ…っ…」

2度に及ぶ射精の末、少年は女性の身体の上で、笑みを浮かべたまま小さく体を震わせてしばし動じずにいた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/娼館」からフォルテさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/娼館」からサマベルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にエレアノーラさんが現れました。
エレアノーラ > お昼過ぎ、買い物客で賑わう大通りを少女が優雅に歩く。
陽光に輝く絹糸のような金色の髪、自信に満ちたまっすぐ前を見つめる碧眼。
そして、爽やかな空色のドレスとシルク地の白い薄手のスカート。
可愛らしい幅広の帽子を被って颯爽と歩く様はまさにお嬢様と言った風情だった。
そして、幼い顔立ちに似合わず自己主張の激しい胸元や、スカート越しにうっすらとシルエットで透けて見える細い脚がすれ違う男達の視線を集める。
そして、十分に人の目を集めたことを確信すると迷うことなく細い路地へと身を翻し、大通りが遠目に見える場所までヒールを鳴らす。

「今日はこの辺で……。」

周囲、人の行き来が途切れるタイミングを見てスカートの中へと両手を差し込み、素早くショーツをずり提げる。
そして、何気ない澄まし顔で待ち合わせしているような演技でその場に佇む。
一見深窓の令嬢、しかし、肩幅に開かれた脚は令嬢にしては不自然で、そして、よく見れば透けて見えるスカートの奥、太ももに何かが引っかかり、下半身がAのような形になっていることがわかるだろう。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にグスタフさんが現れました。
グスタフ > 通りを歩いていれば痴女かと思うような出で立ちの女に目を奪われる。
あまりの堂々とした歩みに声を掛けるのがはばかられたのか。
彼女の通り過ぎた後にざわめきが起きていた。

男は迷うことなく彼女の入った路地へと踏み込んだ。
彼女の姿を下から上まで舐る様に見て顎を撫でた。

「……誰かお待ちかねかな?」

尋ねながら迫る。男が近づけば少女の姿は完全に隠れるほどの体格差だ。
彼女のスカートを捲りあげようとしながら、自らの股間を目の前に露出させる。

「俺と遊ばないか?」

エレアノーラ > 表通りが覗き見える路地、民家の壁を背に手持ち無沙汰に立ちすくんでいると山のように大きな男が近寄ってくるのが見える。
すぐ目の前、立ち塞がるよう見下ろす男をいかにも気の強そうな碧眼で見上げる。

「貴方、見たことありますわ。確か聖堂騎士……。」

年の割には大きく育った膨らみを持ち上げるよう仁王立ちし、怪訝な表情を浮かべる。
捲りあげられたスカートの中には膝上までずり下げた薄いピンクのショーツとほとんど毛の生えそろっていない下腹部。
王族の一員として参加した式典で見かけた大男、確かに見覚えがある。
自身は数多の姫達の中、特に目立たぬ位置へと配されていた為顔を覚えている者は少ないだろう。

「遊ぶ、と言うのはその汚らしいモノで何かするという意味ですの?」

すぐ目の前、体躯に見合った巨根へと視線を向けないまま、不機嫌そうな表情で見上げ、あろうことか垂れた男根を右手で平手打ちする。
出来るだけぞんざいに扱ったほうがより滅茶苦茶にしてもらえる…齢十四にして覚えた駆け引き。

グスタフ > 「……なるほど、姫様に覚えてもらうとは光栄。ではあらためて自己紹介を」

少女に股間を平手打ちされて、むくりと鎌首をもたげる。
丁寧な口調で、少女の頭を鷲掴みにして自らの股間をねじこみながら告げた。

「グスタフと申します。姫様」

そのまま路地裏の影へと少女ごと消えていく。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からグスタフさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からエレアノーラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にシュカさんが現れました。
シュカ > 陽も高いということもあって、冒険者ギルドは相変わらずの賑わいを見せていた。
食堂兼酒場も併設されているから、時間的にもまだまだ賑わうころだろう。
赤毛の男は、麦酒の入ったグラスを手に、賑わうギルドの壁際へと足を運び、数々の依頼が貼られたボードを眺めている。

「…湿気てンなぁ、報酬」

内容より報酬。
守銭奴というわけではないにしろ、依頼を受ける上で重要視するのがソレなのだから、どの依頼書も報酬額が目につく。
難易度はともかくさほど目を見張る報酬もないから、つまらなさそうに麦酒を口に運び、再度依頼書を眺めて行く。

シュカ > 初心者向けの植物・魔法素材収集や護衛の依頼から、魔物退治の依頼まで、さまざまなモノが書いてある。
一通り壁際に貼られた依頼書に目を通したところで、お、とばかりに目を瞬かせ、一つの依頼書で視線が止まった。

「小麦の運搬。謝礼として麦酒飲み放題?!」

なんと素晴らしい依頼!とばかりに思わず見入ってしまうその依頼書。
確かに報酬額はさほど多くはないが、それとは別につく所謂副賞的な報酬には惹かれるものがある。
手にした麦酒をぐいっと呷って飲み干すと、ふむふむ、と顎先に手を添え、ちょっと真面目に依頼書を読み始め。

シュカ > 少々体力は必要になりそうな依頼だが、麦酒飲み放題という魅力的な報酬は捨てがたい。
小麦の運搬だから、おそらく収穫した先から集積場まで運ぶのだろうが、まぁ、その辺は体力で何とかなる…だろう。
そこまで深く考えないし、そもそも依頼書にも詳細は書かれていないから、行けばわかる、と割り切ることに。

手を伸ばし、ボードに貼られた依頼書をぴっと剥し、それを持ってカウンターへ。
迷わず依頼を受ける手続きをしては、王都からは少し距離があるが、それも麦酒のため!
飲み放題が待ってるぜ!と鼻息荒くいざ麦酒の聖地…ならぬ、小麦畑が広がる王都近郊の村へと、足取り軽く向かっていく。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」からシュカさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/」にリンさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/」からリンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にハルツさんが現れました。
ハルツ > 「……うー。やってしまいました……、…」

路地裏の一角。所謂袋小路と呼ばれるような箇所。
少女の自宅のすぐ傍に位置する。

置いてあった木箱の上に腰をかけて、四角く見える夜空を見上げる。
人の気配がない為に、くったりと身体の力は籠らず、腑抜けの極みといった風だが、何せ顔色があまりよろしくない。

夜目の効きが人並の少女の瞳からでも見える自室の窓は、夜だというのに全開で。
中からは何やら不自然な甘ったるい香りが充満しており、今、まさにその匂いを部屋から追い出すべく換気中。

緊急を要する脱出だったか、普段はかぶっているとんがり帽子はかぶっておらず、頭上が落ち着かないのか、片手が頻繁に頭上や前髪を撫でた。

ハルツ > まだ、部屋の換気は終わりそうにもない。
当然だ。煙――香りは部屋中いっぱいに充満したのだから。

全ては己の調合の失敗が原因とはいえ、他者にぶつけたりしない分、溜息をつく権利はあるはずと、
自室の方角を眺めながら、それはそれは、深い溜息。

眉尻が垂れる、唇をへの字口に曲げる。ジト目を作る。

大よそ人前では出来ない、女の子らしい仕草とは程遠い其れらを平然と行えるのも、夜と、他者がいない環境ならでは。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシャドウさんが現れました。
シャドウ > 仕事柄嗅覚は敏感な方で有るが為、今宵は微かに鼻につく嗅ぎなれない甘ったるい香りに誘われて普段ならあまり立ち寄らない路地の方に向けて歩いている。

記憶に寄れば確かこの路地の奥は行き止まりで有り、近くには確か腕のいい薬剤師が居たような……。
一度仕事用の薬を頼んで見たかったし、出来れば顔を繋げて色々と仕入れさせて貰えれば……と思っており、匂いを追うのは好奇心、ただそれが何であれ結局はその薬剤師を探すのに好都合で、足は迷う事無くその袋小路の方に……。

で、鼻を獣の如くスンスンと鳴らして嗅覚に意識を向けいるのだが、不意に視界に何やら木箱に腰をかけた人影を見つける。
遠目から見ても浮浪者には見えない、が何だか色々とピンとくるモノが有り、進路を人影の方へと向けズケズケとその距離を詰めていく。

「……どうしたお嬢ちゃん、家の鍵でも落して締め出されでもしたのかい?」
口に咥えた煙草モドキ、辺りに香る香りとはまた違う紫色の煙を浮かばせるそれを咥えたまま器用に言葉を人影に向けて、適当にひらっと左手を左右に揺らす。

ハルツ > 人が来る。袋小路であるから、自然と入口となる通路側に目線を向けた。
知らない男の人、に警戒するよりも先に、咥える煙草の銘柄、配分が気になるのか、スン、と鼻を鳴らしてしまう。
――外にいようとも漂う甘ったるい匂いの中で、それが嗅ぎ取れたなら幸いではあるが。

木箱の上に座る女は、全身黒づくめのローブ。家々からの漏れた灯りでまったくの暗闇とは言わぬが、それでも太陽が出ている時とはくらべものにならない闇。
――髪の、白に近い色は、夜の闇に浮いているだろう。だから、声をかけられたか。指で摘まみ、ひと房、弄った後。

「……――そうです、ね。締め出されたのは事実ですが。
 残念ながら、私は一人暮らしでして。…締め出したのは、家人ではなく、――例えるなら、…悪い魔法、ですね」

髪を弄った、細く白いその手を。
相手の仕草につられるように、ひら、ひらと。

シャドウ > ――煙草モドキ、薬草霊薬諸々を刻んで配合された急速に魔力を体内に充填する少し危険な部類に足を踏み込んだ煙草に良く似た似て非なるモノ。
先端は赤い火ではなく、青紫色の不可思議な色の火が灯り、其処から紫色の煙が立ち上る。
香りは非常に甘く、魔力の受け皿が浅いモノが匂いを嗅ぎ続けると腰を抜かすほどの甘い痺れが走るという、それを好き好んで吸ってるわけではなく、生命維持の方法のひとつである。

その煙草モドキを咥えながら言葉を紡ぐと、咥えた煙草モドキは上下に揺れ、揺れる衝撃で先端部分から黒く消し炭の如くホロホロと崩壊していく……まあ何時もの事だ。

「……ハァ、そりゃ難儀な事だ。魔法は……あまり得意じゃないからな余計なお節介はパスするとして、この辺に腕のいい薬剤師がいるって話しなんだがお嬢ちゃん知らないかい?」

魔法と聞くとしかめっ面にもなろうが、琥珀色の眼に映る木箱に座る黒衣の人影は何近づいてよくよく見ればかなりの上玉である。
身を包んでいる黒の所為で肉付きは良く判らないが闇夜に浮かぶ星々に似た青みかかって見える白髪に美味しそうな唇に愛らしい相貌、思わずツマミ食いしたくなるのだが、まずは不躾ではあるが噂の薬剤師の事を知るか尋ねてみる。
悪い魔法と言うのだから、若しかしたら知り合いかもしれない……と。
手を出すのはそれからでもいい、何でもいいから切欠があればそれがベター……無けりゃ強引に剥いても悪くない、何て考えている表情は決して人懐っこい善人の笑みではなく、なんと無しに値踏みするような視線とニィと唇の片隅持ち上げて人の悪そうな笑みを浮かべてしまっていた。

ハルツ > 「アハハ。お気遣いだけ頂いておきます。
 自業自得なので、そのあたりは――……何とか、する、のでー……」

まがいなりにも魔女、ではある。
全くその受け皿がない、とは言わないが、所詮は並の人間だ。

煙草の副流煙、ともいうべき其れは、充満する香とは異なり――、己の知識を総動員するに、あまり自分に良くないモノ、というものは理解した。
口元、鼻までをローブで隠す。マスクの類は部屋に置いてきたので、布越しに防ぐのが今は精々だ。

「薬剤師ですか?
 この辺りにある薬を扱うのは、――私、だけの筈です。
 腕がいいかは、……正直、保証しかねますけれど。何せ、この有り様です」

あまり自分を高く見せる気はない。
自信家からは程遠い性分。正直に、辺りに充満する匂いの原因が己である事も匂いの原因の窓を指さす事で、暗に告げて。

ただ。
相手の浮かべる笑みの質。正直、あまり良くはない類のもの。
それに無警戒でいられる程には夢見がちではなく。
だから。ここは己の家の近所で。家もすぐ傍にあるのだと、悲鳴を上げれば助けにくるような環境にあるのだと。そんな警告も込めているが、伝わるかどうか。

――実際、悲鳴を上げるような根性はないのだが、そんな性分までは、会ったばかりの彼は知らないだろう。

シャドウ > 琥珀色の眼の先で人影が……女が口元まで鼻から口元までローブで隠す仕草に「ああ………。」と軽いぼやきを吐きながら、一度だけ思い切り煙草モドキを吸い込んで体内に魔力を急速充填するとまた半分ほど残っている煙草モドキを地面に吐き捨て、靴の裏でグリグリと踏みにじって煙草モドキを散らす。
散る瞬間は強い匂いがふわっと広がるが、それも直ぐに消えていく……。

「……とー悪いな煙かったろ?なるべく人前では吸わないように……ってアンタがその噂の薬剤師か!こいつは重畳、この有様って言うのはあえて深く突っ込まないでおくが、オレの名前はシャドウ、薬剤師さんの名前を聞かせてもらえるかい?」

情報を知っていればと思ったがまさにビンゴ、本人と遭遇出来るとは今夜はいい酒が飲めそうだ。
一度視線をチラっと噂の悪い魔法が広がるご自宅の窓に向けるが、視線はその一瞬だけで今後とも色々な意味でご贔屓したくなる薬剤師の方へと戻す。
それから左手を自分のズボンでごしごしと擦ってから、その薬剤師の女の方に手を差し出して――握手の心算だ。

表情は煙草モドキの件もあるが相手の言葉の中に露骨に此方への警戒を感じ、何とも言えない苦笑いを浮かべてから、それを隠すように商売用の軽薄な笑みを浮べると手を差し出していないほうの肩を軽くすくめて見せた。

――さて、その警戒心のある言葉をどうとるか。
この辺りは鼻薬を利かせた役人や兵士が居るわけで、万が一でも問題は無い筈。
それにその程度のあれこれで見なかった事に出来るほど、この薬剤師の女は正直惜しい……。
さて、喰う事は食うが何処まで喰らうか、格安で薬を作らせるツテにすべきか、ドロドロに落としてその身体で色々と役立ってもらうか、思わずそんな算段だけで笑いがこみ上げて、また唇の片隅が持ち上がりそうになるのだった。

ハルツ > 「……―― あ、っと。……いいえ。
 此方こそ趣向品を楽しむ一時を妨げてしまって申し訳ありません。」

相手にとっては露骨に見えただろう。
口元を隠す行為も、けん制の為の一言も。
そのどちらにも苦言を呈する事がなかった為に、双眸を丸く広げた後に、慌てて頭を垂れる。
月の光で、きらきらと青く瞳が輝いた。

多分、そう悪い人じゃない。少なくとも今のところは。
警戒心は無くはないが、だからといって強いわけでもない身。
そう印象を正せば、差し出された手に、両手を差し出せば、柔らかく包むように握手を返そう。

「シャドウ様。……はい、私はハルツと申します。
 もしかして、何か薬がご入り用なのでしょうか? どういった効能、効果のものをお探しですか?
 ……――あ、一応、念の為に。
 私はただの薬剤師。不老や、永久の力や。そういったものは与えられないのでー」

あくまで。平凡な、何処にでもいるただの薬剤師。
そこは勘違いされないようにと強調しておく。

商売モードに意識を切り替えようとして、帽子がない事にまた気付く。

やりづらい。

眉間に皺を寄せて、握手を終えた手が、また頭上へと伸びて、髪を梳いた。

シャドウ > 友好的な意味合いを込めた左手を包むように重ねて触れる柔らかな薬剤師の女の掌は何とも言葉に出来ない心地良さが有る。
それに態度一つとってもナニするにもとても良い反応で啼いてくれそうだ……。
あの月の光を弾いて輝く青い瞳は涙で輝けばもっと綺麗だろう、とか表情では取り繕っても隠せぬ欲望、矢張り我慢できず口の片隅をククと持ち上げて、悪い笑みを浮べてしまうと……善人面もただの客を装った商売人の顔も出来なくなる。

「ハルツちゃん、な……。ああ金貸しって仕事柄、媚薬に自白剤に眠り薬に諸々が確実に手に入るルートが欲しくてさ、腕利きなら無味無臭の奴出来るだろ?それに何と言ってもこんな美人だ。薬のお試しも捗るってもんだ。」

元々滲み出しては居たが、一皮剥けば唇の片隅を持ち上げるニタァとした悪人面通りの人間であり、その予想を裏切らない言葉を躊躇いもなく、煙草モドキの成分残る甘ったるい息と共に吐き出すと、今度差し伸べた手は右手、その白く美しい長い髪を梳くその手首を握りこみ、ぐぃっと女の身体を此方に手繰り寄せようと引きながら、もう片手で引寄せた身体の腰の辺り伸ばして、腰を抱えて抱き込もうとする。

その動作一つもなれたもの、躊躇いもなく、加減もなく、女を毒牙にかける事を何とも思わない行動の手本のようなもの、その場所時間ですら気にも留めない……。