2017/04/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にエスタさんが現れました。
エスタ > 大道芸人がそれなりに集まる街道の一つ。彼女もまた芸人としてここに来た。今日はなんだか人が少ないな、と思いつつ自分の芸を行うことにする。
ギターのような楽器を取り出し、静かに弾き語る。最初は穏やかな、さみしさの中に希望を感じさせる。静かな励ましのような歌。

「~♪」

あなたは彼女がけっこうお安い値段で色も売ると知っていてもいい。彼女もその目的で来ている面もある。お金も人肌も必要なのだ。

エスタ > 立ち止まる人は少ない。それでも歌う。人前で歌うのは彼女にとっても楽しいのだ。
歌う歌は少し古い流行歌だったりする。20代後半から30代くらいなら聞いたことあると思うような歌。

「~♪」

歌詞には今の時代が色あせて荒廃しているとか、いつか夜明けがくる、とかありきたりだがそれでも希望を感じさせるに十分な表現力と歌のうまさはある。

エスタ > ほんと人こないなあ、と思いながら歌う。ちょっと曲調を変えて穏やかだが芯の強い恋歌を歌う。

「~♪」

あなたをあたためたい。そばにいたい、手をつないでほしい、世界を敵に回してでもあなたのそばにいる、とか軽快なメロディに対してけっこう重い歌。
彼女自身の能力によってさびしい、つながりたい、という思いが伝わるかもしれない。
彼女はつらつら考える。

(ほんとに来ませんねー。今日はだめな日でしょうかねー)

見るからに異形な外見に対して、実は内面はわりと普通だ。

(あああ…最近してないからうずきます…今なら大安売りですよー。まあ、むしろこっちがお金払うべきなのかもですけどね。私見るからにゲテモノですし…)

曲が一区切りして、カバンから水筒を出して飲む。

「んー…」

エスタ > 歌は少し休むことにしてなんとなく異能で刃引きしたジャグリング用ナイフを作り出しひょいひょいとジャグリングして見せる。

(まあ、私が道で座り込んでいたら衛兵に囲まれそうですしね。芸をしているていは保っておかないとですね)

あまりやる気なさそうにひょいひょいジャグリングしている。だが投げてるナイフと彼女自身がかなり大きいのでそれなりには芸として成り立っている様子。

エスタ > どうも遠巻きに人は通り過ぎるだけの様子なのでめんどくさくなってカバンから紙を出して立てかけておく。

『休憩中。お金をくれたら芸をします』

水筒から水を飲んでビスケットのようなお菓子をさくさく食べる。

エスタ > 今日はどうも駄目な様子だな、と思いとりあえず最後に1曲だけ歌って帰ろうとする。
オリエンンタルな旅情あふれるやっぱりちょっと古い曲

「~♪」

好色な遊女の歌だ。下品になりすぎない程度に色気を出している歌詞である。優しい男も好きだけど、強くたくましい人が素敵だわ!くらいの歌詞。
優しく妖艶に歌い上げる。大きな声量が要求される地味に難易度高い曲。

エスタ > 荷物を片づけて帰っていく。どうも駄目らしい。
ためいきを一つついていずこへかと消える。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からエスタさんが去りました。