2017/03/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 大通り」にアシュトンさんが現れました。
アシュトン > ひーふーみーよー……

(財布の中身を、何とも言えない声と表情で数えながら、大通りを歩く男が一人。
日も暮れ始めた頃合いに、一部は店じまいや歩く人もまばらになりはじめ。
男の様そうもあいまって、若干もの悲しい雰囲気が漂っていた)

うぅむ、予定よりも懐の具合が切ない……アイツの面倒を見る関係もあるし、ちょっとばかり入用になりそうなんだがなぁ。

(夕の色から夜に変わり始めた空を見上げれば、へふっとため息が漏れた)

アシュトン > でかい仕事でもありゃいいんだが、平和なんだよなぁ最近は割と。

(若干心もとない重さの財布をコートの内ポケットにしまい込むと、正面からやってきた人を横に避け歩き始める。
何時ぞやの戦乱のように、仕事柄大きな事が起こればそれだけ仕事も増えるのだけれども。
ここしばらく、生憎とそういう火種は見当たらない。
主戦場やら砦やらは相変わらずと争っているのだろうが、この辺りは慢性化していて旨みもない。
二束三文で傭兵が投入されていくと言うのも、ナントも人の命が安い話である)

アシュトン > 冒険者らしく、遺跡調査でもすっかねぇ。拘束期間が長くなるのが、難点だが。

(何だかんだと言っても、遺跡関係が冒険者の仕事では花形だろうか。
調査内容によって出る依頼料は正直と言えばスズメの涙なのだが、内部で手に入る物品の売却利益がやはり大きい。
勿論と危険はあるし、準備費用やら調査期間も掛かる上に、外れでしたなんて事もザラなのだけれども。
冒険者なんてのは往々にしてロクデナシであり、そんな奴らにはこういう博打が好まれる、ってのもあるのだろう)

ま、いいや。とりあえず酒でも飲んで考えよう。

(そしてここにもロクデナシ。
のろのろとした足取りは、そのまま人気でにぎわう酒場の方へと向かっていくのであった)

ご案内:「王都マグメール 平民地区 大通り」からアシュトンさんが去りました。