2017/02/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 大衆酒場」にジュウトさんが現れました。
ジュウト > 「痛いっ!見た目で判断して石を投げないでえっ!」
子供たちにモンスターと間違われた大男は逃げるようにして大衆酒場へと駆け込んだ。
頭蓋骨の浮き出た悪魔を模したフルフェイスの甲冑からほろりと涙が流れ落ちる。とりあえずはシュワシュワしたエールなるものを注文し、人心地つけば、あたりを見回し自分の浮き具合に胃を痛めた。
「浮いてます、浮いてますよね僕。」
兜の中に反響する、青年の声。それは明らかに意気消沈しているのが解る。
ウェイトレスが運んできたエールを流し込めば、先ほどまでの暗澹たる気分もいくらか炭酸の与える爽快感に消えていく。
「まずは…どこへいけばいいだろう…。」
そう、誰へともなく呟けば、ふらふらと酒場の出口へと向かう暗黒騎士。
しばらくのあと「やめて!石を投げないで!」に加えて「アンデッドじゃないんです!聖水をかけるのはやめてえ!」という声が路地に響いたのは言うまでもなかった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 大衆酒場」からジュウトさんが去りました。