2017/02/04 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にチューベローズさんが現れました。
■チューベローズ > 夕食後の散歩。
ぽくぽくと響く靴音は少女の厚底のサンダルの音。
「流石に夜は寒いわねぇ」
ぽつりとそんな言葉をこぼしながら歩みを進める少女。
何か面白いことでもないかときょろきょろと周りを眺めていて。
今の生活をする前をふと思い出しながら、少女は歩みを進める。
■チューベローズ > 「あぁ 誰か温めてくださる方はあいらっしゃらないのかしら」
少女はスカートをふわふわと揺らしながら歩みを進める。
自分が今住んでいる所に比べれば小さい。
が、平民地区であれば最下層とは比べられないほどに、恵まれているのは確か。
はるか昔最下層に身を置いた少女はふと感慨深げに周囲を眺める。
「近いうちに昔棲んでいたところに行くのも悪くないわね…」
もうどれほど立ったであろうか。少女の意識ははるか昔の事でも霞むことのない記憶の中の旅。
護衛を先に返せば一人っきり。平民地区の中でもやや如何わしい場所に一人で歩みを進める。
■チューベローズ > ぽくぽくと歩みを進めながら少女は夜の闇の中へと姿を溶かしていく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からチューベローズさんが去りました。