2017/01/20 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にノーガルトさんが現れました。
ノーガルト > (平民地区の商店街。
冒険者ご用達の店も並んでいることから、ノーガルトも愛用していた。

とはいえ、今は保存食も足りているし、ランタンの明かりもまだ余裕がある。
テントに関しても、まだまだほつれもなく雨風程度ならば十分しのげる。

しいて言えば、傷薬がすこし足りないかもしれない。
とはいえ、あまり傷薬を自分で使うこともなく、今ある分で十分だろう。
足りないものが思いつくはずもなく、ノーガルトは少し散歩がてら、平民地区の商店街を歩いていた。)

「………。」

(こうして、一人で歩くのはいつ以来だろうか。
最近は、隣にいつも誰かがいる気がするし、一人で買い物などとする機会はなかった。

久しぶりの一人。
なんだか、ひどく隣が寂しい気がする。)

ノーガルト > 『一人でいるのは慣れているのではなかったか、ノル?』
「うるさいな…、最近一人でないことに慣れていたからな。」

(平民地区で暮らすようになってから、いろいろと考えることが増えた。

毎日が楽しくて仕方がない。
冒険者としての名声とか、そんなものはどうでもいいのだ。

ただ、考えることはただ一つ。
あいつに、ふさわしい男になりたいと、それだけを願っていた。)

ノーガルト > 「結局買うものは何も思いつかなかった…か。」
『なら、家に帰ればよかろう…。俺も随分と冷えてしまった。』

(ずっとさやにいるのに、寒くなるというのはどういうことなのだろうか。
そういえば、ダインは熱い時には熱いというし、寒いときには冷たいという。
剣なのに、そういう感覚があるのかと驚いたのは最初だけだった。

彼らには意思がある、ならば感覚も持っているはずだ。
そう、自分を納得させて、居住区のほうへと足を向けた。)

「…なら、暖炉のそばに置いてやろうか?」
『…ちゃんと回収しろよ、ノル。』

(そんな、相棒とも呼べる剣との会話を交わしつつ。
途中、酒を購入して帰路へとつくのであった。)

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からノーガルトさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区娯楽街」にリリアさんが現れました。
リリア > (食事と酒を終え、からんからん、という音を立てて酒場を後にする。アルコールの影響か、白い肌を僅かに朱に染めながら、寒空の下にその姿を晒す。流石に千鳥足であるとか、明らかに息が酒臭いであるとか・・・祖の域まで飲んだくれてはいないものの、多少酒を飲んでいるのだろうな、とわかる程度の状態である。事実、そんな浴びる程飲んではいないので・・・ほろ酔い程度である。まぁ、普通の酒場だろう、と思って入店したのだが・・・値段の割になかなか美味であった。お酒が入ったのもあってご機嫌になる程には、美味しかった。)

なかなか美味しかったわ・・・。

(ふふ、と僅かに赤い顔で楽しげに笑いつつ、平民地区の娯楽街。その夜の街を闊歩する。あちこちから娼婦や男娼の誘う声。それに応える商人や冒険者の姿・・・。貧民地区や奴隷市場に程近いこの地区を少女は渡り歩いて。)

あとは・・・美味しそうな血と精さえ頂ければ最高、なんだけど

(食欲は満たされた。けれど、人としての食事だけでは魔族としての空腹は満たされない。吸血鬼であり、夢魔。その2つの側面を持つ少女の腹を満たすのは血と、精液や愛液といった 人の体液 である。その少女からしてみれば、平民地区の中でも比較的危険な場所にある此処は絶好の狩場。どこかに美味しそうな子とかいないかなぁ・・・と、荒くれや娼婦などに混じってちらり、ちらりと辺りを見渡しながら娯楽街を渡り歩く。美味しそうな獲物、或いは餌。そんな子がどこかに転がっていないかなぁ、と。 ――それなりに見目が良く、小奇麗な格好をしているものだから食事を探す吸血鬼本人も辺りから一定の注目を浴びるかもしれないが・・・それを本人を気にした様子もなく、今宵の牙を潤す相手を探して夜の娯楽街を渡り歩いて。)