2016/12/18 のログ
ソル・グラディウス > 「わかるわかる。…気が合うな。お前とは」

彼女の言葉に終始頷きっぱなしでそう告げる。
魔剣を持ち、同じ火を使役するからだろうか。彼女の言葉に賛同してしまう。

「あぁ、その方がいい。
 場合によっては下心丸出しな依頼があるからな。いざとなったらチンコちょん切ってやれ」

いやそうな顔をしてしかめている彼女の顔を見て、笑いながらそう告げる。
本当に王都の騎士貴族を毛嫌いし、むくれている彼女を見れば滑稽で可笑しい。
彼女は本気なのだろうが怒っている様子が可愛らしくついつい笑ってしまったのだ。
何とか笑いを抑えて、『すまんすまん』と謝りながら手でハサミを作ってチョキチョキと指を動かす。

ルゥ > 「そお?まあ…そういう腐ったなかにいると、自分も腐るでしょ?いつの間にかね」

場に飲まれるというのだろうか
感覚がいつのまにか、おかしくなってる騎士団の人たち

「そうね、燃やしちゃうといいね」

考えただけでもイラッとする、この年頃なら
もうすこしオシャレや、楽しいことも多いはずなのに
現実の汚さばかり目がいく…と怒ってると
また隣で笑ってるのがいて

「ソルー?」

横目にも睨む、迫力なんてないけど

ソル・グラディウス > 「……自分も腐る、か。」

彼女の言葉を聞けば、途端に笑顔が消えてそう呟く。
色んな経験をして、汚いモノを吸い続けた自分も腐っているのかもしれないと
その言葉に重みを感じて途端に黙ってしまう。

「見た目に反して過激だなお前。
 ……強い女は好きだぞ。見ていて面白い。」

燃やしちゃうといいと可愛らしい顔で毒を吐く彼女にそう返す。
しかし、彼女のいう事は最もであり、憎悪の感情を隠さないことに好感を抱く。
不正を許さない強い意志と決意を抱いた彼女にどんどんと惹かれていくが
笑っていた自分を睨むような視線が飛んできた。

「…俺のは、ちょん切んないでくれよ?」

睨んでいる彼女に少し驚いた様子でそう返す。
自身の股間辺りを両手で覆って、ガードするように彼女から離れる。

ルゥ > 「王都騎士団みたいな、同じとこにずっといたらね?」

自分が知ってるのは場内でもマトモなのは数人くらい
その人らの感覚もいつかマヒして、腐れ貴族と同類になるのだろうと感じる

相手が黙るのにチラっと見て

「ソルは、苦労たくさんしたことあるんでしょ?怪我もたくさんしてたもんね」

人は少なくなっていく貧民区に近づいてきたようで

「ソルは…そのぶん、浄化したらいいんだよ
 中身をリセット…」

感情的で表にも出すから、喜怒哀楽ははっきり激しい
プンプン怒ってたのも距離をあける相手に
にこーっと笑みを深めて

「ソルが悪いことしなかったら、燃やさない」

ソル・グラディウス > 「……」

王都の騎士団、貴族。それとは違った場所で腐り始めている自分。
悪いことも散々して来た故に彼女の言葉を全て肯定は出来ずにただ黙るしかなかった。
そんな自分を気に掛けたような言葉が飛んできて、嬉しくなってやんわりと笑顔を見せる。

「覚えてたのか…
 浄化か…具体的にどうリセットすりゃいいんだ?」

笑みを深める彼女にこちらも優しいほほ笑みを返してそう聞く。
喜怒哀楽の激しい感情豊かな彼女を微笑ましく感じつつ、浄化の方法を聞く。

「はは、だったら嬉しい。ありがとうな」

彼女の言葉を聞けば、肩が触れ合う所まで近寄って礼を告げる。

ルゥ > 「月光浴もいいみたいだよ、私もたまにする」

ただ月の光を浴びるだけ…それでも、自分のなかで何かが
溶けるような澄むような感覚
いつもしてることしか、すぐに出てこず

「でも精神統一とかも結局は自分との対話だもの…自分に向き合う時間が大事てことじゃやない?」

これは母親であるエルフ側の話、人の世界ではどうか知らないけど
母親から聞いてた言葉を伝えて
目的の場所の近くまできては足を止める

「このへんみたい?」

ソル・グラディウス > 「月光浴?あぁ…月見みたいなもんか。今度一緒に行くか?」

彼女の言葉を聞いて、一瞬だけ首を傾げるものの自分の中で完結する。
彼女なりのリラックス方法なのだろうと月見をしている自分と重ねる。
今度月を観ながら晩酌をと思って彼女を誘う。

「自分と向き合う、か。…修行とかで瞑想はしてたりするんだがな、それとは違うのか?」

瞑想や精神統一。そこら辺の違いが判らず彼女に聞く。
エルフ特有の観念の話を聞けば、勉強しているようで少し楽しい。
足を止めた彼女と一緒に自分も足を止めて、その家を見上げる。

「…どう思う?」

見た目の第一印象はどう、と彼女に問いかける。

ルゥ > 「イメージはそうねお月見、でもお酒抜きのお月見が、月光浴
 体に月の光を浴びるイメージね」

お誘いには頷き、月光浴ならお酒抜きだから、前か後かに飲めばいいので

「少し似てるかも、頭のてっぺんから真っ直ぐいくつかある、チャクラをいうものを
感じていく感じ…うまく説明できないけどね」

力の利点をとなる場所が体には数箇所存在して、そこを辿るイメージで高まめるというもの
目の前は…長屋のような繋がってる建物
入口は別々だけど…2階建てのようで、見た目良すぎることもなく
ボロすぎることもない…安いのは、やはり治安のせいかと
貧民地区と塀を挟んだだけの場所のせいかと考える

「ソルならどうする?この建物」

ソル・グラディウス > 「酒抜きの月見か。…ふぅん、そういうのもあるのか。」

顎に手を添えて、酒抜きの月見を想像する。
味気ない気もするがそれがリラックスの極意なのかもしれないと一人で納得する。

「チャクラ?…生命エネルギーとかそういうもんか。
 よくわからんな、チャクラを感じる?」

力の利点、体幹にある生命エネルギーの話をしているのかと難しい話になってきて困惑する。
エルフの言い伝えか何かだろうと民族文化色が濃くなった事に納得をしておく。

いざ建物を見渡す。
ボロ過ぎなければ、見た目が良すぎる訳でもない。
とは言え安いし、塀をくぐるだけで平民地区へ行ける。
彼女の事だからコソ泥や強盗に物を盗まれたり、強姦されたりはしないだろうと結論付けて…

「いいんじゃないか?どうするって言われても…流石に汚すぎるからリフォームから始めるがな」

第一印象を述べれば、彼女の方を向く。
彼女自身はどう思ってるのだろうかと気になりつつ、問いかけるような視線を向ける。

ルゥ > 「ま、今度ね
 口で説明するのむずかしい…」

いろいろきいてくれるのは嬉しいけど、自分も感覚でしてたこと
説明となると下手になり口ごもる

建物を見ながら、まあいいか…合間に掃除したらいいかななどと
長屋風だけど周囲にあかりもない、隣近所は空家のようなのも気楽と

「じゃあここにしょう、今度契約してくるよ」

外からみただけだけど…まあ、悪くもない、あとは…抜ける口実を考えないとと

ソル・グラディウス > 「あぁ…」

色々な質問に答えてくれる彼女。
それに嬉しく感じつつ、口籠る様子を見れば励ますように背中を叩く。

何かを考え、建物を見ていた彼女。
しばらくしたら決断をしたように告げられた彼女の言葉を聞く。

「あぁ、いいんじゃねぇか?…平民地区とも近いし、治安は悪いがそう気にすることでもないだろ。」

彼女に対して、そう返せば次は騎士団を抜け出す口実の事。
どうするべきかと自分も考えを巡らす。

ルゥ > 「さて見たし、帰ろ…ソルゴハンたべにいこー?」

とりあえず納得して建物はここに決める
あとは…抜けるタイミングと口実

くるっと向きをかえて相手をほぼ無理に誘うように

「今度は口実を考えよう、でもお腹へったし…何か食べたい」

お酒よりも今は食い気…たくさん歩き回ったし、と言い訳をつけながら
平民地区のどこかにでも食べにいこうと誘い歩きだして

ソル・グラディウス > 「あぁ、そうだな。俺も帰…やけに唐突だなオイ」

帰ろうとした所にご飯を食べようという申し出が来る。
その事に困惑気味にジト目で彼女を見つめて、そう返す。
しかし、美人からのお誘いは悪い気はしないと表情を戻して口を開く。

「口実な。…俺も色々考えてやる。…新しい『すいーつ』とやらが発売されたんだ。それ食いに行くぞ」

彼女の言い訳を聞けば、太るヤツだと考えつつも口が裂けてもそれは言えずに頭の中に留めておく。
彼女の誘いには快く乗っかり、以前買った甘味の新商品が出たと告げれば彼女と肩を並べて歩く。

その後、公園のベンチでスイーツを食べるエルフと黒づくめの男性が目撃されたらしいがそれはまた別の話―――

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からルゥさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からソル・グラディウスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 武器屋」にアルスさんが現れました。
アルス > お昼を回った時間帯の平民地区、その一角にある武器屋。
時間のせいか品揃えが良くないのか閑古鳥の鳴いた店内で武器を見る。
店主すら暇で居眠りをする中を壁に飾られる剣を見たと思えば乱雑に置かれる値段の安い剣や槍を手に取り持ち具合や振ったバランスを確かめる。

「重心も悪いし材質も悪い。値段相応か」

人がいないから混まなくていいと立ち寄った店ではあるが人がいないだけに品ぞろえも悪いと呆れ。
手に取った剣を戻せばまともな武器でもないかと剣や槍以外にも眺めて歩く。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 武器屋」にハルクラム=メイプルさんが現れました。
ハルクラム=メイプル > 薬の素材の収集も終え、襲いかかる魔物の為に消耗した矢やら弓糸やらを求めようと、ハルクラムは質素な武器やへと入っていく。平民の武器屋である。貴族暮らしの彼女には相応な物は置いてないか、いや戦闘の用具に関しては遊びで用いる貴族の品よりも実践で用いるに長けた平民の品があるようだ。

「んー。この矢はおいくらかなぁ?あまり金はないんだけどぉ、10本位ならちょっとまけてくれないかなぁ?」

といい、店主に値引き交渉をするハルクラム。店主は幼気な少女に見えたのか、まだお前には早い品だと苦笑する。しかしその後ろに携えている弓を見れば、これは相当腕の立つ者だと理解し、少しは値を降ろした。

アルス > 試しにと斧を手に取ってみたがそもそもに扱えない武器だけに重心の違いもあって試すことなく戻し。
これならばほかの店に行く方が健全的かと考える。
そう考えれば棚から目を離しカウンターが視界に入ればいつの間にかいたほかの客、押して目を覚ました店主の姿。

最初は幼子が何かを求めてきたのかと見るが、その背中にある弓はそこそこのもの。
人は見かけによらないと珍しそうに見ている。

ハルクラム=メイプル > 「この矢の柄は丈夫な樫でできているけどぉ、樫は粘り気が強い分細く加工するには手間がかかる、だから相応しくない価格になるですのー。白樺でできた柄は脆く折れやすいけど、そもそも的を射るに砕けないべきは鏃の部分。ほらぁ、その黄銅の鏃は革のある獣を貫くのに充分だわぁ。品が売れずに赤字で困るより、狩り、戦闘に有用な品を選んでくるか作るかして並べた方がいいのー。」

意外にある武具の知識を店主にペラペラと喋る。店主は理解したかそれとも難しい事で混乱したのか、目を大きく開けながらふむふむ・・と頷いていた。

自分を見ている向こうの男に気づいたが、今は真昼が為特に情事をしようなどの事はなし。軽く勘定を済ませ、店を去ろうとする。

アルス > 店主に対し矢のうんちくを語る姿にそんなに細かい事も気にするのかと関心と呆れの目で眺める。
これでは店主と話はできないと見て、どうやらこちらが見ている事に気が付いた姿に軽く頭を下げて相手よりも先に店を後にして

ご案内:「王都マグメール 平民地区 武器屋」からアルスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 武器屋」からハルクラム=メイプルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 商店」にアルスさんが現れました。
アルス > 武器屋を後にして次に足を運ぶのはやや大きめの商店。
中に入れば店内に商品が置かれた棚が並び見通しはあまり良くない。
真っすぐに宿に戻ろうと考えはしたが前の仕事で使った道具の補充をしておこうと考えて。
前回に使った道具を思い浮かべて棚や荷物の間を抜けて。

「確か前はこの辺りだったか…」

以前に来たときに探し物があった棚にたどり着けば乱雑に並び詰め込まれた棚に目を向けて探し始める。

アルス > 「これにこれ…後はこれで全部揃うな」

一部は最初の棚で見つかりはしたが残りは場所を移動させたのか見つからず。
まったく逆の場所にある棚で見つければようやく探し物が全部そろう。
それの代金を購入すればもう今日は用事は終わったとばかりに店を後にして宿へと帰っていく。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 商店」からアルスさんが去りました。