2016/12/17 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にソル・グラディウスさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にルゥさんが現れました。
ソル・グラディウス > 今日は依頼を止め、街を歩く日にした。
休日だからか通りを行き交う人々も多い。
子連れやカップル…或いは一人で娯楽を楽しむ者。

それらを眺めつつ、何をするか考えていた。

「…休んだと言ってやるこたぁねぇんだよなぁ…」

帽子を深々と被れば、そのまま通りを行く。

ルゥ > 相手とは逆側の通りから
向き合うような位置関係で歩いていく
片手には紙切れを数枚。

以前より条件は真逆になったので
改めて部屋探し
通りを歩きながら、通りから見えない場所にいい部屋はないかと

ソル・グラディウス > 周囲を見渡しながら、暇を潰せる物はないか探す。
喫茶店や飲食店、雑貨屋など様々な店が陳列するもいい店が見当たらない。
ふと街灯の柱に張られた紙を見れば、以前通ったスイーツ店が新商品を発売していると広告されている。

顎を弄って、これをジーッと凝視すれば
よし、と言った風に手を叩いてそちらへ向かおうとする。

「またアレを並ばなきゃ……ん?」

スイーツ店へ歩き出した矢先、一人の女性が目に留まる。
紙切れを数枚持って、建物を見上げる彼女を見つければ、そちらへと向かう。

「よっ、部屋探しか?」

彼女に片手を挙げながら近づけば、そう声を掛ける。
青銀の綺麗な髪に尖った耳。間違いないと確信しつつその顔を覗き込む。

ルゥ > 「うーん」

考え事をしながら歩いてたから、難しそうな顔になり
足を止めて紙を開く
王都の地図で候補の部屋と主要な場所の距離を頭のなかで考えてた

「ん?わぁっ」

頭のうえから声がする
ふいに顔をあげようとしたら、相手の顔が近くにあって驚いた

ソル・グラディウス > 難しい顔をしている彼女に声を掛ける。
顔をこちらへと向ければ、距離が近かったのか相手が声を出して驚いた。
その様子を見れば、クスクスと笑って、彼女から顔を離す。

「そんなに驚かなくてもいいだろ。…部屋探しか?」

緩んだ顔をしつつ、彼女へそう返す。
手元の紙を一瞥して彼女の大体の目的を予想してそう問う。

以前話した部屋を見に行く約束。
結局、今日まで実行していなかったと頭を抱えながら思考する。

ルゥ > 「ああうん、まあ、でも前より部屋の条件は真逆になってね」

前は便利のいいとこを探してたけど
今は、あえて不便なとこにしてる

自分が追われる立場になったときに
周囲への迷惑を少なく出来そうな場所にした
人のすくないとこを探してることを説明する

楽しそうに笑われると、少し拗ねたように口を真一文字にとがらせる

ソル・グラディウス > 「真逆になった?そりゃどういう…」

便利な所より不便な所を探している彼女。
それについて、不思議に思って彼女に事情を問いかけようとする。

自分の問いかけの有無に関わらず彼女から事情を説明される。
自分が追われる立場になったとき周囲への迷惑を減らす。
追われる立場とは何なのかという事が気になり、口を開く。

「…お前、何しようとしてんだ?王都に反逆でもするのか?」

笑った時に拗ねたように口を尖らせる彼女にそう問いかける。
拗ねてる様子の彼女に「甘味を買ってやる」と言いながらその頭を撫でる。

ルゥ > 「ふふ、そうなってもいいように、ってこと
 口実が今は見つからないから」

頭を撫でられながら、甘味の話、子供扱いされてる気がして
もう一度、口をとがらせて

「なんか、王都騎士とか貴族は腐ってるのしかいないし
 こんなんじゃ街の傭兵さんたちのほうが常識的
 権力での皆殺しや人身売買や罪のない人たちへの焼き討ち…
 してることが賊と同等でしょ?
 その指揮をしてるような奴らと同じになりたくないから抜けたくてね」

気に入らないと、話してるとイラつく
妥当な理由が浮かばないから、魔剣を持つまま抜けるのは許されないだろう
だから、その時はもらった優遇権限を全て捨てるつもりで

ソル・グラディウス > 「そうなってもいい…?」

彼女の言葉に目を細めつつ、口を尖がらせる様子を見れば手を退ける。

「王都の騎士や貴族の腐敗なんて今に始まった事じゃねぇよ。
 まぁでも…皆殺しやら人身売買やらの話を聞けば、確かに傭兵の方が常識的ってのは頷ける。

 でもよ、王都の騎士団で甘やかされたお前が傭兵とか出来んのかよ。
 場合によっちゃ、王都の上流階級よりやってることは酷いぞ?」

イライラしている様子の彼女に冷静にそう伝える。
騎士団から抜けると決意している彼女を止めるつもりはないが
抜けた後の生活…すなわち、傭兵か冒険者としての生活には耐えられるのかと問いかける。

ルゥ > 「別に隠すことなく公然を知らされてるだけでも、ひどいでしょ?
 私が知らない汚いこともたくさんあると思うから」

紙をひらひらして、貧民地区の近くの場所なら
安いし人も少なそうとアテをつけたのを一番うえにして

「甘やかされてるつもりはないよ
 何百とか隊なんて私には不必要な人員だもの
 単騎で動くほうが気楽でいい」

言葉どおりに、それだけ能力の高いアンサーのおかげ
部下も不必要と跳ね除けて処理は済ませているから

「傭兵はお金で仕事をとるんでしょ?ひどいことしてるようなら
逆を撃てばいいんじゃない?」

ソル・グラディウス > 「確かに…はは、それを俺に話してるだけでイライラするなんてな」

先ほどのイライラして喋っていた彼女を思い出す。
一番上にした貧民地区の紙を覗けば、彼女の希望にあった住宅があるかもしれないと顎を弄る。

「やっぱり、魔剣を持ってる奴は言う事が違うな。
 単騎で動く方が良いってのは賛成だな。気が楽だ。
 群を成して連携して戦うってのは俺には合わなかったらしい」

彼女の言葉を聞けば、納得した様子で首を縦に振る。
以前、群を成して依頼を遂行しようとした時には周りの空気に馴染めなかったことがあった。
それに比べて、一人は気楽でいいと彼女の言葉に賛同する。

「逆を撃つ…?よく分からんが正義の味方ごっこが通用する場所じゃねぇぞ。
 成るんだったら気ィ引き締めろよ。
 俺も手伝ってやる。」

帽子を被り直し彼女へそう告げる。
美しく、可憐で正義感に満ちている彼女。
未だに夢を見ているような彼女に一筋縄ではいかないと注意しつつも、手伝うことを約束する。

ルゥ > 「ここわかる?今からみてみたいんだけどいく?」

紙を見せながら歩きながらでも話せるかと…

「でしょ、群れてないといけないとか、危なく巻き込みかねない」

自信からの言葉でなく、巻き添えを作らないための単騎でもあり
自分の思う存分うごけるからという理由でもある

部下を気遣いながら、傷つくのをみたくもないと

「悪いほうを潰す、それだけ…王都騎士にいたら、そんな当たり前のこともできないでしょ
 賄賂や買収やそんなのするのもいるのに、守るもの間違えてる奴とか
 なんのための力と権力なのかわからない」

コソコソするのも、曲がったことも嫌いと
若いときに、王都のナマナマしい腐敗っぷりが受け入れられなくて

ソル・グラディウス > 「ふぅん…ここか。いいぞ。一緒に行こう。」

彼女の示された紙を見れば、場所が分かったかのように呟いて手を差し出す。

「自信がある、じゃなくて逆に不安だから…か?
 まぁ、分らんでもない。」

仲間を作らない彼女の優しい理由に対して
こちらは『相手が足を引っ張る』から、『仲間を作ると効率が悪くなる』などの辛辣な理由。
彼女の理由を聞きながら、分らなくもないと告げる。

「ははは、血気盛んなことで…その分なら傭兵として十分やっていけるだろうよ。
 でも気を付けろよ。傭兵をやってたら、自分も敵も正しいことがある。
 そん時は自分を優先しろ。わざわざ、相手のためにやられる必要はねぇよ。」

悪い方を潰していけばいいと単純な考えを持っている彼女にそう助言する。
自分も正しく、相手も正しい時がある。いや、その『時』がほとんどなんだ。
その状況でどうすればいいか迷ったときは自分を優先しろと彼女に言っておく。

「でもまぁ…俺は冒険者だがやりがいのある仕事もある。
 『母親に花を届けてくれ』っつーガキからの依頼はバカバカしいと思いながらもそれなりに楽しかった」

賃金は低かったけどなと付け加え乍ら、笑顔を作り彼女へ告げる。

ルゥ > 場所がわかるという発言に、よかったと返し
広げてた紙を渡す

「うーん、余計なけが人とか…いらないかな」

歩きながら話を続ける
剣を使わない依頼なら自分のままでいられるだろうこと

「王都貴族からの依頼は受けたくもないけどね」

貴族の毛嫌いも含めて嫌そうに顔をしかめながら
王都騎士のなかでも、長いものに巻かれて
平気で見て見ぬふりをするものもいる…なんのための力なのかと
聞きたくなる…歩きながら、独りむくれてる