2016/11/23 のログ
■ゼロ > 消耗品等を探しながら男は歩く。
取り敢えずロープを新しくし、油を購入、水袋も取り替えたほうがいいだろう。
ただ……[アレ]だけは、どこか専門店ではないと売っていないだろう。
それはあとで探すことにしよう。
人の多い所に居すぎた。
少しばかり気分が悪くなってくる。
戦場なら――――■■■■
■■■なら―――――■■■■。
ここは安全な場所、
だからこそ、慣れ親しんだ暴力は発揮できない、
逃走中の身だということを思い出して。
未だ、見えぬ追っ手の影を気にする男はその場所から逃げるように、歩きさっていく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区・市場」からゼロさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にディン・タウロスさんが現れました。
■ディン・タウロス > (今日は山中に山賊狩りに行かず、珍しく平民地区の裏通りにある二階が宿屋になっている酒場で一人静かに酒を飲んでいる。
周りには客足もあまりなく、酒場にしては静かだなと考えつつちびりちびりとグラスを傾けて)
「表通りじゃなくて裏通りにある酒場ならこんなものかも知れないな。別に脛に傷がある訳でもないし表でも構わないんだけど…」
(脛に傷が実際のところは幾つかある訳だが、別にばれているわけでもないなら堂々と表に居ても良いがやはり落ち着かないということもあり、裏の方にいる訳である)
■ディン・タウロス > 「それにしても、余り賑わってないな。これでこの酒場やっていけてるのか?泊まりの客が多いのと…ああ、なるほどな。道理で昨日、隣の部屋がうるさかった訳だ」
余り人がいない酒場、宿屋としてもやっていけてるのだろうかと店主に聞けば、連れ込み宿でもないがそういう目的で利用する客が多いからそちらのあがりがあると遠まわしに言われてなるほどと頷く。そうなると普通に宿として利用している自分はどう見られているんだろうかと少し気にならなくもない、そんな気持ちになってしまう。
■ディン・タウロス > 「さて、と…そろそろ部屋に戻るとしようか。今日はうるさくないことを願ってるよ。出来れば一つ離れた部屋にそういう客は案内してくれよ?」
(冗談交じりに店主に隣の部屋にそう言う目的で泊まる客は入れないでくれと笑って、それから自分が借りている部屋へと向かい装備の手入れをしてからベッドに入り眠りへと)
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からディン・タウロスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にフォークさんが現れました。
■フォーク > フォーク・ルースは、彼とは全くそぐわない場所に居た。
そう、魔法やマジックポーションにに使われる薬品を扱う店である。その店番を頼まれたのだ。
「……なんか知らんもんがいっぱいあるな」
好奇心が強い男。店の主から触るな、と言われてもそんな約束を守るわけがない。
小さなガラス瓶に入った虹色の液体や、六本足のトカゲの黒焼きなどにいちいち驚きの声を出す。
魔導書も置かれている。ペラペラと開いては、まるで内容を理解しているように頷く。
裸眼の癖に眼鏡を挙げる仕草などしてみて。
「これは……危険な魔導書だね。僕じゃなければ命をおとしていた」
すごい頭の悪そうな独り言を呟くのである。要は退屈しているのだ。
■フォーク > 読めもしない魔導書の頁を捲っていたら、地図らしきものが描かれているのを発見する。
「もしかしたら一攫千金のチャンスがあるかもしれねえな」
ほぼ白紙のスケジュール手帳に地図を書き写す。
地図が何を示しているかはわからない。何しろ魔導書のタイトルも魔法陣に描かれているような文字なのだ。
魔法に関しては素養がまるでない男には、当然わからないし、興味もない。
ただ魔法は金になることは理解している。
「ちゃんと確認しておいた方がいいかな。以前洞穴に探検に入ったら
古代の鍛錬所だったことがあったからな」
あんなくたびれ儲けは避けたい。
■フォーク > 「ふぅー、旨い!」
退屈しまくりの男。
ついに酒を飲み始めた。こうなると全てがどうでも良くなってくる。
店主はどうして彼に店番を頼んだのか。
「……どれ、せっかく滅多にこない店に来たんだ」
陳列棚を勝手に漁りだす。
酔いが回っているので、全然躊躇ない。
「お、こりゃなんだ?」
フォーク・ルースが手に取ったもの。
それが新しいトラブルの引き金になるのであるが、それはまた別のお話。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からフォークさんが去りました。