2016/07/01 のログ
メルティス > (そして、適当に依頼を見繕ってはこれなんかよさそう、と適当に討伐依頼を ぴりっ、と剥がしそれをテーブルへ。基本的にソロで動く為にあまり大掛かりな依頼は受けられないが、それでも多少は実力に自信がある為に、ある程度までならば討伐も可能だ。とりあえず依頼を実際にこなすのは明日からにするが、今宵はひとまずテーブルについて、料理を注文しよう。一応、働いてきた後だ。お腹もそれなりに減った。)

・・・ハンバーグ一つ。

(好みは割りと子供っぽい。)

メルティス > (そして、料理が運ばれてくればそれを満足そうに頬張り、完食したならばそのまま酒場からふらり、と外に出て)
ご案内:「王都マグメール 平民地区酒場」からメルティスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 賑やかな酒場」にクルツさんが現れました。
クルツ > 今日は夜の仕事もなく一日自由に時間を使える。
その夜の仕事もこのところは待機ばかりで、冒険者の仕事もろくなものがなくそろそろ懐具合が厳しい。
なので本来休暇とでもいえる日なのだが、自由時間を副業に充てる事にした。

「いらっしゃいませー!ご注文決まりましたらお呼びくださーい」

その副業とはウェイトレスである。
店の指定の制服を身につけ、愛想を振りまきながら店内を慌ただしく駆けまわる。

クルツ > 男なのにウェイトレスというのもおかしな気がするがウェイトレスとして雇われているのだから仕方ない。
ここは一応健全なお店であるが制服の露出が高く更に他にもグレーな部分がある。
その分金払いは良く、今までも金に困るとしばしば働かせてもらっていた。
おかげで店主とはちょっとした顔見知りである。
今日も頼みに行ったら二つ返事でOKを貰った。
盛況だが慢性的に人手不足で、まあこの制服では働き手が集まらないのも無理がないだろう。
まず制服はチューブトップ構造の上に背面は紐になっていて腋から背中にかけて広く露出している。
上下幅も胸を隠す程度にあるだけで、お腹は丸出し。
更にスカートが非常に短い。
少し動くだけでショーツが簡単に見えてしまうのだ。
更にショーツも制服に含まれていて、これは幾つか種類があるのだがクルツが身につけているのはOバックでお尻が殆ど丸見えになっている。
生地が薄かったり極端なローライズだったり、他のも似たり寄ったりなのだが。
クルツはといえばそんな制服ももう慣れたもので、客の目の前でスカートをなびかせて挑発するように見せつけたりわざとサイズの合わない大きめのチューブトップを着て胸元をチラ見せさせたりと、女装と知らない男たちやそれと知っている者達の劣情を煽る。

クルツ > やり方があまりにも露骨なので一部嫌がる同僚もいるが店主と客の受けは上々。
収入も考えるとこれを本職にしてしまってもいいぐらいなのだが、色々と思惑があり今のところ緊急時の金策に留めている。
思惑といってもあんまり仕事で拘束されるのが好きじゃないというだけで、仕事の選り好みをしているという部分が大半なのだが。
とはいえ丸っきり自由に生きられる程の力はないので、こういう副業も必要になってくるのである。
結構な重労働だが短期間でも実入りがいいし、客から気に入られればチップも弾んで貰えて更に儲かる。
こんなナリでも若い男であるので体力は他のウェイトレスよりもあるし、慢性的に人手の足りない職場なので頼られる事も多く働いていて悪い気はしない。
割りと天職だと思うし時々本気で転職を考えそうになるがあくまでも副業。
サービスで際どい姿を見せつけているのも男たちの絡みつくような視線が気持ちいいとかじゃなくて、客からの評判が良くなるし報酬にも影響があるからやっている事である。
と、頭では思っていても注目されてチヤホヤされるのは気持ちがいいので報酬とは関係なくついやってしまうのであるが。

クルツ > そうこうしている間に慌ただしく時間が過ぎていき、無事に仕事が終わる頃には随分疲労したものの臨時収入としては上出来。
サービスした分チップもたっぷりと頂いたし無駄遣いしなければ当面は食うに困る事はないだろう。
臨時じゃなくてもっと定期的に働いてくれと頼まれると正直揺れるものがあるが、やんわりと断り家路につくのであった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 賑やかな酒場」からクルツさんが去りました。