2016/06/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にタマモさんが現れました。
■タマモ > あれだけ暑い日中も、日が沈めばそれなりに涼しくはなる。
欠点といえば、時間的に日中歩き回るよりも露店が少ない事だろうか?
「ふむ…」
露店の並ぶ大通りを歩く少女は、軽く考え込みながら歩いていた。
小腹が空いたので、適当に露店で買い食いでもしよう。
まぁ、別に腹を満たすのは食事だけという訳でもないが…こんな時間だ、そちらは余り都合よくはいかないだろう、そう考えて。
…そう思っていたのだが、意外と食事の方も微妙かもしれない事態であった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にフォークさんが現れました。
■フォーク > 露店の並ぶ大通り。
その外れに、それなりの人だかりができていたのは
『一発 1ゴルド』と書かれた立て看板。
その横には上半身を露にしたパツキンの巨漢が立っている。
「さあ、先ほどのお客さんも残念だ。8ゴルド毎度あり! 誰か俺にパンチを当てられる奴はいるかい?
一発1ゴルドで試して、当てたら100倍にして返すぜ」
すでに5人がチャレンジして、一撃も当てられずに男に小銭を巻き上げられている。
男は手っ取り早く稼ぐため「殴られ屋」をやっていた。
「勿論、俺は手を出さないぜ!」
手を出すほど強い相手もこないだろう、と軽く高をくくっている部分もある。