2016/06/10 のログ
イーヴィア > ……まぁ、全部文字にしたら、フツーの人間じゃ一生掛かっても読み切れないだろうからな…流石に。

(何せ、其の量が量だ。 日記と言うのならば、其れだけで膨大な分量に為るのは予測出来るから
せいぜい100年生きれれば長い方だろう人間には、ハードルが高いだろう
まぁ、其れでも掘り返して読む分には、面白そうだとは思う冒険者気質
時間が経ち、女の後産もまた終わるならば。 漸く其処で、皆が皆、一息付く事と為るんだろう
シルキーたちが、態々扉の向こう、恐らくは森の屋敷から飲み水を持って来るなら
女へと、水分補給するようにと、皆で促して。)

あくまで、此処は別荘みたいな扱いかね。 色んな奴が来るから、シルキーが待機してたら心労で大変そうだ。

(割と、己が店が物騒なのは否定しない。 まぁ、扱っているモノが武器防具やらなのだから、致し方ないのだけれど
勿論其の辺りのことはわかっているから、シルキー達に頼む事は無いだろう。
もし何か意見を求めたり、教えを請う事が在るのなら、其の時は己が足を運べば良いのだ
渡された鍵は、失くさぬようにと、テーブルの上に置かれていた箱の一つを開いて
取り出した、恐ろしく頑丈な事に定評の在るグリフォンの革紐を、其の持ち手の穴へと通して結び
己が首へと首飾り染みて掛けておこう
また、保管場所については考える必要があるだろうけれど、当面は己は持っている心算で)

――…テイア…如何する? 今夜から森に戻るなら、もう少ししてから連れてってやるけど。

(そして、ひとつ。 今の内に聞いておこう。
女の疲労具合との相談にも為るだろうけれど、選んだ場所に連れて行く心算で)

テイア > 「だろうな。そなたならば、問題はなさそうだが…あ、いや、日記を読まれるというのも結構恥ずかしいな。やはり、年表でも作るかな…。ああ、ありがとう…。」

同じ長命種である彼ならば、掘り返して読むことは可能だろう。けれど、それは己の日記を読まれる事になるのだと改めて気づけば、それは遠慮したいと。
後産も終わり、身支度を整えられて一息。
森の清水を持ってきてくれるのに礼を言うものの、みんなして水分をとるよう口をそろえるのに、女は苦笑を浮かべたか。
そうしながら、水のみから水を口に運ぶ。
よく冷えた口当たりのいい水が美味しい。
自覚している以上に、体は水分を欲していたのか一気に飲み干してふう、と吐息を零す。流石に疲労感がにじみ出ていたか。

「おそらくは、そなたの部屋であるこの部屋だけをシルキーの領域にしているのではないかな。
 店の方も、となると気が散ってしまうだろうしな。」

家に訪れる客と、店に訪れる客では客の種類が異なる。
予想を口にすれば、シルキーがそのとおりだと頷いたか。
グリフォンの革紐を取り出し、鍵を首からかける男。
珍しいものをもっているなと、胸元にぶらさがるそれを指先で揺らしながら、男を見上げて。
この革紐なら、切れて落としてしまう心配もないだろう。

「そうだな、扉一つ越えればいけるし今夜からそちらに移ろうかな。」

問われるのに、頷いて答え。
寝入った赤子も、シルキーが上手く起こさないように運んでくれる事だろう。
出産したばかりで、すぐには動けない己は、男に運んでもらう事になるだろうけど。

イーヴィア > クク、乙女の秘密満載ってか。 それはそれで余計面白そうなんだが、惜しいな。

(読むなと言われると、逆に読んでみたくなるのが心理であり、真理である。
まぁ、読むなと女から止められれば、流石に隠れて目を通すほど
デリカシーに掛けている心算もないし、先ず確実に、シルキーに気付かれて騒がれる
結果は見えていると笑っては、繋いだ女の指先を、そっと撫ぜる
今、こうしてお互いに笑っていられるのも、女の体力が並外れているから
けれど、決して疲労が無い訳ではない筈だ。 実際其の唇から吐息が毀れれば
穏やかな声音で、無理はするなと、一言告げて)

……なるほど、詰り俺の部屋だけは無性に片付く事に――いや、其の仕方ないですねぇ的な眼は止めてくれ。

(シルキーの領域には違いないから、多分彼女たちも気に掛けてくれるのかも知れないけれど
まぁ、此方まで脚を伸ばす事には為らないように、気をつける事としようか
グリフォンの革、と言う物は、確かに通常ならばお目に掛かる事は余り無いだろう
けれど、此処は鍛冶屋。 そして其の店主は、ドワーフたる己。
常に至高の一品を目指す者にとって、希少な材料を確保するのは当然の事だ
鍵に触れる女へと、首飾りみたいだと笑みながらに近付いては
シルキーへと一度目配せし、其の体躯を、ゆっくりと姫抱きに抱え上げよう
元より歩かせる心算など欠片も無い、其の華奢な体躯を、ひょい、と軽々抱え上げたなら
其の儘、扉へと一歩、近付いて。)

……なら…今夜は、皆で眠るか。
俺もシルキーたちも、子供の面倒は見てるから…御前は、安心して、休みな。

(先ずは何よりも、疲労を癒す事が優先だ。 女が何か忘れ物でも無ければ
己は扉を一歩くぐり、シルキー達と共に皆で森へと向かう心算
果たして、屋敷の何処へ繋がっているのかは判らないけれど――
ともあれ、一度、扉が閉まる頃には。 元居た王都の部屋の中
一気に静寂が辺りを包む事と為る、か――)

テイア > 「…そなただって、もし日記をつけていたら見られたくはないだろう?」

探し出して読むなよ?と念を押して。
おそらくそんな事をする男ではないとは信じてはいるけれど、まだあどけない少女時分の日記など読まれたくはなかった。
無理はするなと、告げられるのに一つ頷いて。
やはり、鍛え上げた女といえど出産に使う力と精神力は相当なものが必要だったようで。

「…っはは…まあ子供に散らかされる事もあるだろうし、な。」

彼とシルキーとのやり取りに再び吹き出す。
どうやら、彼と彼女たちはある意味相性がいいらしい。
もしかしたら、時間をかければ自分よりも彼のほうが彼女たちを親しくなるかもしれないな、と思ってしまうほど。
彼女たちも、彼に対して遠慮がなかった。
そのまま、ひょいと体を抱え上げられると力を抜いて委ねていく。
より近くなったことで、男の匂いに包まれて安堵の吐息がこぼれたか。

「そうだな。あちらの寝台も広いから、皆で寝よう…」

扉をくぐれば、ルミナスの森の高台にたつ水晶の城へと繋がっているか。
寝室には、広い寝台と共に双子用の大きなベビーベッドが置かれており。
寝台に下ろされ、暫くすれば静かに眠りの中へと落ちていこうか。
数時間もすれば、授乳に起きなければならない。
それまで、深い眠りで疲れを癒そう。

ご案内:「ヴァルケス武器防具店」からイーヴィアさんが去りました。
ご案内:「ヴァルケス武器防具店」からテイアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 大通り」にイニフィさんが現れました。
イニフィ > メインストリートに位置する道路。
様々な店が立ち並ぶその通りの一角、服や装飾品が多く立ち並ぶ通りに、イニフィの姿はあった。

「ん~………。」

ネックレスの数々を見ながら、イニフィは思案していた。
自分に似合うものはなにがいいだろうかと。

十字架のアクセサリーが付いたチョーカーも可愛くていいけど、こっちのシンプルなデザインのものも捨てがたい。
でも、こっちのシルバーの腕輪もちょっとしたおしゃれにいいかもしれない。

さて、何を買おうかとイニフィはかれこれ、30分は悩んでいた。

イニフィ > シンプルなデザインのものもいいのだが、やっぱりここは少し派手なほうがいいかもしれない。
ちょうど、そこにいい感じの別項細工をあしらった髪飾りがあるし、此れにするのもいいかもしれない。

「後は、財布と相談よねぇ……」

そんなに沢山使えるほど、ゴルドを盛っているわけではない。
必要最低限のものしかもっていない故に、あまり高いものは買えなかった。

「あの子にあげるものだからねぇ……、出来ればお金に糸目は付けたくないけど…。」

イニフィ > 「よっし、これくださいー。」

お金との相談も終わった。
取り合えずというよりも、此れにしかめにいかなかったので、べっ甲細工の髪留めを一つ購入した。
お金を払い、そのまま宿へと引き返していく。

ご案内:「王都マグメール 大通り」からイニフィさんが去りました。