2016/05/27 のログ
テイア > 「これ、以上は…はっああ…んっ」

どこまでも際限なく吐き出される白濁は、ともしれば遺伝子の混ざり合ったそれを流してしまいそうな程。
けれど、一つの命となったそれらは、強くその奔流に押し流されてしまうようなことはなかった。
ドクン、ドクン、と新たな熱は吐き出されるたびに幸福感の伴う悦が背筋から駆け上がっていく。
だからこそ、感じるがままに艶やかな表情を浮かべ、甘い声を男に聴かせる。
愛でるようになで上げられる腹部は、くっきりと堕落の証のようにその形を顕とさせている。
堕ちたのだ。快楽や欲望ではなく、イーヴィアという男に。

「…ふっ…んぅっ…まさ、か自分にこんな初めてが訪れるとは思わなかった。………。」

子宮という聖域に受け入れたこともそうだが、何より子を孕みたいと思えるほどに惹かれる事に。
約束をしろ、と甘い声音が耳を擽る。

子を慈しむかのように、女を慈しむかのように下腹部を撫でられ抱きしめられるのに心地よい幸福に満たされる。
子宮底を小突き上げられるのに、淡い絶頂に震えるが、先程よりも思考は回る。恐らくは孕んだと思う。
そう、望んだ。孕んだのなら、産むことを選ぶだろう。
けれど…と言葉で孕む事を拒んだときと同じ懸念が過る。
それに、少し言いよどんでしまったのを、その迷いを男が見逃すかどうか。
柔く頭を撫でられるのに、返事ができないままにその首にすりよる。

イーヴィア > ――――……溺れてれば良い…、……なぁ、アンタみたいなのは…
周りとか、立場とか…色々考えて、考えて…自分の事なんて、何時も後回しに為るんだろ?

(――女の様に、責任感の強い輩は、大抵そうだ。
正しき道を選び歩む者ほど、周囲の為に、仲間の為に自らを押し込め
其れこそ女自身が危惧した様に、雁字搦めに縛られて仕舞う
其れを悪い事だと言う心算は無い、だからこそ彼女は英雄であり、彼女は尊敬の念を集めるのだ
けれど――ならば、少なくとも己くらいは、何も考えずに相対して貰いたいのだ
一瞬、己が問い掛けた約束に、女が言い澱むのが感じられたなら
ふぅ、と、其の耳元で小さく吐息を零して)

―――……俺は…イーヴィア・ヴァルケス。 ……誰にも、俺を縛る事は出来ないぜ。
だから…、……怖がってんじゃねーよ、テイア。

(――名を、呼ぶ。 名高き戦乙女としてではない、誉れ高き領主としてでもない
立場も肩書きも、今は何の意味を為さないのだと、唯一人の女として考えれば良いのだと
――やたら、自信に満ち溢れた声音で言い切って遣るだろうか
片腕が女の腰を抱き、離してやらないと密着を齎して
擦り寄る女の頬へと、そっと口付けを触れさせて)

テイア > 「……」

言いよどんだことに対して、擦り寄った耳元で吐息を溢れる。
その吐息が、欠けた左耳にかかってぴくっと首をすくめ。
男の声を聞く。
言われる事は、全くもってそのとおり。
騎士の仲間を、国民を、領民を大切に思うから我が身の事など二の次に考える癖がついてしまっていた。

「……ばかめ…大馬鹿者め…」

名を呼ばれた。
一人の女の名を。
それに心が震える。この男の前では立場も何もかも意味を成さないのだと。
一人の女でしかないのだと。
頬に口づけを受けて、少し顔を起こせば声と同じく自信に満ちあふれたその表情が見えるのだろう。
紫の瞳を見つめて、困ったような、どこか泣き出しそうな笑みを浮かべる。
嬉しさ、困惑、愛しさ、迷い。
そんな様々なものが綯交ぜになった表情。

「…ならば、思い切り縛ってやるからな…」

誰にも縛ることができないなんて煽るから、自分に縛ってやると言ってやる。
そして、その唇に己の唇を重ねる。
その言葉を約束するように。

イーヴィア > ―――……言っただろ、俺は素顔が見たいんだってな?

(己は初めから何も変わっちゃ居ない。其れを大馬鹿者だと言うのなら
否定などせずに、寧ろ快活に笑い飛ばして仕舞おうか
英雄として、領主として、其の責務から逃げ出して仕舞えと言って居る訳じゃない
ただ、余りに長く背負い続けている其の重石を、偶には下ろせと、そう言いたいのだ
そして、少なくとも…己は、彼女に背負われる様なヤワな存在ではない、と
――今、其れを何もかも受け入れるのは難しいのかも知れぬ
だから、迷えば良い。 己は唯、其の迷いに対して、手を差し伸べてやるだけだ)

………ほほう、成る程…なら、望む所だって言ってやるよ。
その代わり…、……油断したら、子沢山だぜ?

(けらり、まるで挑戦を受けるかの如くに、笑う。
女から重ねられる口付けを受け止めれば、離れる間際、己からも重ね返して
約束を、ちゃんと結んだと言う事を示しては――口付けの最中、紫の瞳が
静かに、女の澄んだ色合いのオッドアイを、見詰め続けて)

テイア > 「ああ…そう、言っていたな…。」

大馬鹿者と、いろんな感情が綯交ぜになって結局出たのはそんな悪態。
けれどそれも彼は笑い飛ばしてしまう。
そんな表情を見て、胸に熱いものがこみ上げてくる。
領主や貴族としての女を否定せずに受け入れ、尚且つ一人の女として扱えるほどの自信と力があるのだと、
――安心する。
きっとまだ、迷う心はあれどそんな彼を見ていたら、その迷いごと受け止めてくれそうで。

「…どうなっても知らないからな。――っ…まあ、そうなったらそうなったで構わないが…」

こんな想いを抱いたのは初めてだ。
だから、自分がどうなるのかも予想できない。
自分を制御できなくなるかもしれない。だから、余裕に見える男に対してそんな風に言って。
子沢山になる、と言われるのには、その過程を想像してしまったのか頬を赤らめて視線を少し逸らす。
けれど、決して嫌ではなかった。
触れるだけの口づけを送れば、約束を結んだ証のように重ね返される。
見つめられる瞳は、これまでにないほど至極穏やかに優しげに紫の瞳を見つめ返す。
繋がりあったまま、お互いを一つに溶け合わせるかのようになんども、その唇を啄んでいき。

イーヴィア > ――――おかげで、少しは…凛々しい仮面の下が見えた…かもな?
想ってたよりも、遥かに乙女だった訳だがね。

(これで、女の全てを手に入れた、だとか。 女の全てを理解した、なんて自惚れる心算は無い。
この腕の中で身を寄せる女が、其れほどまでに浅い存在でない事ならば、良く判るのだから
だから、其れは此れから少しづつ知れば良い。 己には知る理由と、知る欲が在る。
だから今は、己が姿勢を、己が存在を伝えれば良い、確固たる物として。)

――――……そうかい、寧ろ俺は楽しみな位だけどなァ? ……アンタが嵐を起こすってなら…俺は、どーんと待ち受けるだけさ。

(きっと、冷静ではない。 冷静ではないからこその、本当の、感情の儘の言葉が女の唇から毀れる。
其れこそが、己の聴きたかった女の言葉であり、表情なのだと、口元に弧を描きながら
そっと口付けを、何度も、何度も、繰り返して重ね、啄ばみ続けよう
瞳を逸らしはしない、堂々と、真っ直ぐに女の瞳を見詰め返し
寝台の上、腰を滑らせ、僅かに奥へと深く腰掛ければ
壁へと背中を凭れさせ、自らの体躯に、女を凭れさせて抱き締め
――また、きっと。 惰性染みて、ゆうらり、女の奥底を亀頭で揺すり立ててやる、か。)

テイア > 「…………。――っ~~~乙女とか、言うな…。」

女としても、男の事はよく知らない。
けれど、それはこれから少しずつ知っていきたいと思う。
ふと、聞きなれない言葉が男からこぼれた。
というよりも、頭が理解するのを拒んだようで少しの間があったあと、明らかに赤面していく。
戦乙女と言われるけれど、戦の一文字を取っただけでそれは別物となる。そんなものとは縁遠いと思っていたのだが…。

「私自身、どうなるか分からないというのに…。…まあ、頼りにしている…んぅっ…ん、…んっ…」

素直に告げる。こんなことは初めてだからと。
何度も、何度も幸福感に満たされながら唇を啄み合う。
真っ直ぐに見つめられる紫の瞳を、女もまた異なった彩を細めて。
男がベッドの上を動く振動に、子宮を貫くそれがごりっと子宮底を抉ってビクンと体を戦慄かせ声が漏れる。
その体に寄りかかり、ゆらりと揺すられ始めるのにはまた甘い声をあげながら、男根をきつく膣と子宮で締めつけて男をより深く感じていく。

イーヴィア > クク、言われた事無さそうだよなァ? でも、偶には乙女だって良いと思うぜ、俺はな。

(何せ――普段はそんな素顔を見せる訳にも行かぬだろう
彼女を慕い、彼女を敬う者だけではない、この国には兎角敵が多いのだ
だから、せめて己と共に居る時位は、改めて、本当の自分が
テイアと言う一人の女が、どんな女なのかを、探し直してみたって良い筈だ。
壁へと背中を預ければ、女にとっては自らの自重で、すっかりと熱塊を奥まで銜え込む形
腰を揺らすのは僅かでも、子宮を愛でられる其の動きは十分過ぎる筈だ
女の唇から再び毀れ始める甘い声音に、小さく笑みを零しながら
女へと、脚を完全に伸ばしてしまう様に伝えようか
身体の重みを全て預け、何もかもを己に委ねてしまえ、と。)

―――判らないさ、でも、判らないからこそ生きるってのは愉しいだろ?

(――先刻までは、快楽を求め、受胎を求めての繋がりだった
けれど、微かに落ち着いた今は、唯女を悦ばせる為の仕込みに移ろう
亀頭を子宮の中、至る所へと擦り付けては、また新たな弱点でも探り出し
或いは、子宮の胎側、臍下辺りをゆっくりと責め立てては、其処を弱点として仕込んで仕舞おうと)。

テイア > 「……乙女という柄では、ないと思うのだが…。」

乙女――と、彼には本当にそのように見えたのだろうか。
言われなれない事に、視線を逸らして染まった頬が熱い。
男社会の中で生きるために、自らの女の部分を見ることをしなかった女。
きっと、これから男によって掘り起こされていくのだろう。
ただ、乙女だと認めてしまうのはこそばゆくて、恥ずかしい為、口から出るのは否定の混じるものになってしまう。

「んっ…ぁ…ひぐっ…んぅぅっ」

ぐち、ぐちっと隙間から溢れていた白濁が粘着質な音を立てて緩やかに揺すぶられる。
それだけでも、子宮奥深くまで貫いたそれはひどく子宮を抉り、幹の部分が膣壁を擦り上げる。
甘い声を上げて、その刺激を受け入れていれば膝を伸ばすように伝えられ、男の肩に手をかけて自重を支えていた膝を伸ばしていく。
そうすれば、より深く子宮を持ち上げられびくっびくっと震えながら男の肩に縋りつき。

「とことん、前向きだな…ふっ…んんぁ、はっ…」

その前向きさが嫌いではなかったから笑みが漏れる。
より深く穿たれた子宮底。一点ではなく、様々な場所を小突かれ、こすりつけるその感覚にぶるっと体を震わせて。
あまり触れられる事のなかった腹側を擦られるのに、新たな悦楽が生まれていく。
責め立てられるうちに花開く官能は、ひくっひくっと腹部を痙攣させて女の表情を蕩けさせていく。
刺激に、白濁にまじって溢れ出す蜜が男の脚へと伝い落ちて

イーヴィア > ……柄なんて知らないさ。 アンタが乙女じゃいけないなんて…誰も、決めてない筈だぜ。

(そうして女が見せる表情が、少しずつ増えて行けば最高だ
例え女自身にそんな覚えが無くても、己が瞳に映った女は
若い生娘みたいに、純粋で、不安に満ちて…だから、愛らしい
そっと頭を撫でてやりながら、自分で、少し前の自分を思い返して見ろと囁き
そうして、女が又少しでも素直に為れる様に
ぐにり、ぐにりと腰を揺らしては、快楽に脳髄を、染めてしまえ)

……なぁに、前向きなのが俺の取り得さァ。
一人位は、そう言う奴が居た方が、何かと気楽だろう?

(悪い方へ、悪い方へと考えて危機管理をするのが上に立つ者の思考だ
けれど己の場合、最悪を考えるよりは寧ろ、最良を目指すのだ
女が身体を完全に預けてくるのなら、己もまた足を伸ばし、伸ばした女の脚と絡めて
逃れられないように又、其の身体を腕の中へと閉じ込めてしまいながら
開いた子宮の胎側、次第に、其の反応を強めて行く箇所を、其れこそ念入りに擦り上げて
元より、鍛え上げられ、引き締まった腹筋は、今や膨らんだ子宮に圧されて
互いの身体を密着させれば、己が腹筋へと擦れ合い、ぐりぐりと其れだけでも刺激されるか
次第に、明確な、性感帯へと変化して行く其の一点を、雁首でぐりぐりと削って遣りつつ
――先ほどとは又異なる、穏やかな快楽の昂ぶりを、女へと愉しませよう
子宮の悦を、今度は理性も含めて堪能出来るくらいの余裕を持って
ゆっくりと、ゆっくりと…甘やかすみたいに、穏やかに、優しく追い詰めて
絶頂へと、導いてしまえ)。

テイア > 「それは…そうなのだが…んんっ私自身が、その、恥ずかしい…。ァ…んっ…」

認めてしまうには、なんともこそばゆい響き。
そのことを素直に告げながら、少し前の自分を思い出してみろと言われ、そして恥じらいに頬を染める。
その表情に自分では気づかずに。
そうしながらも、腰を揺らされ女を引き出されていく。

「ふふ…そなたのそうい所が好ましい。あ…ふ、ぁあっ」

同じものを見ても、逆の事を見出す彼。それは己の見識を広め、可能性を広げていく。
そんなところが、とても魅力的だった。
体を完全に預け、足を絡め合いそして腕がまた女を閉じ込めていく。
その心地よい安心感と、与えられる快楽に身をゆだねていこう。
腹側の未分化だった快楽が掘り起こされていく。
じんじんと熱くなるようなその感覚に、熱い吐息が漏れる。
女の腹を擦り上げる熱が、その先にある男の腹筋とでより深く擦りあげてくるのにびくっびくっと戦慄きの間隔は、短く、強くなっていく。

「はっ…あ、あっ…―――っんんっ」

呼吸を忘れる程の、強烈な快楽ではないそれが緩やかに女を高みへと追い上げていく。
新たな官能の泉を掘り起こし、覚えこませるように丁寧に、執拗にその部分を花開かせて。
そして、切ない表情を浮かべ女がオーガズムを迎えた。
びくっびくっと間隔の長い、深い絶頂に体を痙攣させながら男に強く強くしがみついてその体温を感じて。

イーヴィア > クク…だから良いんだろ? 恥ずかしがってるアンタを眺めるのも、其れは其れで愉しいもんさ。

(少しばかり意地の悪い台詞を其の耳元へと響かせながら
寧ろ、女の羞恥心を引き出そうかと、やっぱりまた可愛い、だなんて零すのだろう
そうやって、恥ずかしがっている姿が何より乙女なのだという所は、あえて指摘せずに置きつつ
くつくつと咽喉奥で笑いながら、こつりと、女の額へ、己が額を重ね合わせて)

―――……これが俺の素だからなァ…ふふ、鬱陶しくなったら早めに言いな。

(言われて、じゃあ控えるかと言われれば又別の話だが。
同じ意見、同じ考え方、其ればかりが良いとは限らない
己のような性格の輩を、けれど好ましいと相手が思えるのなら
きっと其れは、自分の考え方に必ずしも固執しない、柔軟な思考の持ち主だからだろう
他者を受け入れる事が出来る度量の持ち主なのだと、其れを認めては
熱帯びた吐息を零す唇を、ちぅ、と小さく吸い上げて)

―――――……此の儘、……子宮の悦さ…擦り込んでやるよ。
……イク度に…子宮が、段々と孕みたくなって来るの、感じながら…、…溺れてな…。

(――腕に力を篭めれば、絶頂に戦慄く女の身体を、抱き締めた。
そうして、到達した深い絶頂感を、最後まで、じっくりと堪能させてやってから
再び、腰を揺らし始めて。
絶頂直後で鋭敏に為った子宮を、更に煽り立てて行けば、先刻よりも又、一段深い絶頂を
そうやって、絶頂と休息を繰り返して、何度も、何度も、女の身体に快楽を覚え込ませて行く
なまじ、戦いによって鍛え上げられた其の身体だ、そう易々と根を上げはしないだろう…と、勝手に己は思うけれど
子宮で絶頂する、と言う感覚を、経験を、このつながりだけで、何度だって与えてやっては
それは、性感帯を刻み付ける、と言う事に留まりはしない
女の子宮を、其れこそ明確な弱みへと、変えてしまう事、か)

ご案内:「ヴァルケス武器防具店」からイーヴィアさんが去りました。
ご案内:「ヴァルケス武器防具店」からテイアさんが去りました。
ご案内:「ヴァルケス武器防具店」にイーヴィアさんが現れました。
ご案内:「ヴァルケス武器防具店」にテイアさんが現れました。
テイア > 「趣味が悪い…。先程も言ったが、私はあまり見られたくない…。」

意地の悪い台詞。また、可愛いだなんて言われてこそばゆさに頬を赤らめたまま視線を少し彷徨わせ。
こつん、と額同士を重ね合わされるのに、じとっと紫の瞳を睨んで。
けれど、照れているのだと先程から女を見ている男には伝わるだろう。

「意見が合わなければ、とことん議論するさ。…ん…」

違う意見、違う見解。すれ違い衝突してしまう事も今後出てくるのだろう。
それで喧嘩になるなら、それも面白い。そんな時はとことん突き詰め合っていけばいいと笑い。
その唇が、重ねられる事で塞がれればそれ以上紡がずに吸い上げられるのに瞳を閉じていき。
ぺろりと、こちらからも男の唇を舐めて。

「は…あっ…んん―――っっんぅぅっ…
 意地が、悪いな…あっ…―――っ」

絶頂の最中、また腕の中に強く抱きしめられてその感覚を体に閉じ込められる。
ビクリ、ビクリ、と深く間隔の長い痙攣。その絶頂を意識の奥底まで刻み込まれていく。
男の動きが止まるから、尚更にその感覚に集中して覚え込んでいってしまう。
絶頂の余韻に戦慄く子宮を、また再び抉り、小突き、擦り上げるその熱に何度も何度も追い上げられ、女を蕩けさせていく。
体力のある体は、根を上げることなく意識を飛ばしたりはしない。
けれど、絶頂の度に痙攣する全身は、戦いとは違った疲労感を感じさせて。それは心地よい気だるさとなる。
子宮で絶頂する感覚を、刻み込み、子宮そのものを弱みに変えようとする男。
その目論見通りに体は順応していくが、子を孕んだとすれば暫くはその感覚はお預けとなる。
だというのに、そう仕込んでいこうとする男に出たのはそんな言葉。
意地が悪い、と。

イーヴィア > イイ女ってのは、可愛がってやりたくもなるし、虐めてやりたくもなるんでね。
……それに、だ。 ……一度も二度も、変わらないだろ?

(既に、女が言う恥ずかしい姿、と言うのは大よそ晒している様な気がする
だから、今更だろ? ……だとか矢張り意地悪い台詞を重ねては
けれど、次の瞬間には、其の唇を口付けで奪い懐柔してしまおうとするんだろう
――ふと、己が上に纏っていたシャツへと手を掛けては、脱ぎ落とす
ブーツの紐を解いては、靴も脱ぎ捨て。
何時の間にか、ちゃっかり脱がしていた女の靴と共に床へと転がせば
それこそ、もう、互いを阻む物は何一つ無い
抱き締め合えば其れだけで、全身の密着感は先刻よりも更に増す、か)

―――……話し合うってのは必要だなァ、相手を認めるってのもだ。
ま、其れは…アンタ相手じゃ、エルフに森を説くのと同じか

(女の背負って来た物を鑑みれば…そんな事は言われずとも、判っている筈か。
くつりと笑いながらに、抱き締める女の身体を穏やかに揺さぶり続ければ
果たして、どの位の時が経つのだろうか。
最早数えるのも無意味な程に、絶頂を擦り込んでやった女の子宮は
例え僅かな休息の合間ですらも、浅い絶頂が延々と繰り返して止まらなくなる程にまで
快楽の源泉に相応しい程の堕落へと導いてしまうか
鍛え上げられた腹筋が、絶頂にぎゅうっと力篭れば
自らの身体に締め上げられる子宮が、自爆めいた悦を齎して
そんな合間に擦り込まれる熱塊の意地悪が、再び女を絶頂へと導いては
――ふと、女の瞳を見つめた儘、思い出した様にひとつ、囁く、か。)

―――……ひとつ…言い忘れてた。
俺の一族は…、……なんつーか、産めよ増やせよ、が基本でなァ。
人間よりも、遥かに短い間に子が育つのさ…胎ン中でな。
エルフが如何かは俺にも良く判らんけど…、……割と、早く産まれるかも知れないぜ?

(――割と、此れは重要な事だった。
少なくとも、己が血族の中だけで言うならば…人間の妊娠期間である十月十日なんて掛からない
具体的な期間は、エルフである女の側にも寄る故に正確には言えないけれど
一度根付いた命は、非常に元気宜しく大きくなる筈だと、教えて置こう
また、絶頂に震える身体を抱き締め、閉じ込めてやりながら
順調に、快楽器官へと子宮が変貌して行く様を見守り)。

テイア > 「…変わるに決まってるだろ…んっ…んぅ…」

今更だと言われてしまうのに、更に頬を赤らめて。重ねて言われるたびに恥ずかしさがこみ上げてくる。
その感覚に慣れることなく、どんどん積み重なっていく。
反論しようとした唇も、口づけに奪われて塞がれてしまう。
そんな最中、男が纏ったままであった衣服を脱ぎされば肌と肌がより一層近くなる。
するりとその鍛え抜かれた肉体に、手を滑らせて。

「当然の事ではあるが、そこに感情が混ざれば、な…。
 あ…んっ…――くぅぅっ」

頭では理解できていても、感情が混ざればそう簡単にいかないものだ。
緩やかな揺さぶり、深い絶頂。浅い絶頂。
常に与えられるその甘い刺激に、子宮はとろとろに蕩けてそれに比例して表情も蕩けていく。
常に絶頂の臨界点付近で、ぴくっぴくっと体を震わせ蕩けた胎内は絡みつくように熱塊に吸い付き。
締りが緩みきった子宮口や膣からは、ごぽりと卑猥な音をたてながら白濁が溢れ出してくるか。

「――っっ…は…んっ…ぇ…?…そう、なのか?
 ドワーフ同士だと、大体…んっ…どの位で生まれるものなんだ?」

また訪れた絶頂に、体を大きく戦慄かせる。
びくっびくっと震える体を抱きしめられ、何度となくその感覚を全身に染み込ませて、子宮で絶頂するのが完全に根付いてしまっていた。
そんな最中、驚きの事実が男の口から語られる。
絶頂の余韻に震えながらも、問いかけて。
少なくとも、エルフの方は人間と同じくらいかそれ以上の妊娠期間だったように思う。
長命な分、妊娠しづらく、また育ちにくい故に人よりも数が少ない種族であった。
その点においては、男の遺伝子を受け継いだ子らは、強いのだろう。
仕事の事を考えても正確に把握しておきたい所ではあるが、実際どのくらいの期間がいるのか想像するのは難しかった。

イーヴィア > ―――なら、俺はアンタの恥ずかしがってる顔を、ずっと見てられる訳だ?

(何事にもポジティブで、往々にして自分に都合の良い面を探し出すのが、性格
慣れないのなら、其れは其れで在る意味好都合だ、だとか囁いてやりながら
女が己が体躯へと、掌を滑らせるなら、笑んだ儘に僅か双眸を細めるだろう
常日頃より金槌を振るい、焔を制し、時には仕事の為、採掘や採集の旅に出る事も在る
ドワーフ故の頑強なる体躯には、女とは又異なる努力の積み重ねが宿る、か
戦いを知らぬ身体ではない、所々に癒え掛けた傷も見て取れるだろう
寧ろ言葉よりも雄弁に、真実を伝えられるのやも知れない
だから、隠す事は何もない。 触れるに任せ、己は緩やかに腰を揺らし
女を、蕩かし続けるだけ。)

―――……嗚呼…零れて来ちまってる、な。
……、……そうだな…、……普通なら、2~3ヶ月程度ってトコか。
でも、エルフが相手ってのは俺も聴いた事が無いからなァ…
もう少し長いかも知れないし、逆に、もっと短く元気に育つかも、な。

(少なくとも、己が一族の妊娠期間は、其れほどに短い。
ただ、あくまで其れは一族の中での話であり、相手が異なる種族となると
必ずしも同じだとは言い切れないのが正直な所だった。
同じ長命種では在るけれど、森にずっと住まう事の多いエルフとは異なり
ドワーフの、特に男は、若くして家族の下を離れ、旅に出るのが
離れた地にて腕を磨き、一族の名声を高める為に…故に、途中若くして死ぬ事も決して少なくは無い
だから、其の繁殖能力は非常に強く逞しいのだろう…と、あくまで推測する位だが
兎も角、子供が育つのは早い。稀代の女傑たる女の遺伝子を受け継いだ上に
領主として、整った環境で子を育てるのなら、エルフと言えど、更に早まる可能性だって在るのだ
一寸、肩を竦めて見せては、次第時間を掛けて子宮から零れ落ちてしまう蜜と精を惜しみつつ
ぐちり、ぐちりと、混ざり合う事適わずに散った精を、自らも掻き出す様に
子宮底と、子宮孔とを緩やかに往復する、穏やかな抽挿を始める、か)

テイア > 「あー…もう…。んっ…ふ…」

どこまでいっても平行線になってしまう。
女は見られたくないといい、男は見たいという。
終いには、ぽすんと男の肩に額をこすりつけて、顔を隠すものの耳まで仄かに赤く染まっているのが見て取れるだろうか。
腰を揺らされ、甘く声をあげながら下を向いて視界に入るその体躯。
炎を対峙して負ったのであろう、やけどのあとや、採掘のために自然と向き合った結果ついたのであろう傷あと。
その中に、自分の見慣れた刃物によって負った傷あとを見出す。つい、と癒えかけている他の物より新しそうな一つの傷あとに指を滑らせて。

「は…んぅ…そ、んなに…早いものなのか…。
 困ったな…んっ…あっ…な、かで…こすれて…っんぅっ」

混血たる子たちが、どの位で生まれるのかは予想はできないものの、恐らくはエルフ同士でできた子よりも早く生まれてくる事になるのだろう。
成り行きのまま、欲望のままに孕んでしまったが故に色々と調整が必要だ。
それにあまり猶予がないな、とつぶやきを零して。
大切な命を大事に育みたいと考えているが故に。
緩んだ隙間から溢れ出してくる白濁。
それを掻き出すように動かれれば、その量を増して溢れてくるのだろう。
その動きと、白濁に滑る感覚にぶるっと体を戦慄かせ。
次第、その動きが大きくなり子宮と子宮口を往復するような抽挿となれば、子宮を責められる感覚とはまた違ったものを生み出していく。
子宮口を広げられ、摩擦されるのにぞくぞくとしたものが駆け上がりきゅうっと、膣は締まり、声は、甘く跳ねていき。

イーヴィア > (――此れに関しては物分りが悪いと言うか…わざと、だ
最終的に平行線の儘、女が肩へと根を上げるかに顔を埋めるなら
思わず小さく噴出して、咽喉奥で笑いを堪えよう
――本当、可愛い奴だ――とは、囁いたら追い討ちに為るから
敢えて今は、胸の内に留めて置いたけれど)

……嗚呼…、……ま、武器屋なんて商売遣ってれば、難癖付けて来る奴も居るのさ
ちょいと遠くまで脚を伸ばせば、山ン中で山賊ご一行様とばったり…なんてのも在るしなァ。

(女が、気に留める様其の傷跡を辿るなら
決して鍛冶だけではない、戦いの傷跡が残る理由も伝えよう
無事平穏に鉄を叩いて居れば良い、と言う訳ではない
女の元にいるドワーフ達も、いざ有事と為れば斧やハンマーを手に携える
一介の戦士と姿を変える筈だろう…だから、其れは己も同じだと言う事だ
雁首が、緩んだ子宮孔から一度抜け落ちる瞬間の、開いた傘に引っ掛かる感触は
きっと、ただ抽挿するだけよりも、鮮烈な刺激と為る筈か
今度は、子宮孔をも虐めて、愛でてやる順番。 けれど其れも普通じゃない
内側から引き抜かれる摩擦と刺激を、覚え込ませようとしてやりながら
今はもう望み適わぬ精の残滓を、ゆったりと子宮より掻き出して)

―――……嗚呼、でも、ひとつ安心して良いぜ。
一度、ちゃんと孕んじまいさえすれば…親には、殆ど迷惑掛けないからな。

(例えば、悪阻であるとか、或いは早産などの切迫した事には、殆ど為らないのだ
単に成長が早い、と言うのも理由の一つだし…一族全体が土の加護を持つ故に
母体への負担が非常に少ない、と言うのが大きな理由…らしい
兎も角、其の辺りだけは安心して大丈夫だと、励ますように囁いては
また、一度――もう、まるですっかりと掌握出来たかの様に
女を、いとも簡単に絶頂まで、押し上げてしまう、か)

テイア > 顔を隠すように、その肩へと額を擦りつければ喉奥で笑っているのが聞こえる。
はーっと大きくため息を吐いて甘い悔しさを吐き出して。
きっと可愛いだなんて囁かれていたら、恥ずかしさに怒り出していたかもしれない。

「人のことは言えないが…気をつけろよ。子を、父なし子にはしたくないから…。」

戦場を駆ける己が、言えた義理ではないが、やはり大切なものが傷つくのは痛い、と指先で傷跡をたどりながら呟く。
彼らの強靭な肉体は、鍛冶や製鉄のみに留まらず戦いにも向いているのは重々承知しているが。

「ん゛っ…ぁっ…ひっかかって…んん゛ぅっ」

ずるりと子宮から抜け落ちるその時、返しのようになった雁首が子宮にひっかかって、まるで子宮を裏返すかの様のな今強烈な刺激が脳髄に駆け巡っていく。
じんじんと痺れるような、その感覚は強烈でびくっびくっと腰を震わせ、体を縮こまらせようと動く。
けれど足まで絡められたその体制から、動くことは難しかったか。
熱塊が引き抜かれるたびに、ごぼっと勢いよく子宮から白濁が溢れてくるか。

「…それは、んんっ…頼もしい、限りだな…。けれど…子を戦場の空気に…触れさせたくは、ないからな…んっんっ…―――っああっ」

そういえば、妊娠したら悪阻などがあるのか、と言われて初めて気づいたような顔をして。
そういったものがないというのは、楽でいいし早産などの心配がないのも安心していられる。
けれど、自分の最前線で戦う所属部隊を考えれば、やはり調整は必要だろうな、と考えたところでその余裕もなくなっていく。
子宮頸部や子宮口そのものを、刺激されていくのにまた新たな官能が生まれそして追い上げられていく。
女のリズムを完全に把握した動きに、あっという間に高みへと導かれて激しい痙攣を起こしたか。
白濁と蜜液を吹き出しながら、びくり、びくりっと大きく体をはねさせていき。

イーヴィア > ……大丈夫さ、俺と、アンタの子だぜ? ……寧ろ、戦場が落ち着く位に肝の据わった奴が産まれるさ。

(――そう簡単に、己がくたばる心算は無い。 だから、女の言葉には、ゆるりと頷いて
そして、己が子への心配を聞けば、今度はゆるりと首を横に振り――心配するな、と告げた
鉄と焔の中で育つ己が一族は、寧ろ玩具代わりに剣を振った物だ
エルフとしての、女の教育方針も色々在るだろうけれど
決して、蝶よ花よと育てる必要は無いぜ、と、其れだけは先んじて伝えて置くか
舞い上げた片掌で女の後頭部を、ぽむぽむと、優しく撫ぜてやりながら
其の額へと軽く口付けを触れさせて…安心を、少しでも与え様と。)

……考え過ぎるな、特に、一人ではな。 何なら、アンタのトコのドワーフ達にも相談してみれば良いのさ。
もちろん俺も、悩んだり困ったりしたら、何時だって相談に乗ってやるから、なァ

(ゆったりと、絶頂に溺れ行く女の身体を閉じ込めながら――ゆったりと、腰を揺らす
子宮孔を愛でられての絶頂なら、身体が戦慄いてもなお、暫くは雁首でぐりゅぐりゅと弄び
そうして、女の腰が次第上塗りの絶頂に強張る頃、再び熱塊を、女の奥底へと深く深く押し込んでは
円を描くように子宮底を愛撫し、其の両翼へと連なる管を刺激しては
再び、女の身体を緩やかな目覚めへと導こうか。
両翼へと伝える刺激は、其の儘女の身体を再びの疼きへと誘う物、か)

テイア > 「…ふふ、確かにそうかもしれんな…。」

言われてみて、笑いが漏れる。
父親と母親、どちらに似たとしても蝶よ花よと愛でられるような性格にはなりそうもない。
優しく撫でられ、口づけられるのにふっと柔らかな笑みを浮かべて。

「ああ…そうだな…んっんん…っ…―――っは、くぅっ…あっ、あぁ…」

ついつい、考え込んでしまうのは己の悪い癖だろう。
今は、もう一人ではなく男がいるのだと思えば心の中、無意識に構えていた部分の力がほぐれていくのを感じる。
絶頂の最中も、子宮口へと鮮烈な刺激は与えられびくっびくっと腰を震わせながら悦に浸る。
弛緩していた内部も、その絶頂に再び強ばったのを見計らって深く押し込まれぼこん、と女の腹が卑猥に形を歪ませる。
ぐりぐりと押し付け、円を描くように子宮を愛でられその衝撃は卵巣へと響いていく。
それは、燻るような熱から、再び焔のように燃え上がって女の官能を刺激していき。