2016/05/02 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にベルさんが現れました。
ベル > 「ふわ、やっぱりこの街のご飯は美味しいねぇ」

冬も終わり、暖かくなってきました。
冬は苦手でずっと自分の領地に篭っていましたけれども、久しぶりのマグメールは格別です。

「出店も色々でていますし、次は何を食べようかな?」

と、久しぶりにやってきたとなると、やる事は決まっています!

買い食いです! とりあえず露店巡りをして一通り食べていきましょう。

ベル > 平民地区はお値段もお手頃、露天の食べ物は食べ歩きができる工夫もされているので好きなのです。

「あ、あれも美味しそうですね」

お肉の焼けるいい匂いに連れられて、ふらふらっとサンドイッチのお店にやってきます。
大きなお肉が串にさされ、回転しながら焼かれています。

「すみません、お一つお願いします」

お店の方にお金を渡せば、そのお肉を大きなナイフでそぎ落とし
ポケットの形のようなパンにお肉やお野菜を入れ、ソースがかけられました。

「ああ、これ絶対美味しいよ」

お店の方からサンドイッチを受け取れば、一口。

「ふわわわわ」

お肉のじゅわっとした味、お野菜がそれをクドすぎない味に整えてくれます。

そしてヨーグルトベースのソース、これが全体の味を引き締めるのです。

あとで、もういくつか食べましょう。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にリトさんが現れました。
リト > ふらふらと平民地区をぶらついていると、何やら美味しそうな香りが漂ってくる。
飛んで火に入る云々のよう、それを辿って歩いていけば、サンドイッチを食する少女の姿が見えた。
物怖じせず近寄っていけば、後ろから顔を覗かせつつ話しかける。

「何食べてるのー?」

美味しい?と無邪気な瞳で問いかける。
露店で回り続けている肉に一度視線をやって、また戻した。

ベル > 「ふみゅ!」
ちょうど食べ終わるタイミングで声をかけられ、少しびっくりしてしまいました。
変な声が出ちゃったかもと、思いつつ見てみれば可愛らしい子。

「そこで売ってるサンドイッチですよ、焼きたてのお肉が入ってて美味しいの」
そう言って女の子と一緒にお肉を眺めます。

ああ、もう一個食べようかしら、ジューシーな部分とちょっとカリっと焼けた部分の混ざった感じも美味しかったですし。

「私はベルだよ、お嬢ちゃんは?」

一応コレもまた縁、一応自己紹介だけはしておくのです

リト > 変な声、聞けばクスクスと屈託なく笑う。
改めて見てみれば、自分とそれ程身長も、年齢も変わらない――外見年齢は、の話だが。

「そっかー。サンドイッチー…」

ふーむ、と二人で肉を眺めていれば、自己紹介された。
彼女の方に向き直る。

「わたしはリトだよ。ベル、だね。よろしくねっ」

ベル > 背格好は同じぐらい、並んでみている二人は、通りかかる人からはお友達に見えますでしょうか。

「リトちゃんですね、よろしくお願いします。
 ああ、やっぱりもうひとつ買う、すごく美味しかったし」

そう言ってお金の袋を取り出すのです。

「リトちゃんも食べる? お金持ってます?」

身なりの良さそうな子、もしかすると富裕地区から見物に来た子かもしれません。
もしかするとお金持っていないかもしれませんね。

リト > 通りがかる人、そして店の人は友達と見てくれることだろう。
取り出されたお金の袋を見た。

「よく食べるんだねー。わたしはいいよ、あんまりお腹減ってないし」

ひらひら左右に掌を振った。
そしてもう一つサンドイッチを買っている彼女に、横から問いかける。

「ねー、ベルってこの辺に住んでるの? それとも他の地区?」

ベル > 「そう? じゃあもう一つ食べますね~」

お店の人にお金を渡せば、新しいサンドイッチを受け取ります。
このままこの場にいては、サンドイッチの誘惑に負けそうですので、少し歩きながら話しましょう。

「美味しいのにぃ、リトちゃんは少食?」

そう尋ねながら小首をかしげます。

「あ、私はこの国の人じゃないよ、少し遠いトコ、でも観光やお仕事によく来るんですよ」

リト > サンドイッチを受け取るのを見てから、一緒にのんびり歩き始める。
人通りも多くないから、前を見ていなくてもぶつからない。

「少食……ってわけでもないんだけどねー。食べるときは食べるよ」

頰を掻きながら、笑って首を左右に振る。

「そっかぁ。わたしも、ちょっと遠い所から来てるんだー。一緒だね!」

ベル > ああ、やっぱりここのは美味しい。
パンはちょっと硬いですけど、袋のような形状でソースを封じ込めている感じです。

「そっかぁ、私としては一緒に食べてくれる人がいると嬉しいかな?
 一人だけのご飯より、何人かで食べるご飯美味しいもんね」

ぺろっと指についたソースをなめちゃいます。

「うーんそっか、今日は誰かと一緒に来たの? 一人で?」

もう一つのサンドイッチを食べ終わりますと、思うことがありリトちゃんをじっと見ます。
もしかすると以前どこかで会ったことあるかもしれませんので。

リト > 「そっかー。じゃ、今度一緒に食べよ? わたし、好き嫌いないから」

そんなお誘いをしつつ、ふと見つめられれば見つめ返す。じっ、と。

「今日は一人で来たよー。みんな忙しいらしくてさ」

こうして見てみると、確かにどこかで会った気がする。
思い出そうとしながらじっ、と暫く見つめ合って。

ベル > 「いいですねー好き嫌いのない子は好きですよ、美味しく色々食べれるのは素晴らしいことなのです」

一人で遠くから、私の外見と同じような年頃ででここまで来る。
そういえば、覚えがありますね……ああ、思い出しました。

「なら今度私の領地に遊びに来ます? こちらが指定した者以外の領民に手をかけないのなら、新鮮な血もご用意しますね」

彼女は確か、アブル・ポイズニーのお嬢さん。
太陽耐性のある珍しい方だったはずです。

リト > きっと彼女と同タイミングで、記憶が引き出された。
目の前の彼女は確か、魔王。あまり分野について詳しくないが『暴食』だったろうか。

「――あ、いいね。一応、ルールとかはちゃんと守るから安心してね!」

太陽耐性のある吸血鬼。稀かどうかは判断つきにくいが…。
ニコニコと笑いながらお誘いを快諾する。

ベル > 「それなら安心です。もし血でも好みのタイプがあればご用意できますからね」

ちゃんとお約束事をしてくれるというのであれば安心です。
陽光耐性のある方でしたら、麦がキラキラ輝く様子もお見せできますし
観光案内をするのもいいですね。

「それにしても、意外と人でない方にも出会いますね」

と、アイスを売っているワゴンが目に止まります。
ひきよせられるように、そちらの方へふらふらと近づいていくのです。

リト > 相手が魔王だからといって態度を変えるような器用さは持ち合わせていなかった。
観光案内をしてくれるというならば、是が非でも行きたい。

「好みのタイプかー……無いわけでもないけど」

そこまでお世話になるのは…的な思考だ。
ふらふらアイスワゴンの方へ近づいていく彼女に続く形で。

「最近は魔族とか何とかの出入りも激しいみたいだよー、この街」