2016/03/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/囁く火花亭」にヴァイルさんが現れました。
ヴァイル > 夕過ぎというのに客もまばらの酒場。
どうにも敵が増えてしまったため、ここの所自身の住居には戻らずあちこちを転々としている。
この囁く火花亭もそのうちの場所のひとつである。
アイオーン信徒の密かな寄り合い場所でもあり、店内にはところどころアイオーンのニュアンスが隠されている。

ヴァイルは店主とはちょっとした契約を交わしており、その対価としてこの酒場をセーフハウスとして活用していた。

「退屈だな」

不服そうな表情。
フリル付きの少女趣味のドレスの裾からのぞかせた両脚をばたばたと動かす。
別にやることがないわけではない。迂闊に動けないが故であった。