2016/03/15 のログ
■イニフィ > まあ、さすがにこのままもふもふしててもいい。
持ち帰っていいですかの問いにしっかりと断られてしまったのでちょっと残念。
抱けど、思いっきりこの場でもふも伏ふしたので堪能したとばかりに満足そうな顔をしていた。
うん、魔族だけどこういうもふもふがいいって言うのは、人間と大して変わらない。
「あー、そういえばあるわね。吸血鬼には紅、淫魔には紫って感じにね。」
その中でもとりわけ強い力を持つ色の象徴。
九尾にしては金色の禁色があるように、淫魔にもやはりある。
耳は弱点だと知れば、少しだけ悪戯っぽい笑みを浮かべた。
「まあ、私も気ままな一人旅よ。……あ、ごめんなさい。」
そろそろ帰るつもりらしいリュウセンのかかえていた九尾を離した。
生え変わりのシーズンでは、服とかが毛だらけになってしまうのは仕方がない。
まあ、それは後で洗い落とせば済む話だ、そこまで問題はしていない。
■魔王リュウセン > また 出会った際にもふもふするなりお手入れを手伝ってくれれば
存分にお手入れの際にもふもふはし放題。一本の尾に大体10分少々かかる、それが9本。一時間ちょいモフモフし放題だ。
彼女は満足した顔になっている 言わないでおこう。
「赤い目とか紫の目の方々は 上の方々と覚えておけばいいのですね?…大体それよりも匂いで分りますけど。」
魔の方々に限らず人も然り 匂いはある。九尾としてのランクは高い位置ではないが、魔力は王族種だった。
耳は…弱点と覚えられてしまった、次が 次逢う時が怖い。
「では、まぁ、 会えればよろしく。 それでは失礼」
離された尻尾 ふるふると纏められていたのもあってかふわりと揺れたかと思うと広がった。
彼女に向けて会釈を向けてから 来た時とは違って急いだ素振りで公園を後にして去って行ったー
ご案内:「庶民地区公園」から魔王リュウセンさんが去りました。
■イニフィ > まあ、手入れに時間がかかるのは見ていてわかる。自分だってそうだ。
神を手入れするのにも、そして―――人間として、手入れするにも。
「まあ、感じで解るわよね。……解らないくらいに隠されちゃどうしようもないけど。」
完全にカモフラージュしている人はやはりいる。
そういうのに当たってしまうと、どうしても解らないものだった。
クス、と笑みを浮かべながら、弱点の耳恥じ街道弄ってやオルカ、少しばかり考えてしまった。
「ええ、しばらくはこの町にいるし、また尻尾触らせてね?」
軽く、服に付いた気を払い落としながら右手を振った。
さて―――後の問題は重くなっている旅行カバンか。
とりあえず、宿に戻って後は―――それから考えよう。
リュウセンとは逆方向へと、両手でカバンをかかえながら、自分も歩き去っていった。
ご案内:「庶民地区公園」からイニフィさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にヴィールさんが現れました。
■ヴィール > 寄り道をした平民地区、路地裏でひと悶着あったと聞いて足を運ぶ。
既に人だかりは解け、人気も無くなっていたが――
酒屋の前、ぶちまけられた酒の匂いが辺りに広がっていた。
その臭気に顔を顰めながら見回す。乱闘の痕こそあれ、後は何も無い。
「………チッ」
暇潰しにでもなるかと思ったが。
舌打ちを零せば、カッ、と踵で路を叩きながら酒の水溜りに近寄っていく。
■ヴィール > 少し見物をして立ち去る心算だった。
水溜りに近づけば酒の臭気が鼻先を漂う。掠める。
何分、未だ少年の身。クラッと一瞬ふらつく。
「………調子、狂う……」
それだけを呟けば踵を返し、その場から早足で立ち去った。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からヴィールさんが去りました。