2016/01/27 のログ
ご案内:「平民地区の路地裏」にフォンさんが現れました。
フォン > (男が一人、大通りから細い路地へと駆け込んでいき、その後ろを追いかけるように10人ほどの
荒くれ者達がいきり立ちながら走ってきてて…)

『あの野郎、舐めたマネをしくさりやがったんだ。ケジメをつけさせるんだっ!』
『二度と俺らの前で調子に乗った行動を取らせねぇ様にするんだっ!』

(以前、男にショバ代をせびろうとして追い返されたチンピラが頭数を増やして、また男にちょっかいを
かけてきた為、男は大通りで騒ぎを大きくする事を避けて、路地の方まで逃げてきたが、
チンピラたちも執念深く追いかけてきたのをみると、男は逃げるのをやめ、路地裏で立ち止まっていき)

はぁ~~、いくら、何を言われてもそちらさん方にお金を支払うつもりはないんですけどねぇ~?
真っ当に汗水流して働こう…とは思わないんですか?

(大きくため息を吐きながら、男の周りを取り囲んでくる、チンピラたちに諭すような事を口にしていく男。
…そんなチンピラたちを更に怒りに駆り立てるような事を口にし、悠然と周りの男たちを眺めてみせて)

フォン > (男の…あまりにも場の空気を読んでいない発言に、チンピラたちは、この場でさえも
おちょくっていると認識したのか、腰の辺りからそれぞれ光り物を取り出していき)

『ふざけんじゃねぇよっ!! 金さえ出せば命だけは助けてやってもよかったのによぉ~』
『てめぇなんか、生かしておく価値もねぇや』
『死んで後悔しろやっ!!』

(光り物を出したチンピラたちが男になだれ込んでいくが、狭い路地に男がチンピラを呼び込んだ事が
功を奏してか、一度に掛かってくるチンピラはせいぜい3人程度……、それくらいならば男にとっては
苦になる展開にはならず…、また少し暴れても人目に付かない事もあり、男は掛かってくるチンピラを
一固まり…二固まり…と着実に殴り、動きを止めさせ、頭数を減らしていくか)

はぁ~、これ以上、俺に係わり合いにならない方がいいですよ。
金を取る所か……逆に怪我を治すための金を使うだけだから、危うきに近寄らず…を決め込んでくださいよ。

(チンピラたちが持つ光り物の刃先は男の衣服すらも掠らずに、倒れるチンピラが増えているその場で
男が親切心から忠告をしてみせていくと……まだ男に絡んでいないチンピラは顔面蒼白になりつつ)

『お……俺らにも面子ってもんがあんだよっ!
だ……だが、今日の所は勘弁しておいてやらぁ……』

(明らかに分が悪いと悟った五体満足なチンピラは、打ちのめされた仲間を肩に抱きながら
捨て台詞を吐いて、男の前から立ち去っていって……)

はあ~~ぁ……、もう少しまともな出会いってモノが無いものかねぇ~?
商売に役立つもの……もしくは俺自身の成長に何らかの役に立つものとか…さ

(路地裏に一人だけになった男は路地の壁に背中を預けながら腕組みをしながら、軽くぼやいてみせていって)

フォン > (しばしの間、誰も通りかかる事のない路地裏で……この国に来てから、いい出会いもあったが…
悪い出会いの割合の方が多く、この国での商活動のあり方やら、今、現状のような自由行動の時の
あり方などを色々考えてみせていたが……)

まぁ、俺が俺である以上、こういった面倒事に係わる事は避けられないだろうな…
それをこの国に着たから……という責任転嫁をしても、それは卑怯なことだろうからな。

(路地裏の壁に寄りかかっていた背中を離して、チンピラたちが逃げ去った……大通りへと繋がる道筋を
ゆったりとした足取りで戻り、大通りの喧騒の中に消えていくか……)

ご案内:「平民地区の路地裏」からフォンさんが去りました。