2016/01/02 のログ
ご案内:「冒険者の店「踊る雌馬亭」」にカレンさんが現れました。
■カレン > (平民地区をぶらついていると、聞き覚えのある店の名前があった。
そこでとりあえず中に入ってみるとする。
冒険者達が新年の浮かれもあってか騒いでいた)
エールと、適当な肉料理を。
(カウンターの端に座り、
ケープを脱いでまとめる。
外はそれなりに寒い)
■カレン > (この店の主人とは顔見知りのはずだが、
自分の記憶が定かではないのかもしれないし、
主人が店にいないということも珍しく無いだろう。
運ばれてきたエールをあおる)
あんな悲惨な戦争があったのに、
こうして騒げる場所があるというのはいいことだ。
(ウサギ肉のソテーをフォークでつつきながら、
そんなことを呟く。
自分だって前線で血まみれで戦ったというわけではないが、
戦争に参加した一員である。
復興が早ければ早いほど喜ばしいのだ)
ご案内:「冒険者の店「踊る雌馬亭」」にイーヴィアさんが現れました。
■イーヴィア > (山脈へと採掘の旅に出て暫くの事
紆余曲折を経て漸く王都に戻って来たのがつい先日であり
其の間留守にしていた店の事やらを粗方片付け終えたのが
大よそ半刻ほど前の事だった。
当然食料の調達も出来ていないものだから
今宵は外食と決め込んで、店を後にしふらついては。)
――……おーっす、久しぶりだぜー。
取り敢えずアレだ、酒と肉をだなー…
(見かけた店は、冒険者たちが集う場所
ただ、己も冒険者紛いの事をする事が在る故に
割と出入りする機会は多く、快活に声響かせて入店しては
早速とばかりに注文投げて、店の奥へと進む、か)
■カレン > ん…
ああ、鍛冶屋か。
先日は世話になった。
まあ近くに座ってくれ。
(横の席をポンポンと叩く。
注文を追加しようと思ったがその必要はないようだ。
ぐいっとエールをあおり、追加を頼む)
■イーヴィア > (ん? と、カウンター端に見かけたのは
以前戦場で出会った騎士の女、か
騎士鎧を着ていない故に一瞬判らなかったが
雰囲気はあの時と変わりない
招かれれば、ふ、と笑って隣の席へと赴き)
どうやら、無事に帰って来れたみたいだなァ、隊長さん。
あ、注文こっちの席に頼むぜー!
(此処に相手が居るという事は、そう言う事なのだろう
王都を揺るがしたあの戦からまだそんなに日は経っていない
少なくとも己には、まだ今は戦後の感覚で
椅子へ腰掛ければ、テーブルに肘を付いて女の横顔を眺め)
■カレン > あの時点で勝ち戦は決まっていたような物だったからな。
それに、後方支援が主だったからそうそう死ぬ機会もなかっただけさ。
(言いつつ、新しく運ばれてきたエールに口をつける)
イーヴィアといったか。
貴方も無事戻ってこれたようで嬉しいよ。
「今」の私は騎士ではなくただの客だが、
それでも礼を言わせてもらおう。
貴方のような人たちがいたから戦に勝てたのだ。
(そう言ってふわりと微笑みかけたのだった)
■イーヴィア > ――其れでも、戦にゃ絶対は無いからな
大勢が決してたのに、予想できないアクシデントで逆転、なんて事も在るもんさ
だから、ちゃんと此処で、こうして酒飲んでられるのは
幸運な事だと思うぜ?
(無論、相手の腕や強さを疑っている訳ではない
ただ、戦争と言う物は、戦いと言う物は
終わりを迎える其の時まで、気は抜けない物だ、と。)
ま、アンタの言葉を借りるなら、俺こそ所詮鍛冶屋だ
部隊に守って貰えたお陰で無事にってトコさ
礼を言うならこっちの方だ、感謝するぜ?
(結局己は戦いには参加していない。
女騎士の率いる師団に守られながら、己が仕事をしていただけだ
ただ、其れでも感謝を述べられて気分が悪い筈は無い
鍛冶屋冥利に尽きると、女の微笑に口元笑ませては
少々遅れて運ばれてきたエールを受け取った後
女へと向けて、杯を掲げて見せよう
乾杯、と)。
ご案内:「冒険者の店「踊る雌馬亭」」からイーヴィアさんが去りました。
ご案内:「冒険者の店「踊る雌馬亭」」にイーヴィアさんが現れました。
■カレン > 確かに。
…上層部が腐りきっている…この国の軍では、そういうことは多そうだ。
お互いの幸運に感謝しよう。
(一部を小声で言いながら。
ただでさえ、戦というものは、闘争というものは、
先が見えないものである。
指揮官が選択を誤ったせいで戦況が逆転するという話は、
幾度と無く聞かされてきた)
ふっ、こうやってお互いを尊重しながら戦えていたのなら、
決着はもっと早くついていたかもしれないな。
乾杯。
(杯を掲げ、ぐいっとあおる。
カレンは酒には強い方である。
もっとも、いかにも酒が好きそうなこの男より強いかは、
飲み比べでもしなければわからないだろうが)
■イーヴィア > ――クク、さて、俺は何も聞かなかった。
……だがまァ、どんな組織も長く続けば病巣ってモンが出てくる
問題なのは、其の病巣を取り除けるかどうか、さ
っても、お偉方の話なんざ気にしてない俺が言ってもって話だがな。
(其れを騎士である女がはっきり言って仕舞う辺り
矢張り良い根性をしていると、咽喉奥で笑い。
器がぶつかり音を鳴らせば、女と共に此方も酒を一気に煽ろう
ちなみにドワーフと言う物は、大抵がウワバミであると言う話。)
……さて、如何だかな。
そもそも今回の戦争自体、どーもキナ臭いまま終わってる
勝負で言うなら確かに勝ったんだろうさ
でも、アンマリすっきりはしなくてなァ…
……ま、もう終わった事か。
それより、今日は騎士じゃあないんだっけか?
(今回の戦争の意義について、己なりに思う所は在る
だが、思うだけであり、其れを体を張って戦い抜いた
女の前でつらつらと呟いた所で仕方ないだろう
再び、酒を煽って気分を変えては――隣の女を眺め見て
ふと、口端釣り上げ、改めて問うて見ようか。)
戦場じゃ流石に止めといたが…今は王都だ
仕事が絡まないんなら…正式に、口説いてやりたいトコだがね?
■カレン > お偉方の言動如何でこちらの行動が制限されるのだから、
気にせざるを得まい。
とはいえ、病巣を取り除こうという気概があるわけではないのだがな。
(微笑みながらエールをあおるのであった)
ふふ、鍛冶屋にもそう思われているということは、
最初からきな臭い戦争だったのさ。
とにかく今は元通りの国を取り戻すために働くだけさ。
(日々の殆どを事務仕事で忙殺されている。
それは国民たちが復興を急いでいるという証であり、
ありがたいことではある)
ああ、今夜は騎士ではない。
しかし、口説こうという女に向かってそれを宣言するなんて、
相当な自信家だな。
それだけで少し傾いてしまいそうだよ?
(悪戯っぽく笑みを浮かべるのであった)
■イーヴィア > 生憎、気概とか皆無な俺は人にとやかく言える立場じゃないからなァ
ま、御前さんみたいなのが居るんなら、少しはマシに思えるさ
どんなキナ臭い理由の戦いだろうと、被害被るのは普通の民衆だ
少しでも頼れる騎士様が居るのは、安心だからなァ
(騎士として信頼出来る、と言うのは、其れだけで民衆には在り難い事なのだ
もう、既に空となりかけの杯を、一気に飲み乾して仕舞っては
戦場の凛々しさとは異なる、柔らかな笑みを浮かべる相手に
ふ、と、此方も表情緩め。)
そもそも前に口説くって宣言してるからなァ?
戦場でもイイ女だったが、鎧を脱いでもやっぱりイイ女だったんだ
遠くから崇めて見てる、何てのは性に合わないしな。
それに、生憎俺は、回りくどいのが得意じゃあない。
(くつくつと、冗句めいてそんな事を呟いては
ふと、片掌を女の頬へと伸ばして――拒まれぬなら
其の目元を、柔く親指の腹で、撫で擽ろうとする、か
口説く、と言う事だけは…決して、冗句ではないと伝えるかに)。
■カレン > そう、そしてどんな正当な理由がある戦争でも、
被害を被るのは民衆なんだ。
それが見えていない貴族が多すぎる…
しかたのないことなのかもしれないが。
(悲しそうに目を伏せるのであった)
いい女かどうかというのは、見た目ではわからないぞ。
わかっていたらこの世に離婚なんて制度はないわけだからな?
私をどうしたいのかは知らないが、気をつけることだな。
(目元をなでられる手を拒むようなことはしない。
ただ、のらりくらりと躱すように、
目を細めながら冗談めいた口調で言うのだった)
■イーヴィア > ――……個人で出来る事はたかが知れてる。
でも、御前さんは騎士だ、流石に国を変えろなんて言う心算は無いが
少なくとも足元見下ろすなんて事をしない連中に比べりゃ
余程民衆の為に尽くせるんじゃないか?
(出来るだけの事を、努力すれば良い
他人を見て嘆いた所で何かが変わる訳でもないのだから、と
そんな事をのんびりと呟いて見せたなら。
――目元を撫ぜる指先を、そっと滑り落として
適うなら、女の唇へと触れさせようか、と)
男がイイ女に求める事なんて、単純明快さ
手篭めにしてみたい、抱いてみたい、啼かせたい…
クク、どれも判り易くて馬鹿っぽいだろ?
ただ…其れ位、魅力的な女なのは確かだぜ、カレン
(たった一度、名乗られた名を覚えていると、呼んで見せては
冗談めかして躱すような女へと、オブラートなど一切包みやしない
純粋に過ぎる雄の欲を示して見せようか
小細工なんて物は使わない、ただ単純に、御前が欲しいのだ、と)。
■カレン > たかが知れている、か。
その小さい事の積み重ねが、人のためになってくれるのを願ってやまないよ。
最も、私は慈善家でも優しい司祭様でもないから、
人助けなんて烏滸がましいけれどね。
(男の指が柔らかい唇に触れると、
言葉の合間に挟まっていた酒を呑む行為が中断され、
視線は男と交わるのであった)
ふふ…男というのは誰もかれも同じことを考えるな。
一時の快楽によくもまあそんなに情熱を注げるものだ。
…と、私もそんなに貞淑ではないのでな、
満足させてくれる男であれば、抱かれるのも吝かではない、が……
(そっと男の指をどけて杯をあおる)
抱かせろと言われ、ハイと答える、
それだけでは少し面白味に欠けるな。
(さて何が正解なのだろう。
自分でも答えのわからぬ要求をしてみたりするのであった)
■イーヴィア > 人助け出来るのが司祭と慈善家だけなら
少なくとも王都はとっくに滅びてるさ
まだ此れだけ人が笑ってられるんなら…
まぁ、まだ大丈夫だとは思うがね
(言葉に根拠は無く、唯日々を生きている上での感覚に過ぎない
触れた唇は柔らかく、けれど、程なくして指はするりと外される
くつくつと、咽喉奥で笑っては、残念、と小さく呟き)
―――そうだな…、……なら、一寸した勝負なら如何だ?
もし俺が負けたら、御前さんの飲み代は俺が出す
もし俺が勝ったら、一晩付き合って貰う
さて、如何する?
(ひとつ、思いついた様に人差し指を立てて見せたなら
カウンターの上に載っていた賽の目を2個、女の目の前に置こうか
高いほうが勝ちだ、と、無論提案は強制ではないが
果たして、相手は乗るかどうか)
■カレン > ふふ、いい事を言う。
この国もまだまだ捨てたものではないということかな。
面白い話だった。
(エールを煽り、空になった杯を置いて、
追加を注文した)
面白い勝負だが…
あいにく金には困っていない。
私が勝ったら、貴方には私の部下100人の装備を…
そうだな、2割引きで点検を引き受けてもらおう。
それでもいいなら、私はその賽をふろう。
(くすくす笑いながら、
それはまるっきり勝負は公平なものと信じ込んでいて、
めったにやらないギャンブルを純粋に楽しむかのような口調である)
■イーヴィア > おう、其の通りさ。
ま、本当の本当に平和な世の中に為っちまったら
鍛冶屋は兎も角、武器防具屋は廃業になっちまうがなァ?
(自分で言って笑う辺りは、あくまで冗談なのだろう
自分の酒の注文は、今は一度置いておきつつ
女の修正した対価を聞けば――一寸だけ、考え込む顔
頭の中で大雑把な計算をしているのだろう、少し間を置いた後)
―――良いぜ、乗ってやるさ。
先に言って置くが、男に二言はないぜ。
(――行くか、退くか。 ――否、答えなぞ初めから決まっている。
乗った、と、女の提案を了承しては、テーブルの上のダイスを示そう
此方も、賭け事に興じる事は殆ど無い、が
勝負事は、愉しめるクチ、か)。
■カレン > ふふ、確かに。
だが狩りをするにも魔族と戦うにも武器防具は必要だ。
技術を持っていれば食いっぱぐれはしないさ。
(笑いながらエールを飲むのであった)
その言葉、しかと聞いたぞ。
私は賭け事をしない口でな。
こればかりは本当にどうなるかわからん。
(楽しそうに賽を振るのであった)
■カレン > [2d6→3+6=9]
■カレン > お、6がでたぞ。
(楽しそうに手を叩くのであった)
■イーヴィア > ま、確かにナァ
そんな事に為ったら雑貨屋に鞍替えってのも
存外悪くは無いがね
(いずれにしても、別に其れでやっていけなくなる訳ではない
ともあれ、テーブルの上、女が賽の目を手に取るなら
振るわれる其の出目を、じっと見詰めて。)
―――おっと…こいつは難敵だぞ。
クク、世の中そんなに甘くは無いって事か。
だがー…まだ、負けたと決まった訳じゃないぜ
(見えた6の目に、一瞬額を押さえて仰ぎ見る天井
だが、諦めはしないと愉しげに笑っては
賽の目を手にして、テーブルに放り)
■イーヴィア > [2d6→1+2=3]
■イーヴィア > ――……おう、此れはアレだな、調子に乗るなって奴だなァ…。
(――1とか出ている時点で酷いのに、もう片方は2と来た
がくりと肩を落として、ちょっと遠い目)
■カレン > 人のためになる技術を持っていれば、
生活に困るということはないということさ。
地位と権力しか持っていないと、
いざという時何もできない。
(騎士であり貴族であるカレンがそれを言うのであった)
あっはっはっは!
この勝負、私の完全勝利だな!
イーヴィアの2つを合わせても、私の小さい出目に勝てないんだから!
(ひどく楽しそうに相手の方を叩こうとする)
2割引きで百人の装備だ。
男に二言はないはずだな?
勝負はこれで終わり、だ。
――しかし、なんだな。
調子に乗って賭けに出て、無様に負けた男を、
胸の中で眠らせてやる…そんな女はいい女だとは思わないか?
(艶っぽい口調でそういうのである。
エールを口にしながら、「ここの3階は宿屋だと聞いているな?」などと付け足し)
■イーヴィア > ――確かに、其の通りだ。
まぁ、俺が欲しいのは名誉だけだからなァ
腕を磨いて名を上げる、其れだけさ。
嗚呼、それと…お前さんは、地位も実力も在る、大丈夫さ
(例えどんな世に為っても、己のやる事は変わらない
隣に居る女も又、決して地位や権力だけの人間ではないだろうと
少なくとも俺はそう思う故に、同じだと告げて笑い。)
―――……この…ぶざまな感じがマジで酷いなオイ…。
つーかさ、せめて負けるにしても、1足りないとかそう言うのだろ…。
(まさに、完敗である。 肩の辺りか背中の辺りか
べしべし叩かれれば、物凄く苦笑いで己の運の無さに愚痴を零し)
―――……オーケー判ってる、男に二言はないさ。
いや、っても100人分だろう?
新年早々の大口注文に、特別サービスってトコだ。
(二言は無い、其れは言い出した手前撤回はせず
判った、と頷き返しては、女が此れからも飲むだろうと見越して
己も二杯目を頼もうと手を挙げかけた、のだが。
――遅れて、聞こえた声に、一寸瞳を瞬かせる
振り返れば、向けられるのは艶めいた瞳と声
一瞬意味が飲み込めず、けれど、宿の存在を仄めかされれば
漸く其の意図を理解して。)
――――……ったく…傷心の男に優しくするなんてなァ
間違い無く、良い女だよ、カレン。
(ふ、と、緩めた表情。
宿屋の存在を肯定する様に頷いたなら
酒を頼む為に掲げた掌は、店員へと部屋を借りる為の其れに
変わる事と為るのだろう、か)。
■カレン > 名誉を欲しがるとは、中々強欲だな。
それは、率直な褒め言葉と受け取っておこう。
(男の腕を認めた上で、そう言われると悪い気はしないのである)
あははははは。
なぁに、納期は大目にみるし、急ぐ注文でもないから、
王国軍に良い繋がりができたと思って受けてくれ。
(杯を煽って空にするとたちあがる)
じゃあ、傷心の男を一晩かけてじっくりと慰めてやろうか…。
(男にウインク一つ、階段の方へと歩いて行くのであった――)
ご案内:「冒険者の店「踊る雌馬亭」」からカレンさんが去りました。
ご案内:「冒険者の店「踊る雌馬亭」」からイーヴィアさんが去りました。