2015/12/09 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 職人通り」にマルティナさんが現れました。
マルティナ > 今日も仕事を探しに街中へ。
この頃はハプニングに見舞われる事も少なく仕事の調子は上々。
とはいえ大きな稼ぎもなく、あんまり安定しているだけでも焦れた飼い主がちょっかいをかけてこないかが心配なところ。
ちなみにこの頃の仕事というのは、近郊の森への護衛や輸送の警護などで実際に戦闘になった回数はほんの僅か。
ある意味運がいいが、飼い主はこれでは満足しないだろうと本人は思っている。
――実際の飼い主はといえば、こうして戦々恐々としている様子も楽しんでいるので問題はないのだがそれを教えて上げるような性格の魔族ではない。
なにはともあれマルティナは次の仕事を求めて各所の店を巡っていく。

「こんにちは。今日はお手伝いすることありますか?」

以前武器を調達する際お世話になった鍛冶屋へ顔を出してみる。
これまでも時々簡単な仕事を紹介してくれたところだが、今日はどうであろうか。

マルティナ > 店に入ると12歳ぐらいの少女が声を返してくれた。
鍛冶職人の娘らしく、こうして受け付けの仕事を手伝っているらしい。
何度か面識もあるのだが未だに顔を真っ赤にされて直視されることがない。
こんな格好だから無理もないのであるが。
むしろちゃんと対応しようとしてくれてありがたいと思わなくてはいけない。

「この前はありがとうございました。装備はまだ直してもらう程じゃないので、何かお仕事になるようなものがあればと思ったんですけど。」

恥ずかしがる少女の前で、自分は照れたりすることはなく殊更普通に振る舞う。
堂々と、この格好に何も恥じ入るものはないという態度だ。
そんなマルティナをちらちらと見ながら、律儀に説明をしてくれる少女。
とりあえず今は緊急の依頼もなく、これといって冒険者の手を借りる事態はなさそうであった。

「そうですか。ええ、それなら何よりです。では、私はこれで。」

あんまり長居してこの純情な少女に気を使わせるのも可哀想だ。
最後に親方に挨拶を、とも思ったが忙しそうなので今日は控えておこう。
適当に話しを切り上げて少女に礼を告げると鍛冶屋を退出し、さて次はどこへ行こうかと特にあてもなく足を進める。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 職人通り」からマルティナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 繁華街」にパトリックさんが現れました。
パトリック > 頭いたい…… ちくしょう、なんなんだ…
(気がついたら、公園のベンチで寝そべっていた。 たしか魔族の女性を見つけて、
 声をかけてお酒を飲んで、そのあと女の子になって……思い出せない。
 アルデヒドの厚い壁が、記憶を隔てるように脳みその中にそびえ立っている。
 頭ががんがんするし気持ち悪い。 二日酔いだと気づくのに時間が掛かるほど、
 頭も身体も心も弱っていた。)

なんか機密をもらしたりしてないよな…多分大丈夫だよな…。
(えらい勢いで飲んでくだを巻いていた気がする。
 少し心配だ。 軍の機密をバラしたら、普段みたいに怒られるだけじゃすまない。)