2015/11/26 のログ
ランベルト > んー……い、いけねー、っての、ねー、け、けどぉ……そ、それ、つえー、のかぁ……?

(そもそも冒険者って何だ、っていうレベルの無知であった。この男は自我が芽生えて暫く職種についての理解すらまだ及ばない。とりあえず、彼女の下半身に手をかけようとしたところで、条件をつきつけられるのだが、その間、男は何となしに彼女の胸を見ていた。女性特有のまろやかな肉体、そうして自分にも覚えがある箇所に、なんだか)

……おんなのこ、ってさあ……お、おっぱい、かくす、じゃ、じゃん?

(主の館にいる娼婦だってそんなふうに丸出しにもしてないな、と思いながらに男は指を伸ばし、触れることができるなら装飾品のついているらしい彼女の胸元を、チッ、と軽く弾いてみたりするのだが)

わ、わかったー、み、みたらぁ、は、はなすう、よ…?

(でもやっぱり手を離したら逃げてしまうんじゃないかと思う男は眉根を寄せながらに、彼女の下肢を覆うものにもう一度手をかけようとする。今度は彼女から強い抵抗がなければ、それを表に引き出そうとするだろう)

マルティナ > 不幸中の幸いというべきか、頭の方はかなり緩いようだ。
それにどうやら害する事が目的というわけでもなさそう。
とはいえこの体格差が脅威である事は依然として変わりはないのだが。
そんな彼のもっともな突っ込みに対しては。

「し、失礼ですね!一応隠れてるじゃないですか!」

胸を触られると、乳首に取り付けられたイヤリングがチャリチャリと涼し気な音を立てる。
胸を隠すものはそれだけだ。

「あ、ちょ、ちょっと、乱暴にしないでっ…!自分で、自分で脱ぎますから、離してくださいっ!」

こんな大男が相手でなくても敏感な部分を他人に触られるのは怖いというか抵抗がある。
恥ずかしいけれど、見たら満足するというのであれば大人しく見せてそれで済ませてあげよう。

ランベルト > ……ぜ、ぜんぜん、か、かくれ、てぇ、ねえ、け、けどぉ……

(おっぱい、と男は子供じみた口調で返すのだけれど、失礼ですね、と強めに言われる事で何だか逆に委縮し、肩をすくめながらふてくされたような顔をした。叱られてるみたいに思ったようだ)


えー、ほ、ほんと、にぃ?……う、うそ、つかないぃ?
(自分で脱ぐからと言う相手に、男は半眼で見下ろしつつ、とりあえずは言われた通り、大人しくそこから手を引いた。はやく、はやく、と彼女を急かしながら、時折悪さをするように、彼女のお腹などを、ふにっ、と指で押したりとからかった)

マルティナ > 短いやり取りで何となく分かってきたが、厳しい見た目に反してかなり子どもっぽいところがあるようだ。
とはいえ警戒を解くわけでもないし恥ずかしいことには変わりがない。

「せ、急かさないで下さい!それに、女の子の体にみだりに触ってはいけませんっ!」

何だか子どもを躾けているような気分にもなる。
羞恥で震える指で申し訳程度にカバーを留めていた紐を解くと、陰茎部分が外気に晒された。
陰嚢部分はパーツが分かれているので未だにつけたままである。

「は、はいっ、これで満足しましたか…?」

だらりと垂れて全く勃起していないにも関わらず、その大きさは標準的な成人男性の勃起時を超えるような大きさである。

(うぅ、お外で裸になるなんて…。どうしてこんなことになったんでしょう…。)

ランベルト > ……え、えぇえ……そ、そんな、さぁあ、す、すっぽん、ぽん、が、わりー、んじゃ、ん……
おっ、おなかも、でてる、しー……

(おっぱいどころかほぼ裸じゃんかとブツブツ言ってると、やっと彼女がカバー留めを外してくれた、らしい。そうして出てきたものが、やっぱり見慣れたものであることに男は、うわぁ、と驚いたような軽い声を上げた)

す、すげー、や、やっぱり、お、おれ、と、おんなし、ぐれー、だよ、こ、これ。

(ほらほら、と男は笑いながら、自分のトーガの裾を持ち上げてめくって見せたりした。下着をずらして取り出したのは、彼女と同じぐらいのだらりと垂れた一物である。されどこの男は体躯に見合ったものだと思うが、彼女の華奢な下肢についてるそれは非常にアンバランスであったので、男は若干眉根を寄せて)

……ほん、もの?

(ぬうっ、と手を伸ばすと、彼女のそこを、腕を掴んでいない方の手でむんずとつかんでしまおうとしたり、した)

マルティナ > 自分にもついているものとはいえ、男性に性器を見せられるとやはり恥ずかしいものでつい目をそらしてしまう。
そんな隙をつくように男の手が股間に伸びてきて。

「ひっ!?…や、優しく、触ってくださいね…?男の人なら、分かりますよね?」

払いのけるにしてももう遅い。
無遠慮に手を伸ばしてくるが、せめて乱暴には扱わないで欲しかった。

「ほ、本物だって、分かりましたよね?…も、もういいですか?男の人が、そんなの触っても面白くないと思いますよ。」

約束通り見せた上にここまでさせたのだ。
もう十分であろう。

ランベルト > ……や、やさし、くぅ?……ぅん、うん……
(半分以上、生返事である。どうして女の子にソレがついてるんだろうって事が不思議で仕方ないらしい。優しく、と言われれば少し考えた末に、彼女の右手を掴んでいたのを解放するとその場にしゃがみこみ、彼女の腰を、がしり、と横合いからつかもうとした。彼女がそこで逃げなければ多分掴んでいる。軽く引っ張ってみたり、亀頭やカリをぐりぐりと親指の腹で擦ってみたり、ほんものだぁ、などとはしゃぎながらに彼女のそこを男は弄り倒していくんだった)

ね、ねー、こ、これさー……しょんべん、ど、どうすん、の?
(彼女の股に女の穴はあるんだろうか。どっちから出るのか、と伺う目も好奇心のそれである)

ね、ねえ、してみて、よー……す、すっぽんぽん、ならー、は、はずかし、くねー、でしょ?もー、さー…

マルティナ > 「や、優しくとは言いましたけどっ、触ってって意味じゃなくて…!ひゃわっ!?」

そもそも触らせるつもりではなかった上で触るなら優しく触るように、という細かいニュアンスは全く伝わっていないようである。
そうしてあとは、男の好き放題にいじり倒されてしまい……。

「あぁ…、もうっ、どうしてくれるんですか、こんな、お外で…!」

単純な刺激で、敏感な陰茎は隆々と勃起してしまっていた。
つけたまま勃起したのならそのまま膨張して問題ないのだが、外した後こうなるとカバーを取り付けるのも難しく、抜いてすっきりするか自然と収まるのを待つしかないのが困りものである。

「そんな何度もすっぽんぽんなんて言わないでください…っ!い、一応服は身につけているんですから!それになんで私がそこまでしなくちゃ…!」

服といってもグローブやソックスで手足を覆っている部分だけではあるが。
そして何故か段々と要求がエスカレートしていっているのだが、羞恥心で頭がいっぱいな今その事を冷静に考えている余裕がない。

ランベルト > …わー、ぅ、うわー……す、すげー……こ、これぇ、さぁ……ど、どう、すん、の?
……お、おんな、のこぉ、と……えっち、ぃ、こ、こと、すんの……?
(割とアンダーグラウンドな箇所で保持されてる身分であるがゆえに、拙い思考でも性行為の何たるかぐらいはぼんやりと理解していた。男の股間がこの彼女のように勃起してしまったら慰める方法は限られているのだということを知っている。だけど、彼女は少女なのだから、どうしてるんだろうと純粋に気になった。そうして考え事をしながらしてるので、余計にむにむにぐにぐにとしごいてしまったりするんだけれども)

だ、ってよー……で、でもさぁ……そ、そんなぁ、に、お、おこる、のに……
は、はだかんぼ、じゃん……お、おかしー、よね……は、はだか、好き、なんじゃー、ねえの?
じ、じろじろ、み、みられる、じゃん、ふ、ふつう、さぁ……み、みられんの、すきー、な、なの?
(へんなやつ、と男は、ぐるぐると喉を鳴らして笑った。よくわからないが、この女の子を虐めているという自覚があって、それが何だか楽しいのだ。もう少し身を屈めて、彼女の陰嚢を、つん、と指でつつきながらに)

な、なあ、ここ、いじったら、で、出る?
(小便でも精液でも、とにかく何か出させてみたい、と思う子供の残酷さでもって男は性器を扱きながらに彼女に訪ねてみるのだが、その顔はにこにこと笑っている)

マルティナ > 「そ、それはっ、女の子ともセックスは、できますけど…!ひあっ、手、手を離して…!」

つい律儀に答えてしまうが、とりあえず今は必要以上に弄って刺激しないでもらいたかった。

「そっ…!それはっ、こ、こういう、ファッションなんですよ!」

自分で裸を晒す趣味などなく、飼い主の意向ではあるがそれは人間相手には絶対秘密にするように言われているため、あくまでもファッションで通している。
その結果どう思われるかは十分承知しているが。

「……で、出ますよ。男の人と、一緒です…。」

排尿を急かしてみせたり、射精するのか聞いてみたり、どうもちゃんと男性器として機能しているところを見てみたいのだろうか。
そんなことを考え、射精を見られるよりはまだマシかと思い下腹部に力を込め。

「おしっこしてるの、見たいんですか?見るだけなら別にいいですけど…。」

これ以上エスカレートする前に切り上げてしまいたい一心から、そんな事を提案した。

ランベルト > ……で、できる、んだー……

(彼女が女性を押し倒したりしているところを、若干想像したらしい、男。何だか自分が結構なことを既にしでかしてるくせに、何だか照れた。おんなのこ、どーし、か、なんて言いながら。なんだかそれは違う世界のような気がしないでもなかったが、何だか楽しいもののような気がした精神年齢6歳、実年齢35歳であった)

ふぁ、っしょ……?……へぇー……ふぅーん……へぇー……?

(ふぁっしょん、とは何だったか、服とか宝石とか身に着けるもののことじゃなかったか。ご主人がよく気にしている。男はやや疑いの目で彼女を見下ろしたのだった。そんなファッションがないことぐらい、幼い精神でもわかってるのだと言わんばかりに)

んー……ど、っち、から、出るか、し、しりてー、かなー……
ちんちん、からぁ、で、でんのか……あ、あな、から、でんのかさー……
(要するに催した時に女性器から出るのか男性器から出るのかが気になってる模様である。彼女の柔らかそうな下腹がひくっと引っ込むのを見れば、男も横あいから下腹を、ふにふにと押してみたりするんだった)

マルティナ > 「な、なんですかその目は!?あっ、だ、だから、もう触らないでください…!」

頭のゆるそうだと思っていた男に、心なしか馬鹿にされたような反応をされると傷つくというか頭にくるところもあるが、今はそれどころではない。
壁を向いて足を開き、自分で男根を持って支えながら排尿の準備をしているのだ。

「はぁ…、こんなところで、立ってするなんて…。」

一体自分は何をしているのだろうと思うと、何だか泣きたくなってくる。
ちなみに見た目は14で精神年齢もほぼ肉体に引っ張られているとはいえ、実年齢でいえば三十路である。
こんないい年をして、見られながら街中で野外排泄とは……。

「…尿道は、こっちについてるので、出るところはおチンポからですよ。」

理解出来るかは知らないが一応男に解説してあげる。
妙なところで律儀な性分なのである。

ランベルト > お、おれ、さー、ば、ばか、だぁ、けどっ……さー……さ、さすが、に、む、無理、あ、あんじゃ、ねーの……
こーゆー、の、さ……へ、へんたい、っつー、んじゃ、ねーの?
(奴隷でないといった。ならば自分の意志で半裸なのだ。それはどうなんだとばかりに、男は少女を見下ろせば、ふふ、と鼻で笑うようにした。それは余計に彼女のプライドを傷つけたかもしれないのだが、そこまで男は頭が回らない)

ふ、ふーん……じゃあ、さあ、待ってる、からあ、さ……
へーき、だろ、だ、だれも、みてねえ、しぃ……
あ、あんた、は、みられっ、のが、いーのか?
(露出狂なら見られないと出ないものなのだろうかと男は小首を傾げながら、彼女の身体から手を完全に離すと、彼女の後ろから前をのぞき込むようにして前を覗きこんでいるんだった。異様な光景かもしれない)

マルティナ > 「へ、変態でもありませんし、見られてたら嫌に決まってるでしょうっ!」

謎の巨漢に追いかけれていた時よりは大分マシだが、今のこの状況も決していいものではない。
とはいえ、好奇心で動いているだけのようだし強姦されたり殴られるような感じでもない。
さっさと出すものを出して満足させて帰ろうと思い更に下腹部に力を込めると、尿道が開きツンとした臭いの液体が放射状に前方へ飛び散っていった。

「ふぅ……、んっ……。」

見られながらの野外排泄に羞恥しながらも、それなりに溜め込んでいた尿は結構な長時間排泄され続けその間息を呑んでただ耐えるのみ。

ランベルト > ……ぉー……
(じょろっ、と水音もすれば匂いも立つ、生々しい排泄を目の当たりにしながら男は、ケタケタと笑った。少女が顔を嫌悪や羞恥に歪ませながらに排泄をしている、という状況が、なぜかとても楽しかった)

…ん、……ぁー……

(彼女の排泄を見ていた折、ふいに男はずぐりと身に覚えのある感覚を思い出した。彼女のそこがもう排泄と共に収まっているかはわからないのだが、先ほどの彼女が男を叱った時のように男の股間はすっかり起き上がっている。彼女が壁を向いて脚を開いているのなら、男はふいに背に覆いかぶさるように壁に手をつくと、彼女の腰を掴み、脚の間に自分の勃起したものをねじ込もうとする)

…なー、ここ、こすらせてー……こ、こする、だけ、だから……
お、おれのさ、た、たぶん、い、いれらんない、しさ……
(彼女の一物が自分と同じぐらいの大きさとはいえ、彼女の身体がそれを収められるとは思ってない。ねえねえ、とねだるような声を彼女にかけつつ、自分の股間を彼女の身体にぐいぐいと押しつけて)

マルティナ > 「はふぅ……。」

ようやく羞恥の排尿が終わった。
目尻にはかすかに涙が浮かんでいる。

「あっ、こ、こらっ!それ以上は、私だって許しませんよ…!」

強引に自分の一物をこすりつけてくる男に対して、流石に敵意に近い感情を現し。

「…今なら、まだ許してあげます。あなたの主人にも何も言うつもりはありませんが、これ以上好き勝手するようでしたらこちらにも考えがあります…!」

言って身を離すと、戦闘に移れるように身構える。
凄んでみせたとはいえ勃起した男根を丸出しでぶらぶら揺らしながらという非常に情けない姿ではあるが。

ランベルト > ……う?……さ、さすがに、なー……
つえー、の、かも、しれねー、けど……お、おんなのこ、なぐる、のはなー……
(たった今しがた乱暴を働こうとした身ではあったのだが、逐一警告を入れてくれる彼女に男は逆に拍子抜けもするのだった。こいつもいいこなのか、と妙に脱力すると、男は勃起したままのものをごそりとしまい直し、はあい、と返事を返した)

じゃ、ゆ、ゆるして、も、もらうー……ま、まあ、面白い、もん、みれたしー……
ご、ごしゅじん、に、おしえよう……
はだかんぼ、の、ちんちんついてる、お、おんなのこ、いたよーって……
(ケタケタと男は可笑しそうに笑うと、凄む彼女から離れ踵を返して歩き出す。やがてその路地の先を曲がり、男の姿や気配はやがて遠ざかっていくだろう)

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からランベルトさんが去りました。
マルティナ > あっさりと引き下がる男に拍子抜けしながらも、内心とてもほっとしていた。
おかしいところは多いが根はそう悪い人ではないのかもと思ってしまうのはいささか甘すぎるかもしれないが。

(でも本当に、魔法を使うような事にならなくて助かりました…。)

一応発動させることは出来るが、代償として盛大に射精しつづけてしまう体なのだ。
脅しで素直に引っ込んでくれたのは本当に助かった。

(強引に犯してきたら、余裕で入ってしまいますしね…。)

見た目では分からないが散々魔族の玩具にされ拡張と開発をされてきた体である。
いくら大きいとはいえ、あのぐらいの男根であれば普通に受け入れてしまえる。
ともあれ被害といえば排尿を見られた事ぐらいで済んで本当によかったと、胸をなでおろすが。

(……これ、いつ治まるんでしょうか。)

この野外で射精して解消するのは流石に抵抗があるというか、一人で昼間の屋外でそんなことをしていたら言い訳の余地なく変態である。
だがこうして勃起させたままぶらぶらとさせているのも大いに問題。
せめてカバーをつけて直接は隠そうとしたが、この勃起した状態で改めてつけるのは無理であった。

(ど、どうか、もう暫く誰もきませんように…!)

切実な思いで祈る。
結局、十分近く勃起した男根を外気に晒しながら、物音や気配に怯えて立ち尽くしているのであった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からマルティナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」に魔王レヴィアタンさんが現れました。
魔王レヴィアタン > 船を部下に任せ、沖に停泊させる。
船上で潮風を浴びるのも一興だが、こうして町を彷徨い歩くのも良い。
勿論、魔力を抑えることは忘れずに。

「―――戦いが起こっているだけあって、いつもよりは活気もないねぇ」

これでは興味深い観察対象など得られそうもない。
目先の路地、古ぼけた衣装を身に纏った老人が此方を見、店内に引っ込んだ。
その瞳に胡散臭げな色が含まれようと、お忍び魔王の気にすることはない。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にドルクスさんが現れました。
ドルクス > 「お酒は~飲んだら、飲~み返せ~」

素っ頓狂な歌を歌いながら路地裏を進む男
今日もこうして路地裏の形を一歩一歩踏みしめながら覚えていく

「お~……そこの美人さん、何してるの?」

だがそんなのはどうでも良くなった、眼前には藍色の服を纏った麗人
強調された胸部についつい視線がいってしまいながらも声をかける

魔王レヴィアタン > 声をかけられれば、振り返って男の姿を見据える。
観察するかのようにまじまじと。

「………ふぅん?中々どうして、人を見る目はあるみたいだねぇ」

口端が吊り上がった。少し勝ち気な笑みになってしまうのは海賊ゆえ致し方なく。

「散歩みたいなもんだよ。そっちは?」

ドルクス > 「はは、お褒めに預かり光栄の極み」

舞台役者の様に一礼し顔を上げる

「俺も散歩かな?ここら辺の地形覚えたくてね…後は、君みたいな人との出会いを求めて。」

ニコリと微笑む、勝ち気な笑顔を見れば少し肩をすくめ

「こんな所に綺麗なお嬢さん一人だと危ないと思ったけど…無駄な心配っぽいね?」

魔王レヴィアタン > 「なるほどね。ここらの路地は割と入り組んでるしねぇ」

一礼する仕草に笑って、褐色の肩が揺れた。

「…おっとと。迂闊に動くと腕一本、いただくよ?」
「実は此処にナイフを……ってね」

とんとん、と指先で胸元を叩き、冗談めかす。
勿論其処には何もない。ナイフがあるのは袖口だ。

ドルクス > 「そうそう、ここの国ややこしい地形多くて疲れるんだよね…」

あぁやだやだと呟き、背筋を伸ばして立つ

「怖い事言うなぁ…でも、そこから取り出されたナイフにならちょっと切られてもいいかもね!」

そう言って豊満な胸を指さす
見れば見るほど誰かを誘っているのかと思えるほど強調されているなぁ…と思い浮かべ

魔王レヴィアタン > 「覚えちまえば何てことないんだろうけど。此処に住んでる奴らは疲れないのかね…」

しみじみと呟きながら、指差された胸を見下ろす。

「言うじゃないか。でもどうする?毒の塗られたナイフかもしれないよ?」

挑発なのか、冗談なのか。
あくまで口調はからかい半分で、楽しそうに。

ドルクス > 「多分覚えないとまともに暮らせないんだろうね?」

ここで生活などこちらから願い下げるが、住む場所のない者達に選択肢もないだろう

「その時は君に解毒剤を貰うかなぁ、毒と解毒剤…持つなら二つともだと思うんだけど、どう?」

笑顔のまま尋ねる
こちらもこちらで口調は楽しそうだ

魔王レヴィアタン > 「ふぅん。アタシにはよくわからんね…」

他に住む場所が無いにせよ。長らく暮らしているから慣れているのだろうか、と適当に考えたりして。

「あぁ、残念。アタシ、解毒剤は持ち歩かない主義なんだよねぇ。いやぁ参った」

わざとらしく頭を抱えてみせる。
どこか芝居がかった様も、何分美貌ゆえそこそこ絵になっているかもしれない。

ドルクス > 「俺も~、まぁ家自体ないけどさ。」

一先ず住むにしてもここは嫌だと最近決意しているのがこの近辺である

「えっ…怖、もしスパッといっちゃったら危なくないかい?
ちょっと危険な香りと思ってたらお嬢さん…結構危険な香りがするね」

ハハ、と笑う
手を合わせ軽くパチパチと拍手をしながら

「じゃぁ賭ける?そこからお嬢さんがナイフを投げて俺に当たるか。」

魔王レヴィアタン > 「おや、家が無い?風来坊かい、兄さん」

興味を惹かれたらしい。漆黒の瞳が瞬く。

「はっは。ま、そう毒は強くないからさ。頑張れば死にやしないよ。多分ね」

実に適当なことを言ってのける。危険な香りとは当たっていた。

「……何に賭けるんだ? ま、外す自信は無いがね」

ドルクス > 「そうそう、あっちにフラフラこっちにフラフラの根無し草さ」

だから結構色んなこと知ってるよ、と付け足す

「いやぁお嬢さんが誤って~ってのを心配してるんだけど?」

取扱に注意はしているのだろうがそれでも気にしてしまう

「そりゃぁ俺は文字通り命、そしてお嬢さんが俺にナイフを当てられなければ…デートでもしてもらおうかな?
お手手つないで食事や危険な香りタップリな観光とかさ。」

魔王レヴィアタン > 「そっかい。なら、今度話でも聞かせておくれよ」

付け足しの方を耳にし、強請る。
無理強いはしない雰囲気ではあれ、期待に瞳輝く。

「ん?あぁ。アタシには効かない毒だからね。心配ご無用」
「―――ふぅん。そんな簡単に命を賭けるもんじゃないよ?……ま、キライじゃないけど」

言うと同時、袖口からナイフが滑り降りる。
一回転して柄の部分が掌に収まった。

ドルクス > 「もちろん、いつだってお誘いには乗るよ。」

踊るように取り出されたナイフをみれば再びパチパチと拍手を送る

「簡単には賭けないけど賭け時は間違えないさ、死ぬかデートかまさしく天国か地獄!」

さぁ!と両手を広げ、無防備に体の前面を晒す

魔王レヴィアタン > 「いずれ、アタシの船にもお誘いしようかねぇ」

そんな気まぐれ。拍手には満更でもなさそうだ。

「―――なるほど。ま、そこまで言うなら。死んでも恨み言は無しだよ?」

笑って、片手に持ったナイフを無造作に放った。
仮にも魔王である。的確に、切っ先が目掛けるは晒された身体の前面。

ドルクス > 「船かぁ…船旅もいいなぁ…」

船から見る大海原に思いをはせなが直立不動
ナイフが男野原めがけてまっすぐ飛んでいき…

「――おっと…ごめんよ!」

男の後方から走ってきた青年が男にぶつかり、男の体が揺れる
ぶつかった衝撃で青年と男の体の間にできた小さい隙間、ナイフはそこだけを狙って縫うように二人の間をすり抜けた