2015/11/12 のログ
エウロペ > 新たに入店してきた冒険者らしい、しかしどこか気品めいたものもあるような男性。
自分の姿を見てとてもわかりやすい表情を見せ、近づき、声をかけてくる。
どんな男だろうかと顔から足までを品定めする……ようなことはしない、自分に声をかけてくれた、それだけで人が好きなエウロペにとっては嬉しいものなのだ。

「こんばんは、私の隣で良ければ…どうぞ」

にっこりと柔和な笑みを浮かべて男を受け入れる牛の角と尻尾を持つ女。ゆっくり足を組むと和服のスリットから生足が見えるだろう。

エレイ > 一方の男は、返事を待つまでの僅かな間に女性の姿を上から下までジロジロと無遠慮に眺め回す。
品定め、というよりは見たいから見ているだけで、もはやクセと化しておりたとえ窘められたとしてもやめることは無いだろう。
やがて色よい返事が貰えると、笑みを深めてウキウキと隣の席へ腰を下ろす。

「サンキューだぜ。しかしこの店はなんちゅうか静かでいい感じの雰囲気だと感心顔になる。酒場とかうるさいもんだと思ってたからよ。……おっととマスターええと……ミルクくれい」

彼女の方に身体を向けながら、改めて周囲を見渡しつつ笑顔で言う。
生足が見えるとそちらに視線が行くし、大きく張り出した豊満な胸元も遠慮なく見てしまうけど。
そしてふと思い出したかのように店主に注文。酒場に来て酒を頼まないという体たらくである。

エウロペ > 男からの眺め回す視線からは、下心丸出しであり普通の女性だったら嫌がり、女性騎士ならば剣を抜かれているかもしれない。
だが男の隣にいる女はそういった視線に嫌悪感を抱くそぶりすらない、寧ろ悪戯好きな子供を見守るような母性的な視線で男を眺めている。

「そう思うでしょ?賑やかな酒場も嫌いではないけど…ゆっくりとした時間を過ごしたいときや、いい人とのんびり話したいと思うときによく来るの。………あら、お酒は飲めない?」

少し男のほうへ身体を動かすと、豊満な胸が自然な形で揺れる。それは着物の下には何も付けていない証拠でもあって。

エレイ > 母性を感じる彼女の視線とかち合うと、ニ、と歯を見せてやんちゃなガキのような笑みを向ける。
酒は飲めないのか、との問いかけには笑みのまま眉下げてポリポリと頬を掻き。

「酒は飲もうと思えば飲めなくもないが残念な事に俺は酔えない体質だからよ、あもり飲んでも意味が無いという意見。まああそれ以前に俺の舌に合わなかったりもするのだが……」

なんて答えて、ペロ、と舌を出す。ゆさりと揺れる胸の動きを見て取れば、ンフフ、とちょっと鼻の下を伸ばしつつ

「……なので俺は酒よりも女性との一時に酔いたいかなーって。ああちなみに俺は謙虚な旅人で冒険者のエレイというのだが呼ぶときはさん付けで良いです」

こちらからも顔を近づけて悪戯っぽく笑うと、ひっそりと露な生足に手を伸ばし、太腿にひたりと触れようと。
それからドヤ顔で変な自己紹介をしてみせて、そっちは? というように視線を向け。

エウロペ > 「ふぅん、確かに…酔えなくちゃビールはただの炭酸水、ワインはぶどうジュースだものね…それなら好きな飲み物は何?ミルクかしら?」

やんちゃな子供らしい仕草と風変わりな言葉に母性が刺激され、男に抱く興味は膨らむ。
ミルクを頼んだからミルクが好きなのかと、問い掛けながら顔を近づける、たぷっと揺れる胸と大きな谷間が男に近づいて。

「そっちの酔いがお好きなら、応えてあげられるかもしれないわね……。私はエウロペ…九頭龍の水浴び場に勤めてるわ。…エレイさん…というよりはエレイ君かしらね、そのほうが可愛らしいし」

簡単な自己紹介を済ませながら、エレイの手がエウロペの太腿に触れる。とても柔らかく温かい肌は若く、しっとりとした感触で、そして何より突然触れられても抵抗も嫌悪も無く、触れられるのを楽しんでいる。

エレイ > 「ただの炭酸水やジュースなら良いのだがそこについげきの苦味とか渋みでダメージは更に加速した。んーそうだなミルクとか他には柑橘系のジュースなんかが好きですかな」

好みを問われて、顎に人差し指当てながら思案して答える。
実際に牛乳は好きだが、ミルクを頼んだのは今もより近くに寄せられた彼女の豊満な胸から連想したから、かもしれない。
その豊かさを示す深い谷間を眺めて、ますます口元を緩めつつ。

「ほう……それはありがたい。……む? あそこの旅籠の人だったのか。実は時々客として寄らせてもらってるのだがあの温泉超エエですな。エウロペさんだな、まあそれでもいいぞ俺は優しいからな」

彼女の勤め先を聞くと、眉を持ち上げ瞬きをして。それから笑顔で顧客であることを伝える。
君付けに切り替えられたが、笑って快諾。むしろそのほうが自然に聞こえるのを、ちょっと不思議に思いつつ。
手指に触れる柔らかい太腿の感触に、おお…とか声を漏らしつつ、抵抗されないのをいいことに緩々と撫で回してじっくりと感触を楽しんでみる。
温かくしっとりした柔肌の感触が心地よく、ずっと触っていたくなってきて。

「……。エウロペさんや、場所を移さないかね? 流石にここではな……」

ふと我に返ると、手を止めて眉下げた笑みでそう誘う。
いつの間にか出されていたミルクを、ぐい、と一気に飲み干しつつ。

エウロペ > 「あら、お客さんだったの…それなら旅籠でまた会えるかもしれないわね。…そのときはお風呂のあとにミルクでもごちそうしようかしら」

旅籠の利用者と知り、旅籠で会うことができたら何かしらのサービスでもしようかと考え、湯上りの牛乳という定番のものを上げつつも、豊満な胸を自らの腕で抱き上げ、谷間を寄せて見せる。ミルクをごちそうするというのがどういう意味か、その仕草でわかるだろうか。

「ん…いいわ、……エレイ君がどこに行きたいのか、とても気になるけど」

からかいも含めてくすっと笑ってみせる。自分の太腿を好きなだけ触り声を漏らすエレイがその気であったことはわかるし、エレイのような面白く紳士的で素直な人間と楽しんでみたいと思っていて。
どこへ連れ出すつもりだろうか…、そう思いつつ酒のグラスを空にして立ち上がる。

エレイ > 「……。牛っぽい見た目だとは思っていたが…出るんですかねぇ?」

どうやら彼女の仕草でその意味を一瞬で察したらしく、軽く喉を鳴らしながら彼女の胸と顔を交互に見遣ってそんな問いかけを。

「ンン……そうだな。気分的には店出てすぐにでもヤッちゃいたいぐらいだが、どうせなら一晩ゆっくりご一緒したいし……ちょうどいいから旅籠にでも行っちゃう? もしオフの日に職場とか行きたくない、とかだったら別の宿にするが……」

自分も一緒に立ち上がると、料金を支払ってから彼女に寄り添うようにして腰に…というかお尻に手を押し当てて、緩やかに撫でまわしつつ。
彼女の言葉にはふむぅと思案してから、笑って顔を見つめ問いかける。
出入り口の方へ歩き出しつつ、もう片方の手は豊満な胸を支えるように下からたふ、と手を添えて。
もはや露骨なセクハラだが、彼女なら許してくれるだろう、という不思議なほどの確信があった。

エウロペ > 「うふふ、…それは試してみないとね」

顔と胸を交互に見て、問いかけてくるエレイに楽しそうに微笑む。出るかどうかはこのあとすぐにわかることだろうから答えず。

「問題ないわ、暖かいベッドやお風呂の中でゆっくり、じっくり楽しませてあげたいし、私も楽しみたいもの」

素直な気持ちでエレイに答える表情は母のようでもあり、女でもある。
寄り添うように身体をくっつけ、エレイの手が大きな尻を撫で回す。着物の上からでも柔らかさと弾力があり、そして下着をつけていないこともわかるだろう。
さらに尻を触りながら同時に胸を下から触ってくる露骨なセクハラ行為には、んっ……と短く息を漏らして興奮してしまっていた。

エレイ > 「ウヒヒ、じゃあ決まりですな。マスターごちそーさんでしたッ」

快諾されれば嬉しそうに笑う。母親のような、それでいて女でもある彼女独特の雰囲気に目元を緩め。
服越しに触れる感触から下着を着用していないのがわかれば、ますます手の動きは大胆に。
小さく息を漏らす彼女の頬に軽くキスをしながら、申し訳程度に店主に挨拶をすると、淫靡な雰囲気の残り香を残して共に店を出ていった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からエレイさんが去りました。
エウロペ > 「このままじゃ旅籠につく前に剥かれちゃいそうね」

軽い冗談を零しながら、酒場の店主に軽く挨拶をして店を出て行く。
しかし大胆になっていく手の動きに、冗談では済まないかも…なんて考えながら二人、旅籠への道を歩いていった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からエウロペさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/大通り」にティネさんが現れました。
ティネ > 昼下がり。マグメールの大通りは大勢の人間で賑わっている。
まだ火のともらない魔術の街路灯のひとつの上にティネは腰掛けて見下ろしていた。

くるくると目立つようにポールの上で舞ってみたりするのだが、
誰もティネを気に留める様子はない。
ティネを視ることができないのか、そこに注意を払うほど退屈な
人間がいないのか、どちらかはわからない。
見つかってほしいのか、見つかってほしくないのかもわからない。

「孤独は人混みのなかにこそあるってか~」

呑気な調子でどこかで聞いたようなことを言う。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/大通り」にカレリアさんが現れました。
カレリア > 人混みの中を一人の少女が歩いている
真っ赤な瞳はまっすぐに前を見据え自然と威圧されてか人々が少女の前から避けていく

「綺麗な街ね…はやく宿を決めて観光したいわ♪」

カツカツと歩きながらふと視界の端に何かが移る
街路灯の上に何かいる…遠くてよく見えないが大きさ的に虫とは思えない

「何ですの?あれ…」

じっと街路灯の上を見つめながら足を止める

ティネ > 「あ、気づかれた」

視線を感じる。足を止める少女がいた。
なんとなく踊ってみたが実際に見つかってしまったらどうするか、
というのはまったく考えていなかった。行き当たりばったりな生き方であった。
くるくる回っていたところをピタ、と止まったために
バレリーナでもなんでもないティネはよろめいて足を踏み外してしまった。

「あ、わ、と」

哀れティネは街路灯の下、石畳の上に落ちてしまう。

カレリア > 「あら…」

小人の様な何かが街路灯から落下した

「…まぁ、街の中で堂々としているぐらいですし危険はないでしょう」

そう結論付ければまっすぐに小人の元へ歩いていく
無いとは思うが踏まれでもしたら目覚めが悪い

「もし、大丈夫ですか小人さん?」

ティネ > 相対的に考えればあの高さから落ちれば普通はタダではすまないのだが、
軽く身体を打っただけで大したことはなかった。
どうにもこの小さい体躯というのは人間の感覚が通用しない。

「小人さんじゃないよー、ボクはティネだよー。
 たぶん、大丈夫……とは思う、……ってて」

羽根を広げて飛翔しようとするが、失敗してドレスの少女の足元に不時着する。
落下の影響かうまく飛べなくなってしまったようだ。

カレリア > 「それは失礼…じゃぁティネさん」

羽を見れば妖精かと考え両手で水を掬う様に持ち上げる

「少し羽を痛めてしまった様ですね…良かったです。
人間に置き換えればあの高さから落ちていれば即死もあり得ましたよ♪」

微笑みながら手の上のティネの微笑みかける
千切れたりしていないのだから羽も打撲の様なもので深刻ではないだろうと考えながら

ティネ > 「そくし……」

明るい調子で怖いことを言うなあ、と、小さく身を震わせる。

「このままじゃどこにも行けないからさ、どこか休めるところに連れてって~。
 人通りの少ない路地とかでもいいから。
 少し待てば、治ると思う……たぶん」

そう言って通りの路地の入り口を指差す。

カレリア > 「ふふ、あくまで人間に置き換えればですよ♪」

手から伝わる重さと仕草に笑みが零れる
何だか小動物でも見ている様で微笑ましい

「構いませんよ。可愛らしい貴方の頼みですしね」

そう言って示された方へ歩き出す
人通りも少なく薄暗い路地の中へ

ティネ > 「ん、ありがと……
 ボクのことはそのへんにでも置いていってくれればいいから」

手の中で小さく頭を下げて、きょろきょろとあたりを見渡す。
樽か何かあれば手からそこに飛び移ろうと思っているようだ。

「それにしても、ボクのことを見てもキミはあんまり驚かないんだねえ。
 ひょっとして、妖精みたいな存在には慣れてるの?
 あんまり珍しがられて、誘拐されて売り飛ばされたりされても困るんだけどさ」

素朴な疑問を口にした。

カレリア > 「置いていって…と言われても気になるのでまともに動けるようになるまではお供させていただきます♪」

手頃な樽の上にそっとティネを乗せるだろう

「慣れていると言えばそうですが…街の中で踊っているような方が危険とも思えませんので♪」

危険でなければ驚くこともないと言い切った

「誘拐して…それは可哀想に……」

売り飛ばされると聞けば同情の視線を向ける
そして同時に目の奥でちらりと別の感情が滲む

ティネ > 「そこまで時間をとらせるのも悪い気がするけど、じゃあお言葉に甘えようかな。
 なんだかキミって、変わってるんだね」

素直な感想を述べる。妖精に変わっていると言われたくはないかもしれないが。
傷ついた身体や羽根が少しずつ治っていくのがわかる。
といってもやはりすぐには満足に飛べそうにはないが。
しばらくは、こうして彼女と話しているしかなさそうだ。

「可哀想って言わないでよ……。
 ボクはまださらわれてもいないし、こうして元気にやってるんだよ。
 キミだってそんなことしないでしょ?」

哀れまれれば不満気にそう口を尖らせるが、
何を考えているのかいまひとつ読み切れない少女の様子に、不安げな様子を隠さない。
身体が小さく全体を見渡すことが容易な分、恐れの気配もつまびらかだ。

カレリア > 「そうでしょうか…?」

首をかしげる
自分が変わっている?と考えながら

「あ、あぁそうですわね。もちろんそんなことはしませんわ♪」

不満そうな口調にあわてて訂正する
笑顔を浮かべもう一度目を開けば先程までの哀れみや妙な感情の影はない

「そう言えば自己紹介を忘れていましたわ…私はカレリア、冒険者をしています。どうぞお見知りおきを♪」