2015/10/16 のログ
■ソード > (もともと、強い拘りがあって武器を吟味している訳ではない。
最低限剣として使える代物であれば、鈍らだろうと構いやしないのだ。
まぁ、そんな態度であるからこそ、優れた武器との出逢いもまた訪れないのかも知れないが。
ともあれ、そんななものだから、既に探そうという気はほぼ失せていた。何んとなく気が向いたというか、指摘された言葉を思い出したから捜し歩いていたに過ぎない。
今見ていた武器屋から歩き出して、次に見つけた武器屋を見て、そこで何なと購入しよう、と。そう決める。)
―――今日は晩飯、何喰うかねぇ。
(もはや意識は、完全に武器から離れた様子で。
半ば上の空といったような風情でそんな言葉を零し、腹をさすった。)
■ソード > (どこからか漂って来る香りは、どこかの家での食事の支度のものだろう。
俄然、腹が減って来る。
さて、何を喰おうか。
そこまで考えたところで、そういえば、財布の中身が心もとない事を思い出して、顔を顰めた。)
―――うっかりしてたな。
(舌打ち交じりに嘯く。
この男、金はあればあるだけ使ってしまうタイプである。
宵越しの銭は持たないと言えば、何となく様になって聞こえるが、ようはこらえ性と計画性がないだけである。
どちらにせよ、モノが良い武器など変えるだけの金は今、持ち合わせちゃあいないのである。
とは言え、安物でもないとそれなりに困る。まぁ、ないならないなりに何とでもなるのかも知れないが、ああした武装は半ば周囲への身分証的なところもある。
とりあえずたどり着いた武器屋の扉を潜りながら、男は得意でもない銭勘定を始めていた。
もう日は完全に沈んでいる。たどり着いた店も、閉店直前だった様子であった。)
■ソード > (ともあれ、迷惑そうにしている店主の事などお構いなしに、男は店内をぐるりと見回す。
屑鉄と言っても過言ではないような鈍らから、正騎士の使用にも堪え得そうな代物まで、もろもろ陳列されている。
中には、名剣と言ってもまぁ差し支えなさそうなものもあった。
しかし、結局その程度だ。一定の水準を越えなければ、結局鈍らと大差ない。
ハンドアックス、グレートソード、ハルバート、コルセスカ、ロングソード、ラウンドシールド、シミター、カットラス、レイピア、パルチザン、バスタードソード、トマホーク、バックラ―……。
様々な武器が陳列されているのを流し見て、男は迷う事なく傘立てのような籠に無造作に放り込まれている投げ売りの品々の元へと歩んだ行く。
そのままその中身を二秒ほど見つめた後、無造作に一振りのブロードソードを手に取る。)
おーっす。こいつくれやー。
(鍛造品の鋼の剣。鞘から抜けば、鈍らである事は一目でわかろう。
ただ、最低限武器としての使用に耐えうるぎりぎりのラインには到達しているものであった。)
■ソード > (店主は、やはり心底迷惑そうに男が手にした剣を目にして価格を告げる。)
―――いやいや、これでそりゃねぇだろ。もうちょい負かんね?
(閉店ぎりぎりにわざわざ飛び込んで来て、しかも買うのは投げ売りの安物。その上、値切る構えまで見せだした男。
これ以上ない程に迷惑な客である。
流石に店主も追い出しにかかるものの、そこは粘る。ごねる。男はさほど口など上手くないのだが、とにかく引かないししつこい。
己の主張が通らない、という事態そのものを許容していないような、そんな風情。
悠々と笑いながら、交渉や値切りのイロハなど完全に無視して頑として譲らない。
もともと、利益などあってなきが如しの投げ売りの粗悪品である。
店主の方がいい加減面倒になったのか、結局男の提示した額で剣を売る羽目となり、男はそのまま安物の剣を腰に吊るして、職人街を後にしたのだった。)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 職人街」からソードさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区内軽食店『旅の雨宿り』」にカタリナさんが現れました。
■カタリナ > 昼過ぎ:軽食店『旅の雨宿り』内
ぱたぱたと厨房に戻り料理を作り、そしてそれをカウンター席、テーブル席へと持っていく。
小さな軽食店とはいえ、昼過ぎはそこそこにお客も入る。
そこに彼女は居た。
「お待たせしました!ご注文の子兎のシチューです!」
最大限急ぎながらも、料理を置く時はゆったり静かに。
母親の教えであった。
料理を並べばまた厨房へ。
一人でも十分とはいえ、やはり忙しい時は忙しい。
あ、はーい!注文すぐお聞きしますね!少しお待ちくださいー!
顔を向け、注文を頼まれた方へ声を上げる。
大体常連と言うこともあり、注文を頼んだお客はいいよいいよーゆっくりーで、と声を返した。
■カタリナ > 額の汗を拭い、料理に手をつける。
火がやはり近いのもあり、汗も出やすい。
やや薄着であるので彼女の着る白い服はうっすらと透けているが気づいていないし、気づく余裕は無かった。
忙しくても丁寧に。
それでいて限りなく早く。
一個一個、料理を仕上げまた料理を持ち、テーブル席へ。
「お待たせしました!熱くなっておりますのでお気をつけてどうぞ!」
笑顔でそう言えば、注文の方へと更に歩を進める。
■カタリナ > しばらくそんな繁盛した時間が続き。
「ありがとうございました!」
昼のラッシュの最後のお客を見送り、店内に誰も居なくなったことを確認して。
「ふー。」
テーブル席に腰を下ろす。
流石に疲れたのか少しばかり放心気味に天井を見上げた。
しばらくはお客もまばらになる。
夜の営業はどうするか考えつつ、帳簿の整理をしよう。
そんな事を考えながら、少しばかりの休憩。
■カタリナ > 「帳簿の整理して……明日の日替わりは……」
天井を見上げつつもぼんやり、店のことを考える。
ひとまず彼女にとってこの店を切り盛りするというのは最大の理由であり、生きがいである。
寝ても覚めても店のことを考える。
……とはいえそこまでしてもそれほど儲けもよくないのだが。
従業員も誰も雇ってはいないし、母親との親交があった近所のお母様方に留守をお願いする以外は。
雇えば楽にはなるだろうが雇えるほどの余裕は無い現状。
苦にならないといえば嘘になる。
だが今はまだ楽しさが勝る。
故に彼女は今日も頑張っていた。
「とはいえ常連さんも増えてもらわないといけない訳ですけど」
一人呟く。
贔屓にして貰えているお客は居るわけだから、必然その数を増やせばいいのであるが。
彼女にそうすぐ上手いアイディアは浮かぶ事はない。
■カタリナ > ふと窓から外を見れば仲よさそうに歩くカップル。
思わず窓から見切れるまでじーっと見かける。
「……」
彼女とて興味が無いわけでもなかった。
とはいえそこに割ける時間は無かったというのが正確で―――。
そう言った事に興味が無いわけでも無い。
常連の中には明らかにそういった眼で見てくるお客も居るには居るのだが。
のらりくらりとかわしている。
「んん……。まあ考えても仕方ないよね」
ふう、と一つため息を付く。
今のところ指が恋人であるが。
考えているうちに少しだけムラっときてはいるものの。
昼間からスるというのも如何なものか。
再度ため息を付き、思考の端へと追いやった。
今考えても仕方が無いし、スるワケにもいくまい。
ご案内:「王都マグメール 平民地区内軽食店『旅の雨宿り』」にアダン・フェリサさんが現れました。
■カタリナ > 「よし!」
気分を入れ替えて立ち上がる。
何はともあれまだまだ営業中。
お客は居ないもののすることは沢山ある。
色々と嘆いても仕方ない。
やれることをやるのみである。
そう決め、ぱたぱたと動き出した。
■アダン・フェリサ > 平民地区の視察――という名目での獲物探し――を行っていたときのことである。
アダンは一つの店に目が行った。窓から見える店内の様子からすれば客はいないようだ。
店員らしい少女が一人佇んでいるのを発見した。
それを見ると、下卑た笑いを浮かべて男は店へと近づいていく。
「……まだ開いていますかね? 昼時には少し外れたようですが」
店のドアを開けて、アダンは店員らしき少女に声をかけた。少女はなにやらまた動き始めていた。
アダンは黒衣を揺らしながらそう尋ねた。
アダンはフェリサ家の当主であるが、基本的にいるのは貴族街だ。
自身のことを知る平民もいればそうでない平民もいる。
どちらにせよ、やることは一つであったが。
■カタリナ > 帳簿を取り出そう、そうした所で。
店のドアが開かれる。
開かれた方を見て。
「あ、はーいいらっしゃいませ!どうぞ大丈夫ですよー」
元気に声をかけカウンター席へ案内するだろう。
そしてそこで初めて身なりに気づく。
服装から見る限り貴族の方だろうか?
この辺りでは珍しいな、そう少しだけ考える。
ただの平民である彼女が貴族で誰がどうの、という所まで知る由はなかった。
■アダン・フェリサ > 「では失礼して。昼食のタイミングを逸してしまいましてね。
丁度開いていてよかった」
そんなことを言いながら、人のよさそうな作り笑いを浮かべる。
身なりなど、服の生地はいいものを使っている。貴族とわかるようなものだ。
しかし、アダンの腰はかなり低かった。もちろん敢えてそうしているのだが、ステレオタイプの貴族とは少し違うように見えるだろう。
軽く挨拶を交わしながら、案内されたカウンター席へ座る。
「何か今日のお勧めはありますかね」
席に座り、少女に尋ねる。
その体を値踏みするように眺めていく。胸や腰、尻、どういう風に、そしてどういう口実で獲物にしようかとアダンは考える。
「ここは一人でやられているので?」
まずはそんな世間話を繰り返す。
■カタリナ > 「今日のオススメは子兎のシチューですね。いい肉が手に入ったので!」
そんな思惑を全く知らず、その値踏みするような視線も貴族ならではなのだろう、そう単純に考える。
ただ態度だけ見れば、随分と物腰が柔らかいな、という印象を持っていた。
恐らく、彼の名前を聞けば噂話ぐらいは聞いていたかもしれない。
曲りなりとも軽食店、夜は簡単な酒場としても開いている店である。
噂話も耳には入る。
だが人物像とその噂を結び付けれるほどに彼女は情報通ではなかった。
「そうですね。父も母も既に他界していますので」
そう語る彼女は少しだけ眼を伏せた。
とはいえそれは一瞬のことでありすぐに明るい笑顔に戻る。
「とはいえ、お手伝いしていただける方も居ますので随分助かっています」
オススメを伝え、一応のメニューも差し出す。
「すぐにお水お持ちしますね、お決まりになったら声かけてください」
そう笑顔で言うと一旦カウンターから覗く厨房へと戻るだろう。
■アダン・フェリサ > 「ほほう、それはおいしそうですな」
そう告げた。
実際の所料理などは何でもよかった。
男が食したいのは少女なのだから。
「なるほど……これは飛んだことをお聞きしたようで。
ご苦労されているのですな。私はアダン・フェリサという者でしてね、ご協力できることがあればさせていただきますよ。」
父母が既に他界、と聞くとこちらも目を伏せる。
だが、これも演技に過ぎない。この乱世、家族を失うものも少なくない。
手伝う者がいるとはいえ、強力な後ろ盾があるようにも思えなかった。
男は静かに笑みを浮かべる。かまをかけてみるように名乗りも上げる。
メニューを適当に捲りながら、厨房へ戻る少女に注文を告げる。
「では今日のお勧めを貰いましょう」
■カタリナ > 「アダンさんとおっしゃるのですね。私はカタリナです。はい、じゃあすぐ作りますね。……といっても貴族の方に合うかどうか」
といいつつも注文を受け、笑顔で頷く。
「あ、すいません、こちらこそお食事の時にごめんなさい!気にしないでください。別に珍しいことでもないですし」
そして料理に眼を向け。
ふと名前を思い出す。
―――何時だったか常連の一人がこぼしていたのを思い出す。
余りいい噂ではなかったが。
ちら、と彼の方を見る。
そうは見えないかな、と心で評をつける。
彼女は根がお人よしであるが故であった。
■アダン・フェリサ > 「何、お気になさらず。よくこの地区の食事は楽しませてもらっているので」
もちろん単なる食事というわけではない。
この食事とは、少女や女への凌辱のことだった。
名前を聞いても、少女はさほど反応を示したようには思えなかった。
アダンの噂はいいものではない。街の警備隊の一つを従えて、王族や貴族、市民を罠にはめる。
汚職なども平気でおこない、女性に対しては凌辱を行う……という噂がアダンの主なものだ。
とはいえ、腐敗した役人などは既に珍しいものでもない。貴族の名前を一々覚えている平民も多くはないであろう。
何より、カタリナはアダンの態度のために警戒を行っていなかった。
それが男の常とう手段である。
「では少しお待ちしますかね」
手を出すのは相手がこちらに来てからだ。
ポケットから小さな水晶玉のようなものを取り出し、転がす。
それは小さな音とともに店の床を転がり、カタリナの方へと向かう。
一種の魔導機械だ。それに移る映像が、アダンの手の中にある小さな水晶玉にも映る。
下から、街服の中を覗こうというのであった。
■カタリナ > 転がる水晶玉に彼女は気付く事は無く、手際よく料理を作っている。
厨房を少し動くたびにスカートは揺れる。
―――アダンの持つ水晶玉にはスカートの下の下着が映し出されだろうか。
街娘らしく、着飾ったものではなく、白い色をした非常にシンプルなもの。
どちらかというと眼に付くのは肉付きのよい太腿だろうか。
スカートの下ではその肉付きも相まって窮屈そうに見えるだろう。
一通り料理を作り終え、トレイへと乗せる。
そしてアダンの方へと。
「お待たせしました!本日のオススメの子兎のシチューです」
先ほどと変わらない笑顔をアダンへと向けていた。
―――彼が今何を考えてるかも知らずに。
■アダン・フェリサ > 水晶玉が映す光景をみて、アダンは顎を撫でる。
スカートの中のシンプルな下着。これは普通だ。
だがその肉づきのよい太腿は男の興奮を誘うものだった。
それをじっくり眺めていく。
「ほほう、これは美味しそうだ――」
カタリナがこちらへ向かうのを感じれば、自身の持っていた水晶玉は上着の中にしまう。
床に転がる水晶玉はカタリナを追尾し、そのスカートの中を移し続けた後、少し離れる。
――これからの事を記録するかのように。
「なるほど、これは美味しいですな。
柔らかくできている。……ところで、こういう男の白濁を飲むのはお好きかな?
いまから御馳走してあげようと思うのだがね」
突然の卑猥な言葉。
そういうや否や、食事の手を止めて、カタリナの尻に手を伸ばし、スカートの上からそれを揉み始める。
さらに、抵抗しようとすれば軽く手で尻を叩くだろう。
「私は街の警備隊を仕切っていてね。時折こういう依頼が来るんだ。
この店の常連のお客のご依頼でね、君が中々靡いてくれないというんだ。
生意気ゆえ、凌辱してくれといわれてね」
嘘である。わざわざそのような依頼がくるはずもない。
だがカタリナに思い当たる節があればゆさぶりにはなるかもしれない。
それと同時に彼女の尻を押して、カウンターの机の角、そこに彼女の股間部分、つまり秘所にあたるところを押し付けようとする。
■カタリナ > 「―――え……」
声をあげる前。
―――アダンの言う卑猥な言葉が脳内に行き渡り理解する前に。
彼の掌が臀部を揉み始める。
反射的に手を伸ばそうとして。
「っ!?」
パシン、と臀部を叩かれる。
ビクンと身体が跳ねた。
「アダン……さ……きゃっ!?」
言い終わる前にアダンの声が耳に響く。
確かに常連の中には少し乱暴な方もいた。
だがそんな事をする人は―――。
そこまで考えた所で身体を押されカウンターの机の角が彼女の秘所へと当たった。
「んっ――」
目を細め、吐息とも声ともつかない音が漏れ思考が中断される。
■アダン・フェリサ > 「しっかり辱めてくれといわれていてね。そうさせてもらうよ。
どうにも君の事を卑猥な目で見ているお客がいたようでね。
“貴族”の私が代わりにそうしてあげることになったわけだ」
貴族、というところを強調しながら、アダンは行為を続ける。
適当に嘘を吹いていく。相手が信じようがどうしようが別にかまわなかった。
どの道今の段階でカタリナが確証を得ることはできないのだ。
卑猥な手つきで尻をスカートの上から揉み続けていく。
何度かさらに尻を叩いていく。だがそれは痛みを目的としたものではなかった。
恥辱、そして尻を叩くことで、女性の奥を刺激しようとするためのものだった。
「おや、これで感じてしまったのか? いつもこのように自慰を?
とんだいやらしい店のようだ」
そんな下卑た質問をしながら、尻を押してぐりぐりと角に秘所を押し付けさせる。さらにはクリトリスまで。
そのままエプロンやスカートを無理やりはぎとろうとしていく。
下半身を露出させようとしているのだ。
「後で君の調教を依頼した常連も呼ばないといけないねえ」
静かに立ち上がりながら、彼女の背後に回る。
■カタリナ > 続き刺激を与えられ、小刻みに身震いを起こす。
叩かれるたび、押し付けられるたびに小さな声を上げそうになるのを堪える様に口を食いしばった。
「そんな、事……――」
無い、と言い切れなかった。
言えなかった。
事実確かにアダンが来るまで―――そう言った事を考えていた彼女が居たのだから。
強くなる秘所への、臀部への刺激。
はあ、と一際大きく溜息のような喘ぎを挙げる。
頭の中はアダンの言葉を否定しようと、常連がそんな事をするはずがないと信じようと。
ただそれでも言葉には出来ず、ただ息を漏らすだけ。
「や、め……」
そして突然男性に押さえつけられている恐怖。
相手が『貴族』であると言う事が彼女から抵抗する意志を削っていく。
―――ここで払いのけたとして、その先に待っているものは想像するに難くない。
―――その程度に彼女は利口であった。
「やめて……ください……」
故に―――。
彼女が出来るのはただやめてくれ、と良心に懇願するのみであった。
その声を無視するように完全にスカートを剥ぎ取られ、下半身が露わとなる。
刺激を与えられた秘所を護る薄い布は軽く湿り、どうしようもなく反応していた。
■アダン・フェリサ > 「そんな事……あるのではないかな?
うまくかわし続けてきたつもりだろうが……
最終的にこうなることを想像していたんじゃないかね」
言葉に詰まるカタリナを追いつめるように口走る。
実際のところ彼女の事もこの店の事も何も知らないのだが、こういう展開に持ち込むのは慣れている。
「中々いやらしい体をしているからな。
君の事を狙う客も多かったかもしれん。だが平民同士では都合が悪いからな。
だからこうして私が来たわけだ。賢いな、やはり奴隷にはされたくないか?
一度こういう経験があったということを皆に伝えておけば……クク、後はどうなるか、私は知らないがね」
ぐりぐりと秘所への責めを続ける。
スカートをはぎ取った後に、男はカタリナが強い抵抗はしないであろうことを予想する。
身分の差はわかっているようだ。
露わになった下半身を、わざわざしゃがんで下から眺めていく。
秘所は既に濡れはじめていた。刺激を与えれば当然ではある。
だが、アダンはそれを指摘する。愛液を指で絡めとり、彼女に見せて。
「ほう、もう濡れてきたようだな。やはり期待があったか。
いやらしい雌だな。自分の店で何をやっているのかわかっているのか?
もっと脚を開け」
そう命令しながら再び彼女の後ろに戻り、より直接的に秘所を角に当てて虐めていく。
何度も角度を変えさせて性感を刺激していく。
仕置きとばかりに軽く尻を何度も打って。
「さて……そろそろか」
そういうと、男はカタリナの下着を降ろしにかかった。
男に良心などなかった。行為は止まらない。
男はズボンから巨大な肉棒を取り出し、それを濡れた秘所に押し当てる。
「しっかり味わうがいい」
そういって、一気に腰を押し付ける――
■カタリナ > 「想像……何か……っ」
考えたことは無い、ことなどは無い。
そういう世界。
ちら、と考えた事ぐらいはある。
そして彼女は余りに正直であった。
故にまた言葉に詰まり、ただアダンのいいようにされていく。
「―――」
言われ、想像する。
自分が幾人もの男に嬲られる姿を。
そしてまた、それを想像してしまい更に身体の芯が熱を帯びて行く。
「っ……」
アダンの指に付く己の愛液。
目を逸らし、目を強く瞑る。
そんなつもりはない。
ただこれは―――刺激に反応しているだけ、と。
頭で否定したかった。
だが身体はそうも行かず、己とアダンの立場の差。
言われるまま、ゆっくりと脚を開いていく。
止むことなく更に刺激を与えられ、ただ目を瞑り耐えるしかなかった。
そこに。
「あっ……」
遂に乱砲に下着を剥ぎ取られ、小さく声を上げる。
途端、つぅ、っと太腿を液が伝っていき―――。
「お願いです……から止め―――」
アダンの方に首だけを向けて再度懇願する。
その際に見える。
「っ……」
思わず小さな悲鳴を上げそうになり、その悲鳴、それすらもどう扱われるか考えてしまい、彼女はその悲鳴すら抑えねばならなかった。
無論。
彼に良心は無く。
「や……―――っ!!」
つぷ、とアダンに一気に貫かれる―――。
■アダン・フェリサ > 卑猥な想像を、凌辱を喚起させるような言葉をかければ、
カタリナの体は反応していくようであった。
熱を帯びていく体、愛液を垂らす秘所。
男はそれを何度も指摘していった。
下着をはぎ取った時に流れ出たものも、全て見て。
こちらを向いての懇願。
だがそれもアダンを興奮させるだけのものであり――
一気に、巨大な肉棒が処女の秘所を突き破った。
「やめると思ったか? 違うだろう。こんなに濡らしておいて。
犯されたかったんだよ、お前は。
助けを呼んでもいいぞ? 好きにしろ――いや、私がそうしてやろう」
口調もだんだんと乱暴なものへと変わっていく。
尻の肉を掴み、健康的な太腿を見ながらアダンは容赦なく腰を動かし始める。
ぐちゅぐちゅと音を立てて、処女であった秘所を巨大な肉棒で何度も犯す。
時折何度か足を持ち上げて、突き上げる角度などを変えていく。
巨大な肉棒が、膣内の奥を何度もゴンゴンと突く。クリトリスを指でつまみ、さらに入口付近さえも肉棒で擦りあげる。
アダンがポケットから水晶を取り出し、それに何かを囁くと、警備兵が何人かの男を連れてきた。
アダンがわざわざ探させた、この店の顧客だ。普段カタリナを狙うものの、大したことのできなかったものたちだ。
その男たちがカタリナの凌辱を眺めていく。下からのぞき込んだりもしながら。
■カタリナ > 「んああっ……―――!」
ギリ、と痛みに歯を軋ませる。
涙とも汗とも、涎ともわからない。
ただ己の初めてを奪われて、それは痛みよりも何よりも痛く、彼女の心に突き刺さる。
「え――」
言葉を理解する前にアダンによりただただ乱暴に道具として。
ただの性処理の道具として扱われる。
彼女が受け入れるには大きすぎるソレ。
だが、何度も何度も突き上げられ、そして陰核も同時に攻められ既にソレを受けれれる程に、慣らされ始めている。
既に痛みは無く―――。
「あっんん……♥」
喘ぎが漏れ始める。
朦朧とし始めた意識の中、アダンが何かに何かを喋り。
「ん……んんん♥」
気づけば目の前には常連のひとたち。
その視線にただただ晒され。
「わた……わたし、見ら……見ないっ…でっ♥」
呂律の廻らない嬌声。
それに己で反応するように。
アダンのソレを更に強く刺激していく。
■アダン・フェリサ > カタリナの嬌声が上がる中、スパンスパンと尻を叩く音が響く。
腰が肉を打つのと同じようにそれはカタリナの体を刺激しようとしていくのだ。
しっかりと今の状況を認識せよと言わんばかりに。
ただただ性処理の道具として、カタリナを弄んでいく。
『やっぱりカタリナちゃんはスケベだったんだな』
『俺もそう思ってたな。こういう事ならすぐにやらせてくれればよかったのに』
『これから下半身は下着だけで接客してもらおうぜ』
『夜が楽しみだな』
口々に、ゲスな常連たちが好き勝手に言葉をかける。
それはカタリナの耳元に滑り込んでいくだろう。
アダンが犯していく間にも、男たちはその隙間からカタリナの尻を叩き、胸を揉んでいく。
アダンはアナルにも指を添え、不浄の穴を辱める。
白い服を透けさせようと、アダンが飲まなかった水を胸にかけていく。
男たちの手が這いまわっていく。だがこれで終わるはずもない。
男たちは肉棒を取り出し、それを扱き始めている。
この先のことも、カタリナに想像させるだろう。
「随分と感じてるらしいな。初めてが凌辱で、しかも常連に見られているってのに。締め付けるとは。
やはり想像していたらしい……本当にメスだ。料理屋の娘にしておくには惜しいな」
ぐちゅ、ぐちゅと激しい音を立てて、膣の奥、子宮を突きあげ続ける。
「よし、出すぞ――しっかり受け止めろよ!」
アダンはそういうと、強く締め付ける膣内を無理やりかき分けていき、カタリナの脚を高く上げさせる。
そして一気に、肉棒を膨らませて――大量の白濁液を何度も何度も吐き出していく。
処女を奪われたばかりのそこを、容赦なく白濁で染めていく。子宮に直接注ぎ込むように。
男たちも一斉に射精し、カタリナの全身を白く染める。
アダンはたっぷり射精した後、肉棒を抜き去っていく。
「さて、ごちそうをしてやるんだったな。
私達の方を向いてしゃがみ、足を大きく広げろ――」
そう命令しながら、アダンは自分が食べていたシチューの皿を取った。
■カタリナ > 「ち、が……」
違う。
そう言いたかったものの、既に反論する余裕も無い。
ただ己が塗り替えれていく感覚と。
彼女を支えていたものが少しずつ崩れて行く。
自分で触れた事の無い穴すら弄られまた一際大きな声を上げれば。
ぱしゃ、と水を掛けられればうっすらと白い布が透けていく。
べたり、と上気した肌に張り付く薄い布はただただ彼女を扇情的に映す。
体全体を幾つもの手で嬲られていく。
やがて。
「あ、は――♥」
一種の諦観であり、防衛本能であろう。
逆らった所で何も変わらないし―――どうしようもない。
だから。
ただ快楽を貪り始める。
そう、初めてだ。
かのじょのはじめて。
それがこれだ。
ぼんやりと。
それを悲しむ事も無く。
ただ事実を受け止めて。
「だ―――す?」
ぼんやりと呟き。
ハッと一瞬だけ、我に返り。
「やめっ外に……」
慌ててもがこうとするものの、既に彼女に自由は無く。
「―――♥♥!!」
どくん、とナカに注がれる感覚。
到底収まる量では無く、彼女の膣からは白いモノが零れ落ちてゆく。
それと同時にビクンと一際大きく身体が跳ね、その身体を濁った劣情の塊が汚していく。
「わた……し……イって……?」
アダンに地面に降ろされ、ぐったりと床にへばりつく。
自分でスるのとは違い過ぎる快楽。
余りの快楽に既に正常な意識は無く――。
「―――はい♥」
ただアダンの命令されるまま、彼らの方を向き足を大きく開いた。
■アダン・フェリサ > 「そうだ、お前はイッたんだ。凌辱されて、精液ぶっかけられて、な」
容赦なく精液を注ぎ込み、秘所から精液をあふれさせる様子を見て言った。
発狂してしまわないように、壊れてしまわないように、女性の体は自分を守ろうとする。
故に、快楽に身をゆだねるようになる。
多くはそのパターンだ。そして彼女もそうであった。
雌としての本性をさらけ出させるのだ。
「もっとだ」
そう言い放つと、男の中の一人がカタリナの脚を掴みさらに開かせた。蹲踞のような姿勢にさせようと。
「わかるか。自分で見てみろ。
処女の中に注がれて、愛液すら垂らしているメスがお前だ。
持て、馳走してやる」
そして、手に持ったシチューの皿をカタリナに持たせる。
「私はもう腹がいっぱいでな。残りはお前が食べるがいい。
こうして、なッ!」
そう叫ぶと、カタリナの口を無理やり開かさせ、秘所に挿入していた肉棒を口の中に押し込んでいく。
奉仕させるというよりは、性処理のために使う様な行為。
そしてしばらくそれを続けて――
「よし、馳走してやる。残さず食べろよ!」
そう叫び、肉棒を口から抜いて、シチュー目がけて大量の精液を吐きだしていく。
精液をシチューの中に浴びせていく。
「……さあ、どうしようもない淫乱のお前は、これからの日々をどう過ごすんだ。
今からこの男たちにしっかり犯させてやるが……自分で考えて言ってみろ」
恐らく今の彼女の状態は正常ではない。
我に返れば、酷い後悔もあるかもしれないだろう。
それを想像した上で、アダンはそう命じた。
最初の凌辱で受けたことを、彼女の記憶に刻み込むために。
■カタリナ > 「あ……♥乱暴……しない……でっ」
ついさっきまでただ少しだけ、性に対して興味があった少女。
それが今では男に掴まれ、更に足を広げ、蹲踞の姿勢で、その無様な姿を彼らへと晒す。
どろ、と流れて行く彼女に注がれていた白いモノ。
どうしようもなく、彼女に刻まれたモノ。
とろんとした瞳で映るその光景。
それすらも無感情にただその事実だけを頭に刻み込む。
ただ渡されるまま、皿を手に取り。
「んぐっ……!?」
口にさっきまで貫かれていたモノを押しこまれる。
呼吸が出来ず、むせかえる事も出来ず、ただ使われ。
喉から引き抜かれ、ぼたぼたと劣情の塊はシチューの皿に落とされていく。
「けほっ!?けほっ……」
むせ返りながら、アダンの言う言葉が一つ一つ彼女の頭へと侵入していく。
どちらにせよ、彼女に選択肢は無く。
「あ……」
少しだけ、躊躇した後。
その顔もすぐに。
「あは♥」
メスの顔になり、尻を上げ、這い蹲り。
ぺちゃぺちゃと皿のシチューなのか精液なのか。
もはや食べ物と言えるものではないソレを舐める。
「カタリナ、はぁ♥皆さんの性処理の為の道具……です♥」
媚びる様に、庇護を願う様に、上目使いで彼らを見た。
雌の顔で。
「―――どうぞ好きにお使いくださぁい♥」
■アダン・フェリサ > カタリナの言葉に満足げに男は笑みを浮かべる。
既に雌の顔になりきった。精液の混ざったそれも、尻を上げて舐め取っていく。
「……いいだろう。これからはいろんな男がお前を使ってくれるだろう。
無論、私もだ。
これからの日々を楽しみにするがいい」
下卑た笑いを浮かべながら、男たちがカタリナに近づく。
アダンはそれを見ながら静かに下がる。
床に転がっていた水晶玉を拾い上げて。
「……これにお前の今日のことが記録されている。
記憶の魔導機械だ。これをやろう……好きなときに、自分の恥辱の姿が見れるぞ」
その水晶をカタリナの胸の間に挟んでおく。
さらに自らのポケットからいくつものゴルド硬貨が入った袋を取り出す。
「今日の代金だ。ここを離れられても困るからな。
これくらいはくれてやる」
それをカウンターの上に置く。
「後はお望み通り楽しむがいい。どうしようもない淫乱の雌め」
そう言い残してアダンは去っていく。
それと同時に、幾人もの常連の男がカタリナに襲い掛かっていく。
彼女の穴という穴をふさぎ、まさに性処理のための道具として使っていくことだろう――
■カタリナ > 大量の金貨。
そして己の痴態の入った水晶玉。
払った犠牲は大きいのか。
それとも彼女のようなものには過ぎた金貨なのか。
ただ胡乱な瞳で置かれていく金貨を眺め。
そう言い残していくアダンを眼で追い。
次の瞬間には今まで常連であったもの達。
いや別の意味の常連となるのだろう。
そんな彼らに組み敷かれていく。
「♥」
そんな彼らをただ受け入れにた、と今まで取った事も無かった濁った笑いを貼り付けて。
後は、ただ彼らの慰み者になる時間が始まる―――。
ご案内:「王都マグメール 平民地区内軽食店『旅の雨宿り』」からカタリナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区内軽食店『旅の雨宿り』」からアダン・フェリサさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区、商店街通り」にアルバトロスさんが現れました。
■アルバトロス > (王都マグメールにある商店街通り。武器や防具、薬に装飾品と様々な品物を取り扱う店が立ち並ぶ通りを黒い全身鎧を着た男が闊歩している。目的は単純なもの。今の武器と防具の修繕、もしくは新調だった。昨日の戦闘で鎧は歪み、剣と盾にも大分限界が近づいていると判断してのことだった)
「…また、前と街並みが変わった、か。」
(常に此処に留まっているわけではない男は以前に見た光景との違いに小さく呟く。周りの人々は鎧から威圧感を感じるのか近づこうとしなかった。ただ、男にとってはそれが有難いとも思っていたわけで。)
■アルバトロス > 「………。」
(程なくして武器を取り扱う店を見つけた男は、何も言わずに店内の武器を物色する。店長らしき男が調子の良い言葉を並びたててくるが、まるで興味を示さない。業を煮やしたのか、何か返事をしたらどうだと言ってきた店長に)
「…鈍に無駄金を趣味は無い。」
(一通り見たが、今持っている鋼の剣よりも良い物は見つからなかった。にこにこと営業向けの笑顔を浮かべていた男性の顔が瞬く間に怒りの形相に変わり、罵詈雑言をぶつけてくるが男は聞く耳を持たず。そのまま通りを歩き始める。そして、良い武具を扱う店は無いものかと呟きが漏れた)
「何処かに…無い、か」
■アルバトロス > 「仕方ない…」
(平民地区に立ち並んだ店には、自分が求めるような武器を扱う店はなかったし、武具を修繕できる腕前の良い職人の店も見つけられなかった。ならば、他の地区を探せばいい。鎧を軋ませる音を響かせて男は歩いていくのだった。)
ご案内:「王都マグメール 平民地区、商店街通り」からアルバトロスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール とある商家」にシズハさんが現れました。
■シズハ > 「……ぁ。」
その商家では、近頃怪奇現象が連続して発生しているらしい。
曰く、誰もいないはずの部屋で高笑いが聞こえた。
曰く、半透明の子供が笑いながら廊下を駆け抜けていった。
曰く、主人が決裁して金庫にしまったはずの重要書類にいたずら書きがされていた。
状況として恨みあるもののいたずらか、あるいは魔族の手口か断定しかねた商家の主人は冒険者を多数雇い入れて警護を強化していて……そしてシズハも採用されて、いまこうして商家の敷地外、塀のすぐ外を巡回しているのだった。
目の前には路地裏。今のところ異常なし。多少肌寒くはあるものの、いたって退屈な夜だった。
小さなあくびも漏れようというものだ。