◆PERSONAL DATA◆
名前:残忍なヴィヴィア(姓はない) 身長:210cm 体重:120Kg
恵まれた体躯を持つ女傑。ヘアカラーは白、アイカラーはくすんだ赤。片目は潰れているらしく眼帯で覆う
鋼のような褐色の筋肉の鎧に包まれた肉体はナイフ程度なら用意に受け止めてしまうほど。純粋な人間ではなくオーガ、もしくはトロールとの混血ではないかとも思われるが本人すらそれは定かではない。
動きやすさ重視のレオタード鎧に身を包み、戦場では巨大な鉄塊めいたメイスを片手で振り回し、眼前の敵を鎧ごと潰れた肉にしてしまう。
マグメール王国と魔族の国のはざまに済む辺境蛮族の出身の戦士であり、部族ごと傭兵としてタナール砦での攻防に出陣することで王国からの自治を認められていた(実際はわざわざ攻め滅ぼすまでもない、地方の小傭兵集団のような扱いをされていたようだ)。その出自から平民ではなく奴隷扱いされることもあるが、全てを暴力で解決してきた。
実際、傭兵としては名を挙げており、王都の娼館などで派手に遊んでいるようである。
◆ABILITY◆
・無双の怪力
人間離れした怪力。オーガやトロール、純粋な鬼種に勝るとも劣らず、タナール砦での戦のさなかに魔族勢が繰り出した小山のようなドラゴンの尻尾を掴んで投げ飛ばした、という武勇伝は酒を飲むたびに語る彼女十八番のもの。
・魔法殺し
単純な怪力・暴力のみの手合であればいくらでもいるが、彼女を特別な存在に押し上げるファクター。少数蛮族の独自体系によるまじない避けの紋様を背中に刻んでおり、これがあるかぎり『まじないで傷つくことはない』のだという。相手の術をこれで封殺し、圧倒的なフィジカルで殺すという単純な戦術が彼女の全てだが、もし高位の魔術師であれば背中の紋様を解析することでこれを解呪したり解析することもできるかもしれない。戦闘のさなかにその余裕があるかはわからないが。
◆EQUIPMENT◆
・巨鉄塊『王殺し』
もとは巨大だが名も無い鉄のメイス。だが、タナール砦でのとある戦闘で『南のゴブリン族の王ドルマネス』を名乗る魔族をこれで討ち取ったことから、ヴィヴィアは王殺しという名を与えた。
・竜の薄皮鎧
竜の羽の皮膜を薄手の皮鎧にしたもの。防御力自体は並みだが、伸縮性と防寒性能に優れ、動きやすい。 |
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