◆リリシア・ハイロード・フォン・カルネテル 王家の末席に生まれを持つ末娘。 騎士…所謂姫騎士として、貴族や王族の出身の者が多い王国軍第一師団に籍を置いている。 小柄で可憐な姿とは裏腹に、その実直に磨き上げられた剣技は熟練の剣士にも負けず劣らず。 王家の血を引きながら民との交流を大切にしており、王族特有の堅苦しさもありながら、冒険者ギルドや町の人々とも自然に接する柔らかさを併せ持つ。 「王族である前に一人の騎士として人を助け守ること」を信条としている。
携えるは無名遺跡奥の神殿にて手にした聖剣『ラストセラフィ》。 聖剣とは名ばかりの非情に危険な聖遺物であるが、それを得る際にあった出来事から手放すことを拒んでいる。
◆容姿など 綺羅びやかな黄金の髪をツーサイドアップに纏めている。 淡い色の碧眼に人形のように長い睫毛。 体型は小柄で華奢だが出るところは出て少女らしい曲線。 清廉潔白を体現するかのように純白のドレスを着こなし、舞うように戦う。 戦場では戦天使かの眩さを見せつけ、街では幼い少女のような彼さが際立つ容貌。
◆性格など 純真で心優しく、健気。 そこはかとなく世間に疎い部分があり、仲間や民を護ることを第一に考える性格から自己犠牲の意識がやや強く、冒険者の先輩などからは危うく見られることが多い。 可憐で愛らしい立ち居振る舞いがや、悲劇的な経験などを経ても他人を疑うことなく希望を信じてしまう無垢さもまた、この国の大人達からは危うさとして見られている。
◆能力など ・剣技 王国兵士の修練する制式剣技を習得している。 盾は用いず剣一本で防御も対応するスタイル。 元々の才覚もあり、大人の兵士顔負けの腕前。
・聖剣《ラストセラフィ(Rust=Seraphi)》 天使の光輪により鍛えられたとされる絢爛華美なる聖剣。 力は“祈り”と“純真さ”に応じて変化し、持ち主の心の強さと弱さを映す鏡となる光と闇の二律を秘めている。
リリィは初めての冒険者パーティー参加の際に転移トラップによりこの聖遺物と遭遇。 その時、共に旅していた仲間たちが光の奔流に呑まれその場から消え去ってしまうという事故が起こる。 不本意の先、聖遺物によって選ばれ生き残った者として仲間たちの犠牲と聖剣の重責を背負うこととなった。 そのことはトラウマとなりつつも、今の少女を支える精神的土台ともなっている。
◆詳細プロフィール 身長・体重:155cm / 46kg スリーサイズ:B91 / W55 / H85 好きなもの:花、動物、冒険者たちとの交流 嫌いなもの:嘘、裏切り、不公正 特技:剣舞、祈祷、古語の詩唱、馬術、人と打ち解けること 好物:蜂蜜タルト、白葡萄ジュレ 趣味:街の散策、料理の手伝い 大切なもの:仲間の形見 口調:丁寧で礼節を重んじる。怒る時は静かに鋭く。
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