証言集(要約は最下部にあるためお暇な時に)
証言1
とある冒険者の証言
満月の夜、街を歩いていると…鈴の音が聞こえたんだ
ちりん、ちりんってよ
路地の奥へ奥へと誘う鈴の音がしてさ
そのまま進むと不思議、もう帰り道もわからなくなってた
辺りは見たこともない墓地で…名無しの墓ばかり 霧が濃く出てきて…すぐに前後左右もわからなくなってさ 俺はもう泣きそうよ。小便もちびってたかもしれねぇ
――で、途方にくれていると、猫みたいな被り物をした女の子が目の前に現れたんだ
惑わしてくるような碧の瞳と泣き黒子 背は低いのに妙に色っぽくて…しなやかで柔らかな体に、人のモノとは思えない美しい黒白の長い髪 声は俺をからかうようで、けど、優しい声だった 白磁のような肌とそれを曝け出す服装は…艶めかしくやらしくて―――
少し話したら…またいつの間にか、俺は…上等なベッドの上に居た
その後? 言わせるなよ。…まあ、いい思いはできたさ 俺がたまに夜でかけてるのは、そういうことだ
証言2 とある魔術師の証言
…ええ。あれは、魔的に見えますが全く違う むしろ感覚的には聖なるものに近い。それ故に王都内でも問題なく活動できる 恐らくは古くから居る精霊の類でしょう
彼女…ああ、便宜上彼女としますが… 彼女は寂しい人を癒してあげたいのだそうです その体で、声で…あるいは、話をすることで 寂しい、がなくなればいいと言っていました
彼女自身も寂しいのでしょう 最初に周囲に現れる墓たちは、彼女とかかわった人物に向けた、手作りの墓だそうです 関わった人物が死んだとき、寂しくないように彼女は墓を作るのだとか 当然、掘り返してみても骨などはありませんでした。
それとあの…、これも便宜上"領域"と称しますが… 領域内は彼女の自由です 通常は墓で。寝台、公園のベンチ…野外…あらゆる風景に周囲は変わります ただ、時間設定は必ず満月の夜にしかできないようですね。彼女の在り方に関わってくるのでしょう
…え?体の具合、とは な、ななな…なんのことでしょうか。 こほん。…とにかく、最初は恐怖を煽られますが…、討伐の必要などはない、と考えます…
証言3 とある荒くれの証言
あの夜のことだぁ? …金を積まれちゃあ仕方ねぇ…ああ、間違いない あっかるい夜にいきなり鈴の音がちりんちりん聞こえて来てよ ありゃあ、貧民地区だったか。こんな夜中にうるせぇって文句言ってやろうと音を追ったのさ
だが、いきなり風景が変わって墓地が―――あ?その辺はいい?面倒くせぇなぁ…
その後か。まあヤったぜ。むしゃくしゃしてたから一等酷くな あいつ、首絞めても笑ってるもんだから、ついカッとなっちまってよ 人間にやったら確実に死ぬ強さで暴力を振るった。そりゃもう何度も …妙に興奮してよ。ほんとにその時は、滅茶苦茶気持ちよかった。全部の欲が満たされてるみてぇだった
……だが、ヤり終わった後、絶対死んだと思ったとこで霧が晴れ始めたんだが… 声が聞こえたんだ。楽しかったね、とさ
――俺ぁ震えたね。なんでかって? その声が、本当に楽しそうだったからさ
思うに、ありゃあ…、俺が楽しければ、それでよかったんだ
証言4 変態の証言
むほほほほ!あの娘の話?…最高ですぞ、あの娘は! いやいや、満月に必ず会えるわけではないのですが…会えた時にはどれだけ興奮することか 墓が怖くないかと?馬鹿なことを。あれは愛情の証! 死してなお、傍にいてほしいというふかぁい愛情表現なのですからネ!
それより素晴らしいのは…あらゆることが出来る、という点ですナ 娼館では断られるド変態なプレイでも、恥じらいながら、あるいは怒りながら…けれどやってくれる 人間ではないのでしょうが、その分聖水プレイも黄金プレイも準備無しで!! 恥じらいもあるのが素晴らしい!!
…こほん。失礼、興奮しました。 …酷い時は数か月以上会えないのはざらなのですが、待つ甲斐はありますねェ 名前?いや、彼女は自分の名前を教えたがりませんでしたねぇ …好きに呼んでいいと言われますので、昔の恋人の名をつけて遊んだり…、…。余談が混じりました
兎に角!討伐などもってのほか!!彼女はこっそりと、ひっそりと…楽しむべきなのです!!
証言5 幼い男女の兄妹の証言
えっと、とーっても最初は怖かったの うん…っ、怖かった
でも、妹が怖くて泣いてたら急にえっと、あのおねーちゃんの方が慌てだして 飴をくれたの!とっても甘くて、食べたことのない美味しい飴!
うん。僕にもくれたんだ おねーちゃん、すっごくやさしくなでなでしてくれた!
ぎゅーもしてくれた…けど、おっぱいが当たってちょっと恥ずかしかった… おにーたんのえっち。それからね、それからね!いっぱいお話ししたの!
…お父さんもお母さんもお仕事でずーっといないこととか、色々。でも話してる内に眠くなってきて… うん、起きたら、おにーたんと一緒におうちで寝てたの。ふしぎ…
えっと、うん。体はだいじょーぶだよ。おみやげももらったんだ! おいしいあまいものたくさん!…お話も楽しかったし、また会いたい!
証言6 とある娼婦の証言
あの日のことねぇ… …ああ、指名客を逃してお茶くみだったアタシは、一人寂しく帰ってたのさ 夕番だったから、時間は真夜中だったと思うよ そしたら鈴の音が急に―――、ん?そっからは知ってるんだ。なら話は早いね
とにかく、やけに綺麗なお嬢ちゃんとたくさんお話して… まあ、その。…流れで、初めて女同士でしたよ……。 体格なんてすっごい細くて簡単に払いのけられそうなのに…あの、上手、でさ
あれだけ乱れたのは久しぶりで、ストレスなんて全部吹っ飛んじゃったよ
頑張ってね、なんて言われて…やる気を出しちまってさ …次の日は指名ナンバーワンだった
恩人…いや、絶対人じゃないけどさ。感謝してるよ
要約 ・満月の夜、鈴の音に誘われると彼女の領域へ誘われる ・しばらくは怖い思いをするが、少し経つと絶世の美少女が現れる ・男女関係なく、話しを聞いたり褥を共にしたりして寂しさを紛らわせてくれようとする ・満月でも会えるかはわからない ・感情はあるようだが、リクエストすればなんでもしてくれる ・たとえ殺してしまっても、楽しそうならそれでいい ・性格は見た目に反して優しい
pl的いろいろ 満月出現としていますが、リアル満月とはリンクしていません。あしからず 基本は何でもあり。描写なし短文のみNG ♡淫語たっぷりの御下品から、耽美まで対応可能、雑談のみも歓迎
待ち受けるタイプなので基本は先入り 面白そうな方には後入りもして鈴の音を鳴らしますが合わないなら無視していただければ退出します
お約束は、時間がかかってもよろしければ可能。継続相談は歓迎 お部屋の表裏はおまかせ
返信時間は文章量に比例します 何かご質問あれば囁きにて |
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