「俺と来いよピノッキアっっ!! 今のお前なら俺の船に相応しい!!」
偽名:「ピノッキア」 意味は“もう言いなりにはならない”
性別:♀
職業:海賊船■■■の■▪▪■号所属船員
外見:黒髪のショートウルフと蒼と黄金瞳のオッドアイ ギザ歯と黒のネイル、肩口に施したトライバルタトゥー 肩の紋様は“海面で空に見開く巨大生物の瞳”のシンボル” 全体にバランスの取れた凹凸と筋肉質な腹筋
袖無しとパンツブーツスタイルの動きやすい姿 海運を担いだ錆知らずと呼ばれる特殊銀の装飾品を複数
「完全に吹っ切れて、どんなカタギ、女子供すらも斬り捨てる!! 目に映る全ての守る価値も、意味もなくなったんだろ!? だったら俺の船ならお前の腕が錆びることは無ェッ!!」
背景:元々は王都兵 それも騎士見習いまではいくことができた真っ当な剣士の部類 しかし治安の悪さ 階級差別の酷さ なによりも腐りきった騎士の汚さ 食うため稼ぐため以外で持っていた気持ちは全て捨てた こんなやつらを守っていた俺が馬鹿だったと、名前も捨て髪も切った 入れ墨をいれ、昔から少し憧れの合ったスタイルで衣服を整えた。
捨てなかったのは色違いの瞳と剣の腕と、愛剣だけだった。
「落魄れた屑共と違ってテメェは自分から枷を外したんだ そういう奴は色褪せねぇと俺は知っているッッ!! アスピダは膠着し、タナールはミレー以外の魔族を攫って過激になった。 陸路以外を頼る海路の連中は宝の山だッッ。俺と来いよ!! 甲斐がなかった連中から啜る甘さも苦さも感じ取れるお前なら――― 俺を裏切らねぇだろッ!?」
船長の真っすぐな勧誘は、ピノッキアにどれだけ染み渡ったのか。 その日以降から船員としてそこにいる。
武具:「直刀 鳥銃銭正」
銘はチョウジュウカネマサと切られた長さ、身幅増す直刀。 30年式歩兵剣拵えと黒鞘 中の鍛造剣は妖精鋼を芯とし、ドワーフ鋼を貼り合わせて鍛え包んだ物。 金にものを言わせた似て非なるゲテモノ直刀 切っ先から半ばまでの諸刃造り 刃文も無く刀の造り方で造られた丈夫な剣である。
鎧には叩き割るように 肉には滑らかなに斬り落とすように
使い慣れた拵えと合わさったゲテモノは ピノッキアが海で活躍する手助けを今も続けている。
銭正は刀銘ではなく、剣の銘に直すと「ゴルド・コレクト」とも呼ばれる。 これは金こそが正義という意味であり、直訳は金を集める。 まさに海賊剣に相応しい一振りとなってしまった。
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