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夜縷(イエルー)
仇を討つため外法に手を染め、 身に宿した呪いを切り札に生きる男装の少女。
かつてはシェンヤンに住まう良家の令嬢であったが、 仇敵に両親を殺され家は没落。 掴んだ情報により対象がマグメール王国に滞在と知って追って来た。
■容姿 身長:150cm 体重:40kg 78/50/80
切れ長の鋭い亜麻色の瞳と整った顔立ちを持つ。 表情はどこか警戒を帯びており、感情を読み取らせない。
髪色は灰がかった白銀色。さらりとした軽さと冷たい質感を併せ持つ。 肌は色白。体格は細身で引き締まっており、一見すると少年のよう。 袖が長く手元は見えない制服に身を包み、 ショートパンツと左右非対称のアシンメトリーソックスガーターの装飾をつけている。 基本、女性らしさを消す様にサラシ着用。
■性格 基本敬語。 一人称は「僕」感情の高ぶりによっては「私」 表情を失っている訳ではないが、 「怒り」「悲しみ」といった感情を外に出さない。 悲しみはある。痛みもある。 けれど、それを抱いたまま動かないことを覚えた。 耐えることでしか前に進めない──その結果、 彼女の情念は氷のように透明で、壊れやすいものへ。 他者に対する共感能力はほぼないが、 かつての少女だった頃の反射で思わず優しさを見せることがある。
――…それは呪いでも計算でもなく、魂の残響のような行動。
■行動原理 感情の揺れがあっても、それは内側で燻るだけ。表面は静かな水面のよう。 人と接する時、むしろ異常なほど丁寧な言葉遣いや所作をすることがある。 それはかつて両家の娘であった頃の名残であり、 同時に「もう人ではない」と自分に言い聞かせる仮面でもある。
時折、身体が反応することに嫌悪するも、 その反応が「呪いの肥やしになる」と思えば、逆に喜びすら混じる。 ――穢されるほど、私は強くなる。 この思考は、彼女を少しずつ人間から乖離させていく。
自分が人間らしく生きる価値を見出しておらず。 生きることは手段。死ぬことは目的と己の中で定義している。
■戦闘形態 基本的に真正面から対峙することはせず、搦め手を行う。 主武装:小型手镰(シックル)袖口など各所に仕込んである。主に奇襲用。 補助武装:暗器(投擲)攪乱や牽制用。複数を一切投擲したり毒を塗布する事も。 機動装備:吊带(スリングベルト)吊紐。建物、木枝などに巻き付けての高低差移動用。
■外法・蠱毒胎 本来「生命を育む胎」である子宮を、怨念と穢れを濾過し熟成させる呪壺へと変質させる。 命の祝福を呪いへと反転させる外法であり、術者の魂と肉体そのものが対価になる。 受けた"穢れ"を蓄積し、怨念を孕ませ、呪殺の力へと変転させる――禁忌の術。
・胎の解放 穢れを迎え入れる為の器としての「胎」を開門する。 純潔は術の妨げとなる為、「喪失」した自身を受け入れなければならない。 呪う対象によって純潔を散らされたのであれば、効果はより強靭な術式になる。
・穢れと怨念の醸成 穢されるたびに注がれる「穢れ」はただ流されるのではなく、 術者の内に留まり、煉られ、育ち、怨を溶かしこんでいく。 その度に呪いは熟成され、力を競い合い、 最後に残った怨だけがすべてを殺す力を持つ。
・呪胎の成熟と真名 受胎が一定の量に達すると次第に自我を持ち術者の中で蠢き始める。 しかしこの呪胎は「命令」が無ければ動かない。 それを術者が正しく"愛を持って"呼ぶことで呪胎は標的を認識し、発動に至る。
それはまさしく、蟲毒の壺── 何もかもを呪うためだけに育てられた、命なき胎である。
この術は、“穢されること”を繰り返す構造上、精神的・身体的侵食が避けられない。 ――はじめは純粋な憎しみだった。 やがて快楽と苦痛の境界は曖昧になり、自らが何のために在るのかさえ、霞んでゆく。
(※補足) 子宮が蟲毒化しているので通常の妊娠・出産はしない。苗床化も不可。 芽吹いた呪いは母体を生かす為に毒も澱みも全ては胎へ回帰し糧となる。 軽い状態異常を受けつけない。強力な呪いや毒、魅了効果は時間経過の後に蟲毒によって吸収され解呪される。
■真名 対象の「真名」なしに、術は発動しない。 真名とは、その存在の本質を定義する起点であり、 魂が自身を認識するための識別である。
術者が真名を発声し対象がそれを"我が名"として受容した瞬間、 呪胎は対象を標的と認識し、術式が起動する。 名に宿る因果こそが呪いを定着させる媒体である。
■PL趣向 雑談:物語/シリアス/戦闘/ 閨事:甘々/羞恥/強姦/奉仕/被虐/なし崩し NG/自設定への不可逆展開/死亡/孕ませ/下品系全般/スカ(羞恥を伴う小のみ可)/汚物系/過度の確定・尊厳破壊/
中文から長文(お相手様によって変動、波はあります。) 20分〜長考有。基本的な記号「──」使用。心理描写有。 直接的表現等は使われる分には構いません。 相性の不一致の場合FO推奨。此方もそう致します。 行為は恥ずかしいのでROM禁移動。
現在不定期につき、待ち合わせ要相談です。 私書箱を用いた問い合わせ、やり取りなどお気軽に。
■14項目補足 エロールにおける幼過ぎる・自分より年下の外見は×。 NGではありませんが和姦・恋愛に関しては特殊な設定構造の為、添えない場合有。 甘い行為は途惑ったり困惑したり
以下調整中。
□ 本名:雪華(シュエファ)
――彼女は、少女であることを捨てた。 愛した衣服も、髪飾りも、生まれ育った家さえも ──すべてを手放した。
仇敵に挑むも勝てるはずもなく。 返り討ちにされ、踏みにじられ、 最後に残ったのは呪いだけだった。
穢されるたび、少女の胎に宿る怨は深く沈み、練り上げられ、 やがて蟲毒の壺となる。
あとは、名を呼ぶだけ。 愛を込めて、呪うように。
その時こそ、少女は命と引き換えに、 相手を道連れにするだろう。
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――乙女のままでは、呪は宿らぬ。 ――穢されし胎こそ、怨を育む深き壺。 ――よって、壺は開かれ、呪は流れ、死は芽吹く。
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