フルネーム: アリス・シャトン (Alice Chaton)
日常の容姿: 腰辺りまでの長いホワイトブロンドのウェーブ髪、頭の後ろに黒の大きなリボン。 用意された詰め襟タイプ学生服が「閉まらなかった」のと、冒険時には特に窮屈であろう為、腰回りは支えつつ他は余裕のあるコルセットベストタイプの上着を着用。 冒険用兼魔術師用の袖付きマントを羽織り、ささやかなオシャレとして胸元のリボンや袖の裏地にピンク色を差してみたり、スカートを短めにしたりもしている。 基本的に黒色の格好なのは、一応は学院の制服ベースカラーに沿う意図が半分、実年齢よりも大人に見せたい背伸びが半分。ソックスやアンダーウェアが概ねいつも白なのは、また別の拘りの様子。 少し物足りない(と本人は思っている)身長153cmを、5cm底程のミドルヒールブーツで160cm弱に見せている。 平常時は袖で隠れているが、左腕にはルーン文字の刻まれた銀色の篭手を着けていて、魔道師の杖のような役割をしている媒体魔具。
生い立ちなど: 元々は、遠国の小さな村で細々と営まれている、特別変哲もない普通の鍛冶屋の娘。主に武器を扱う店だった為、店主である父を手伝う合間に自然と、ある程度の武器の扱いも身についていて、剣や槍の類であれば素人以上には戦えていた。 退屈な暮らしを嫌って、冒険者の真似事をしたがり村を飛び出すも、所詮は本職には及ばないような腕でどうにかなる筈もなく、とある遺跡内で死にかける目に遭う。その時に幾つかの偶然の重なりから、遺跡に封印されていた魔物の霊体と同化して生き延びることになった。その魔物自体の性質と混ざりあったことや、魔物が生前使っていた刀、そして遺跡の本来の宝であるルーンの篭手を得たことにより、結果として冒険者としてそれなりに渡って行ける力を得ている。 その後、生活の拠点となる場所はやはり必要であり、流れ流れてマグメールに辿り着いてからは、村での鍛冶屋生活では得られなかった知識を求めて学院へ入学。その傍らで冒険者業も続けながら生活している。
生活: 学生と冒険者の生活が半々、と言った所。冒険での収入も狙えなくはないが、専業ではなくそちらは安定した収入になるとは言い難い。 学院への入学手続きをする上での後見人を得ることと、学費の安定した捻出の為に、絵描きが趣味のとある貴族の元で絵のモデルをしている。兼、その貴族含め数名の貴族の愛人でもあり、それらが主な収入源になっている。 いつかは他人頼りの生活を抜け出して冒険者として名を上げたいとは思ってはいるものの、愛人として求められることにも少なからず魅力を感じてしまう気持ちとの間で葛藤があるようだ。
性格: 大人相手や警戒心が先に立つような間は丁寧な子に見せようと努力はする。独り言の場合や友達に対しての言動であれば少々男の子っぽくもある雑な喋り方になるような、まだ若さが残る性格。 退屈しがちで、一度集中力が切れると静かにしていることがつらくなって大抵逃げ場を探し始める。もっと幼い頃から冒険者に憧れており、なまじ冒険者をやれる下地ができつつある為、なおのこと奔放になりがち。学院の授業も体を動かすタイプの授業がより得意で、座学は退屈がるため苦手。 流されて愛人生活をしていることもあり、貞操観念は低め。誰とでも積極的にと言うほど好色ではないものの、艶事は気持ち良いものと認識しているし、そういう話に発情もしやすい方。恥ずかしいとは思っていて基本的に隠そうとはするものの、内心では期待しているようなこともある。 実年齢より大人に見せようと背伸びする事は多いが、無茶をして死にかけた経験もあって未熟さを理解はしており、子供扱いされる事を嫌がると言う程でもなく、かわいがられる等も本心からの態度であれば素直に照れつつ受け止める。
艶事目的だけでなく、日常の会話ロールを楽しめるPC様とのお話をメインにしたいと思っています。日常会話のみで艶事無しの目的でお話をするのも歓迎です。
記号について、「……」や「――」、「!」「?」等は当方でも使用しますが、「♪」「♡」類は苦手のためご配慮ください。 いわゆる「あへおほ」類は個人的に汚グロに該当し、NGです。
文量: 普段のオープンでの雑談は短めにしたいと思いますが、どうしても長くなりがち。ROM禁・艶事などの際は長文でお互いのお返事に30分程かかる、などもよくある話しと思っています。 速度を気にすると疲れるので、短めの文量でもお互いのお返事はゆっくり、が気が楽です。一瞬の迷いでプラス10分ぐらい伸びたりすることも多々あるのでご了承ください……
冒険者能力(日常ロール下では殆ど意味がないので折り畳み。読まずにお相手頂くのも歓迎です) 能力: 本人それ自体は、ちょっと運動ができる程度の普通の女の子。 同化している魔物によって人外の性質を持ち、戦いなどに耐えられる身体能力になっている反面、その魔物の弱点なども引き継いでいるため単純に強化されていると言うものでもない様子。 魔法は本人もその魔物も素質がなくそのままでは使えないが、それを魔具の篭手で補っている。 座学の部分や、特別目立つことにもならない剣術の授業などはそのまま受講できるものの、魔法関係の授業は素質がないとして受講していないため、篭手によって使える魔法の活かし方などは独学で研究段階。 実戦では魔物の力と特別な刀のおかげで単独でも一人前程度には戦えるが、主力はまだまだ篭手の能力の方。
道具: 退魔刀『シチセイハクロウ』/異国由来の「カタナ」。人間相手には、特別頑丈ではあるものの、かろうじて名刀に分類はできるかな程度の力。 魔物や霊体、魔法生物相手であれば頭一つ抜きん出た威力を発揮する。特に、元々は狐妖退治の為に打たれた刀らしく、狐妖類に対しては最上位級の武器となる。 アリスと同化している魔物が元々使っていたもので、ある程度は持ち主を補佐しながら自律して動く為、防御はともかく攻撃する際はわりと強引に当てていける性能になっていて、達人とは言い難いアリスが戦う際には相性が良い。
『ルーンの篭手』/由来不明の高度な魔具で、複数の魔物類と「契約」することが可能。現在の彼女の力量では同時に4体までの契約下の魔物を召喚・使役でき、冒険の時などに実質的に自分を含め5人パーティになれる。この主能力がアリスの冒険者生活を支える要で、冒険者として彼女を分類する場合は剣士等ではなく「召喚師」が主体である大きな理由となっている。 また、非戦闘時など緊張状態でない場合なら、多少の手順を経て契約下の魔物が行使できる魔法などを関節的に使うことができる。契約数は無制限と言うわけではなく、入れ替えは可能であるものの同時に契約しておける数は限られているらしい。 少数に限られるが無生物(要するに道具類)を収納しておくこともできる為、退魔刀なども普段は篭手の中にある。 ポテンシャルは相当高い魔具だが、まだアリス自身が若く、冒険者経験も浅いために万全に活かせているとは言い難い。魔物との契約も、前提として対象に認められなければならないため、本人の力量からかけ離れて高度な魔物は扱えない。 一度使用者となった者とは霊的繋がりができるようで、それ以外の者では篭手の能力を引き出すことができないようだ。
魔物の霊: アリスが死にかけた際に混ざり合って同化した、魔物の霊体。異国の「サムライ」と言う種族の女性霊であるらしいが、同化の際に名前やその他の記憶を殆ど失くしている様子。 魔物的性質で普通の人間よりもアリスを身体的に丈夫にさせていたり、本能的に染み付いている剣技でアリスを補佐したり等している。剣の腕は確かだが精神的に未熟な面があったらしく、その所為なのかアリスの方まで魔力的な誘惑や精神攻撃に弱くなっていたり、毒物類での体調不良が強く出たりする。やや優柔不断な所があるのは元々の似た者同士らしい。
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