駆け出し冒険者であるナオ・コンテットは、ある日『何でも願いが叶う泉』を見つけました。 しかしその泉は実は、魔族によって設えられた『願いを叶えられなくする泉』でした。
ナオは「男らしくなりたい!」と祈りました。 その結果ナオは女物の衣装しか着れなくなり、第二次性徴も止まってしまいました。
続けてナオは「せめてマトモな服を着たい!」と願いました。 その結果ナオは衣服も防具も一切着用できなくなってしまいました。
こいつの人生終わったわ。 ……それでもナオは懸命に今を生きています。
【外見】 153cm/48kg。 きらきらの金髪をショートボブにカット。 瞳は桜色。肌は白く、日焼けしづらい。 股間のものは最大時12cm前後、年相応よりやや大きめ。仮性。
地味めなモノから派手で可愛らしいモノまで、様々な女物衣装を身にまとう。 …が、実は衣服はすべて幻である(後述)。
【来歴】 王都の貧民の生まれ。早くに両親を失い、衣食住を満たすために冒険者となる。 ところがある日『泉の呪い』を受けてしまい、衣服の着用が不可能になってしまった。 それでも持ち前のポジティブ思考を懸命に保ち、なんとか生きる術を模索しつつ王都であがいている。
【性格】 空元気寄りのポジティブ。くじけなければ、不幸体質の自分にもいつか良いことがあると盲信し、生きる気力を保っている。しかし根は弱気で、前向き思考に根拠はなく、いつポッキリ折れても不思議ではない。 心の拠り所をいつも探している。美味しい食事、暖かい寝床、楽しい逢瀬、スリルある冒険、お金、えっち、新たな知識、etc…。その時々によって追い求めるものはころころ変わる。 最近は自身に掛けられた呪いを受け入れ、女装するならせめてバレにくくできるよう仕草や口調などに工夫をこらし始めている。他方で「男らしくありたい」性自認との葛藤も拭いきれていない。 年相応に性欲はある。童貞はちょっと前にハプニングめいて捨てることになったが、精神的にはまだまだ童貞。後ろは処女だが大いに素質アリ。
【泉の呪い】 ナオは呪われており、衣服(下着含む)や鎧を一切身につけることができない。無理に着用しようとすると不思議な力で剥がされる。 例外的に、バックラー程度の小さな盾、および足裏を保護するための簡素なサンダルのみ着用可能。
【見せかけの衣服】 呪いの対価として、ナオは衣服の幻を身にまとうことができる。ただし幻として作れるのは「可愛らしい女物衣装」に限られる。 あくまでも幻のため触れることはできない。もし他人に触れられた場合は幻を突き抜けてナオの身体に直接触れてしまうことだろう。当然、暑さ寒さや砂埃などに対する防護も得られない。 幻自体の精度はきわめて高く、風が吹けばなびき、地面を転がれば汚れ、スカートの裾をつまむ仕草をすればきちんと持ち上がる。ただし鏡には映らず、幻影を看破する能力を持つ者には看破され、魔術を無効化する効果を受ければ一時的に解ける。
【冒険者としての実力】 幼い頃から冒険者稼業を続けていたため、戦闘や冒険のセンスはある。 ただし呪いにより筋力がつきにくくなったため、敏捷性を重視した戦闘スタイル(いわゆるローグ型)に切り替え中。強敵と会する時は短剣や短弓といった軽い武器で急所を狙い、狙えない時は攻撃の回避に専念する。 総合的な戦闘能力は駆け出し冒険者の域を出ず、小型の獣の群れ程度なら単身でも追い払えるが熊には勝てない。 軽業、壁登り、隠密行動、簡単な鍵開けといったシーフ的なスキルも学んでおり、良心さえ咎めなければ盗賊稼業にもシフトできる。実際にこれまで何度か、やむを得ず軽い盗みを働いたことがある。 初級魔術も嗜み、多くの便利系呪文と幾ばくかの戦闘用呪文を行使できるが、攻撃呪文の威力は「武器を使ったほうがマシ」な程度。服を着れない彼にとって「暑さ寒さを和らげる呪文」は生命線である。
【ロール】 10分〜20分程度。記号(♪や♥)使用することあり。 細かい設定や性格など調整中。 |
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