【容姿】
シェンヤン系の妖艶な女。貌はおしろいをはたいて白に塗られ、細い眼光から黄色の瞳がのぞく。眼の下には真っ赤な赤いライン。
成熟した肉感的な体つきで人間離れして舌が長く、蛇のように先が割れている。また、前髪を揃えた濡羽色の長い頭髪を豪奢な飾りかんざしでまとめている。
衣服は艶やかな深い赤色に金糸で刺繍が施されたマグメール王国風のコルセットレオタードだが、シェンヤンの衣服を思わせる帯や羽織、金細工といった装飾が惜しげもなく使われており、折衷のデザインとなった豪奢なもので、気品がありながらも遊女を思わせる。
【出自・性格】
元は地方の田舎町の女郎宿で紫霞という名で働く一介の遊女にすぎず、幼少期に売り飛ばされてしまったためにまともな名前がない。 その後、とある妖仙に妾としてかこわれるも、他にも無数にいる美女たちの中では地味で大人しい存在として低く見られ、もっぱら飯炊きや掃除を受け持っていた。
しかし、それゆえに警戒されず、密かに書庫に出入りしては道術を学び主人であった妖仙を倒してその地位を奪い取った。
もとより上昇志向が強く、また元主の用いていた邪悪な術をそっくりそのまま真似たために彼女も欲望のまま力を振るう妖仙と化してしまった。
元はごく普通の女性だったが、非常に我儘かつ刹那的で快楽に弱く強欲になっており地方役人への貢ぎ物の馬車を襲い金銀宝石の類を奪うなどの乱行を働いたため、幾度か討伐のための道士が送り込まれたが未だに討伐は成功していない。おしろいで白く塗られた顔やその趣向から『白面鬼』『椒化生』『蛤喰い』などという異名も持つ。
マグメール王国には公主が赴いた際に興味を持ち、その中に紛れ込んで王国入りし、それ以降王都を中心に目撃されている。主に当時はやったシェンヤン風の装飾が施されたサロンに出入りしているようだ。
美しさに対しての執着があり、美しいものを手元に置こうとする。 男性嫌いの気があり、美しい女性を無数にかこっては夜な夜な享楽に耽っているらしく、そのなかには討伐のために送り込まれた女性道士も混じっているという。
【能力】
・薬術
道術の中でも仙丹の精製、特に様々な『毒』を作り出す事に特に秀でる。それらを霧状にして散布し自分に有利な状況を作り出してじわじわと相手を追い詰める。
・変化術
自らの肉体を他の生物に変化させる。彼女の場合は巨大な山椒魚に変化することができ、その性質(再生能力や水中活動能力)を変化せずとも普段からある程度行使できる。
【RP傾向】 中文、おおよそ20分程度。汚喘ぎ、記号など使用します。 |
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