「ボクは忙しいんですよ。少なくとも貴方よりは遥かにね」
【イヴァン・ジェット=エカルラート】 魔族の国の魔王ナルヴァートと、淫魔女王ネクロマリア(444)の間に生まれた三男。 『紫霆槍(ヴァイオ・ランス)』のイヴァン。 二人の兄と一人の姉(ネロ:39)を持ちながら、その野心は誰よりも強い『傲慢』の少年。
父王の手腕を見習いつつも、溺愛気味の子育てには若干辟易気味。 一方で超えるべき壁として考えており、それを成し遂げるのは自分であると信じて疑わない。 怠惰を極めた姉とは反りが合わないのか、顔を突き合わせる度に口喧嘩を始める。 いずれは屈服させてやろうと考えているが、いつになるのやら。 なお、母にはなぜか頭が上がらないらしい。
人と魔の戦いが滞っていることについては姉同様憤りを感じつつも、 水面下で広がりつつある何らかの影響は感じ取っており、それを見定めるため 下手に動かないことは得策と考えているようだ。 それ故、他の魔王に対する見下しも姉ほどではない。
【容姿】 身長:132cm 体重:32kg 濡烏色の美しい髪の内側に、紫電のような紫のインナーカラーを備える。 角は頭の後方へ伸び、装飾もあしらわれている。 肌も髪も美しく、本人も『王族として見られること』を意識して整えている様子。 姉とは対象的に、肌をあまり出さないカッチリとした服装を好む。
【性格】 姉ほどではないが悪く、極めて理屈屋で皮肉屋。 基本的に相手を見下したような口調で理屈をこね回し、言い負かすことを好む。 そのくせ自分が言い負かされそうになると話題をすり替えがち。 人間も魔族もさほど区別なく見下しているが、優秀な能力を持つ相手には 利用価値を見出すのか、物腰が柔らかくなることもある。
【戦力】 人間よりも遥かに頑強であり、不死性を持つ。 無数の魔術を同時に使いこなす魔術の才と、それを可能とする莫大な魔力量を併せ持ち、 魔王にこそ及ばないものの、それに比肩してもおかしくないほどの実力を持つ。 自然現象を具現化する魔術を主に使用し、特に雷電を好んで使用する。 『紫霆槍(ヴァイオ・ランス)』の異名は、ここから来たもの。
【エロ用設定】 悪魔らしく、性には奔放。 姉と同じく母親に淫魔女王を持つため、体力・精力は基本的に無尽蔵。 攻めの際にはどちらかといえば多数の魔術によって改造・調教を行うことを好む。 性欲を解消するため、あるいは子を成すためというよりは、 自らの力を誇示するための『戦利品』のような扱いが多いようだ。
一方まだ技術面は未熟であり、魔術と身体スペックだけで押せないような、 手練手管が極めて卓越した相手には流されることも多い。 また、淫魔としての血が強く刺激されると淫心に囚われることがある。 その際は行為に特化した身体に変異するが、混血のためか変化が不安定であるらしい。 |
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