【ロール】
中長文。ソロルは短から中で、あとはお相手様に合わせる予定。
【容姿】
本体の体躯だけで全高4メートル。触手等含めれば更に伸びる。 全身緑の体皮に覆われており、質感はしっとりして弾力がある。だが、柔軟性に富みながらも強靭で瑞々しい体皮と触手は斬るも千切るも潰すのも焼くのも困難。
普段は巨大な口は閉じ、獲物を探す単眼が先端に付いた触手も閉じており、じっとしている内は大きな植物。また、地面や茂みに隠れてこの眼の触手だけを露出し可憐な蕾のように擬態することも。
しかし一度その本性を露わにしてはたとえ巨獣であろうと逃げられず頑丈な甲殻があろうと噛み砕いたり丸呑みにもできてしまう強力な咬筋力と高い強度を誇る体内を持った蠅取り草に似た口を開け、静かに垂れていた無数の触手を伸ばして獲物を捕食せんと獰猛に襲い掛かる。
【性格】
凶暴。近づかないのが一番だが、一度見つけた獲物は執拗に触手を伸ばし追いかけ回してくる。
【能力】 様々な毒液、消化液を体内で生成する事が可能。その効果は多岐に渡り、触れるだけで臓腑や骨が腐り、溶け崩れる凶悪な猛毒もあれば触れたり匂いを嗅ぐだけでも発情させる催淫液やご都合主義的に衣服だけを溶かす液も生成可能。 これらは触手より吐き出すのだが、この触手は精液を放出し種付け、雌に受精させる機能も有している。
また、植物だが根っこを引き抜けば一定時間自力で根っこと触手を巧みに操り移動が可能であり、土の中に潜っての移動も可能。 これにより森に限らず街中や郊外だろうと近づき、獲物を捕らえ縄張りに引きずり込む等もできるせいで生息区域は非常に広い。
尚、体内は単純な構造となっており獲物を消化する為の胃袋的役割の袋と、もう一つは苗床を飼い殺す為の保管の役割を果たす触手が無数に蠢く性袋の二つが主要な器官である。
【設定】 主に森が縄張りだが、時折街道、山道、街の郊外であったりまで狩りの為に移動する事もある危険生物。植物型の魔物。
逃げるには別の獲物を犠牲にしているうちに逃走するか、腕に自信があるなら挑むのも有り。ただし討伐依頼が出て以降も被害が減った報告も討伐成功の報告もあがっていない事がこの生物の危険性を示している。
【履歴】 ・シシィ様/メグメール(喜びヶ原) 自然地帯にて遭遇。 触れてはならぬ妖花に近づき、森の闇に呑まれる――。 |
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