10/6 邂逅を追記
フルネームはヴァン=シルバーブレイド。 ノーシス主教の騎士。神殿騎士団(other list No.15)所属。主教や貴族の肩書を笠に着る他の騎士たちとは距離を置いており、組織内では浮いた存在。王都平民地区の神殿で文献に関わる仕事についており、普段は図書館の司書、時々郊外に出ては冒険者と共に地下図書院をはじめとする遺跡の探索を行い古文書などの探索をしている。休日は冒険者(ランクは下から2番目)として魔物や山賊の退治依頼をこなす。 戦闘の際は壁役を中心としたオールラウンダー。
・外見 170cm、60kg。20代半ばといって通る容姿で、やや童顔。身体は鍛えているものの筋肉は目立たない体つき(細マッチョ未満)で、騎士だというのに傷痕はなく、日焼けもなく白い。 白に近い銀髪を真ん中で分け、珍しい模様のバンダナで額を覆う。バンダナを外せば30代前半には見える。 瞳は何の変哲もない碧眼だが、目を細めると暗く深い青(ミッドナイトブルー)になる。 やや低く渋い声でゆっくりと話す。威圧感を与えないように口調は軽い。 服装はカジュアルで落ち着いた色合いのものを好む。たいていはベージュ色のジャケットに黒の長袖シャツかロンT、濃紺のカーゴパンツ姿(似た服を複数着持っている)。 装備品は首からさげたホーリーシンボルとベルト背面部分に水平にさした全長30cm程度の短剣二振り(一振りの場合あり)以外、目立つものはない。懐に紙束とペン、ジンベースのカクテルが入ったグラス付スキットルと指錠を常備している。 王城などで正装をする際は髪をオールバックにする。また、黒の詰襟を着用し青黒い鞘の打刀を佩く。打刀の鞘には黒い光沢の布(ミスリル製)が丁寧に巻き付けられている。
装備詳細バンダナ:広げるとラインメタルの旗となる。額につけている状態でも、知識人ならば気付くレベル。 スキットル:女性にのみ効く媚薬(男性にとってはエナドリ)とジンのカクテル。甘いが強い酒なので肝心の女性には敬遠されがち。 指錠:装備しているとMP回復を阻害する。同効果の手錠もあり。 打刀、あるいは短剣:黒い刀身。カゲハ(pc list No.26)参照。ヴァンが扱う黒い武器はすべからく彼女。 魔導映写機:片手で持てる程度の黒い直方体(≒ハンディカメラ)。ある魔物の巣から回収したもの。考古学者いわく、Veta(other list No.58参照)とは異なる規格で、先史文明時代はVHS(Vision Handle Sphere)と呼ばれていた模様。発掘数が少ないのはどうやら競争に負けたかららしい。映像は壁などに投射する必要があり、二次元だが解像度が高い。ハメ撮り、隠し撮りに使用。 ホーリーシンボル:通信をはじめとする多機能ツール。また、下部「主教との関係」参照。 ・性格 皮肉屋、斜に構える、慎重、ニヒル、タフ&ラフ、本好き、インドア派、中立・悪。 仕事中は優しくて礼儀正しい人物としてふるまうが、オフでは酒好き博打好き女好きの不良壮年。神職に就いているからか、説教くさい一面がある。ジョーク好きで、特に若かったり、隙のある女性をからかう悪癖あり。 最初は丁寧でも、しばらくすると砕けた口調で話す。人の名を呼ぶ時は敬称をつける。貴族階級だが家督相続の見込みのない三男坊のため、相手の身分を気にしない。
・性癖など 相手に興味を持っても強引に事を運ぶタイプではない。 挿入よりも過程や前戯を楽しむ傾向あり。特に会話を通じ、羞恥を煽るのを好む。 自身は体格相応の大きさだが、少年のように硬く、熱くなる。回復も早め。
・その他 平民地区にある宿屋兼酒場『ザ・タバーン』の一部屋を借切って自宅としている。 出没する場所は平民地区・学院・本か酒が関連する場所が主。学院では出入りの業者として胸に識別用のバッジをしている。実家との関係が改善したことで、王城・富裕地区にも顔を出すようになった。
・関係 マーシュ:心を許せる恩人。秘密を共有する、大切な人。 カゲハ:相棒。人刃一体と呼ぶにはまだまだだが、精進しよう。
・邂逅イェンさん(学院図書館)、サリスさん(学院運動場)、ウェンシアさん(学院図書館、大教室)、レイリエさん(カフェレストラン)、ティアフェルさん(メグメール自然地帯、貧民地区、平民地区)、シシィさん(ハイブラゼール)、アキラさん(学院ラウンジ)、ベルナデッタさん(王城広間、タバーン)、サウロさん(メグメール自然地帯)、ティカさん(セレネルの海)、セレンルーナさん(カフェ)、クロスロアさん(公園)、鈴さん(冒険者ギルド)、ルーシュイさん(宿屋)、イェフィムさん(酒場×2)、プシナさん(教会)、カミーレさん(貧民地区)、ミリーシャさん(学院図書館)
・ロール傾向 500-700文字程度を15-20分ほどで。文章量や時間はお相手様にあわせる形に。遅筆気味です。 エロールは表でもROM禁でも大丈夫です。お相手様の意向にあわせます。 地の文での二人称の使用はお控え願います。 記号は以下を主に使用します。「…、―、?、!」(随時追記予定)お相手様が使用される記号については気にしません。 先入り時は入室から1時間程度はおります。私書箱も見ておりますので、気になったことがあればご連絡ください。 平日は26時頃くらいまでを目安に、土日祝前日は制限なしです。 既知設定、連続遭遇、継続した関係、私書でのお誘いなどなど歓迎です。未邂逅でもお気軽にどうぞ。 Vasara,Kabuto◎●,Katana
以下設定細部
・能力 聖騎士として白兵武器全般の扱いに習熟しており、後の先を得意とする。特に盾の扱いに優れるとされるが、この10年近くその姿は見られていない。敵から鹵獲した武器を使い捨てる荒っぽい戦い方をしていたが、カゲハとの出会いによって変わったようだ。射撃武器や投擲武器も扱えるものの、上手ではない。 神聖魔法を中心にいくつかの魔術を習得している。防御・補助的なものが主。 馬術は下手。交戦地域に到着すると下馬し、脚に身体強化魔法をかけて戦場を駆ける。指揮も対応できるのは小隊規模(10名程度)まで。単独行動を好む。 冒険者ギルドでは殺す・無力化する以外の仕事が(期限的・能力的に)できないため、低ランクに甘んじている。ギルドマスターとは懇意で、他の冒険者が受けたがらない、割の悪い仕事を時折請け負っている。
・図書館 平民地区大神殿に併設された、無料で利用できる開架式の図書館。地上2階地下1階。蔵書は神学書・哲学書といったお堅いものから冒険小説・恋愛小説のような親しみやすいものまで多岐にわたり、万人に門戸が開かれている。 身分さえ証明できれば本を借りることもできる。冒険者はギルド登録証、学院生なら学生証で足り、主に平民が利用している。 禁書や焚書対象も保管している図書館のスタンスは主教主流派からは歓迎されておらず、微妙な関係にある。 地下は司書の付添なしには立入禁止となっており、主教関係者用の書庫や宿直室がある。また本には盗難対策が整っており、万が一の際は温和な司書たちの目の色が変わるという。犯人は地下に連行され何時間も戻ってこないとか。
・家系 シルバーブレイド家は王都から遥か南方の島・ラインメタルを統治する辺境伯。紋章は銀剣を銜えた黒狼。中央政治には興味を持たず、領地経営に専念しているため王都周辺では王侯貴族や商人くらいにしか知られていない。 交易で得た資産を他の貴族に借款し利益を得る、金貸しのようなことを行っている。返済が困難となった家には家令を送り込み、経営権を“一時的に”預かり、貸し倒れを防ぐ。ヴァンもこの20年間に得た資金を商人や貴族に貸し付けているが、実家と違い非合法な手段(略奪など)で得た資金がかなりあるため、『ザ・タバーン』の経営を通じマネーロンダリングをしている。 父親との仲が悪く、20年前に出奔。貴族であることを笠に着ない理由の一つ。家の話をしたくもされたくもないので、王族や貴族が多い所は好まない。 ⇒マーシュからの勧めを受けて帰省した際、父親と和解した。現在は王都におけるシルバーブレイド家の名代を務めているが、「実家と自分のやる事が被っている」とぼやいている。
・ラインメタル 王都から海路で30日ほどかかる、南方の島。東方・南方との交易の中継地点として栄える港町ポートランドは王国南東の玄関口となっている。 主教の教化は遅く、800年ほど前。独特の文化が根付いていたとされ、今でもその名残は随所に見受けられる。 主産業は畜産、紡績、貿易。特に貿易は王国に富をもたらしており、魔族の国などとの戦争の財源となっている。 識字率が高い。100年ほど前の領主が「教育を施した方がその時間・手間を差し引いても税収が増えて儲かる」と判断したことによる。 領民の一般的な特徴として、酒好き、回りくどい、皮肉屋、公平などがある。 奴隷の私有を禁じている。公有の奴隷は衣食住の保証がされるが、労働(石炭鉱山での採掘や羊毛の紡績)の義務と移動の制限がなされる。 口さがない者達には「商人と金の奴隷が棲む島」と言われている。 (PL注:バンダナの模様でモデルを察していただければ幸いです)
・主教との関係 神殿騎士団では聖騎士の称号を与えられているが、大抵は神殿図書館の司書を名乗る。首から下げたホーリーシンボルは勲章のようなもので、知識のある者には神殿騎士団の古参の聖騎士であるとわかる。他の聖騎士と区別する際など、主教内では『本の騎士』『図書館の聖騎士』と呼ばれる。騎士団長直属であり実質的なナンバー2だが、部下はおらず派閥もなく、団員ほぼ全員から煙たがられている。 10年前に壊滅した神殿騎士団特命部隊『ブラッドシールド』の唯一の生き残り。公式上は存在しない部隊で、長年汚れ仕事に関わっている神殿関係者か、主教の暗部に興味を持つ者のみが知っている。生き残りのヴァンを『味方殺し』と蔑む者もおり、この悪名だけは王侯貴族や騎士階級、傭兵など戦場を住処とする者達に伝わっている。 異端審問庁(other list No.187)、特に啓蒙局からは嫌われている。神殿図書館には焚書対象や禁書が多数収められており、啓蒙局からの提出命令を「主教に反する存在を知ってこそ信仰はより深められる」と拒否したことが理由とされる。数々の妨害行為や棄教の疑いでマークされる一方、復古派はヴァンがアイオーンに関する知識を有しているか調査している模様。
正装姿
PixAI.Artにて作成 |
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