■概要 シャンヤンの山に潜んでいるとされている鬼。 目撃情報がこの上なく少ないため、ほぼ伝説や伝承の様な扱いを受け、酒を好むことから東方の伝説に出てくる鬼を元に別名「酒呑童子」と呼ばれている
■容姿 名前:酗酒(シュウチョウ) 身長.500cm 体重650kg(容姿共に増減可) 人外染みた高身長と山脈の様に浮き上がった筋肉をしており、額には凛々しく伸びた角、下顎には尖った牙が生え外見通り「鬼」の姿をしている。 髪は長く黒髪の中に白髪が混ざっており、手入れがされていないせいでボサボサ。 てっぺんをまとめて結んでいるだけの雑な髪形をしている。 着流しを着ているが上半身ははだけて脱いでいる状態で過ごしている。 日々、酒を飲んでいるせいか酔っぱらているように目元は垂れておりパッと見ではどこかだらしなさを感じている。 また、妖術により体の形状を変えることが出来るため現在の姿が本来の姿かどうかは不明である。
■能力 鬼のため不老不死と怪力能力を有しており、魔族や妖怪としてトップクラスの妖力を有しており様々な術を使用できる。
・変化の妖術 自身の体の形状を変えることが可能であり小人や巨人の様な姿になったり、子供の様な小柄な体形や老人の様な老いた姿にもなれる。 筋肉の見た目も返ることが出来、身を隠すのに最適である。 ただし、形状は変われど本来の怪力能力は失われることが無く、老人でも子供でも力量は変わらない。
・炎、氷の妖術 妖力を具現化させ炎や氷などを作り出し操る。 力の加減に合わせて火種程度の小さな物から山一つを消し炭にする程の火力。 粉雪程度のすぐに消えてしまいそうな雪や氷山を形成できるぐらいの猛吹雪も起こすことが出来る。
・封魔の妖術 本来は陰陽師が使える能力。 だが、酗酒は過去に多くの術者を捕食しており自身の体にその力を宿し自由に使用することが出来る。 自身の体にオーラとして纏いながら拳に力を集めたり、魔族に対して術を唱えることにより結界を作り出し、封印や抹殺を行うことが可能 ただし、術を唱える間は自身にも少しづつダメージを喰らうことになるが本人はその痛みさえも気持ちよく感じている。
■道具 寺院から出ていく際に陰陽師、坊主達が所持していた道具を複数盗んでおり現在も酗酒が使用している。
・桃源郷の瓢箪 赤く塗装された瓢箪。 紐がしっかりと付けられており、持ち込みや腰に巻いて常備することが出来る。 瓢箪自体もとても頑丈であり、剣や斧で叩き割ることもできず、自身の怪力や妖術でも破壊することはできない。 中には無限に酒が湧き出ており傾ければ極上の酒を常に飲むことが出来る。 味は飲む者によって甘くも辛くもなる。
・対魔の布 裏表にびっしりとお経の文字が書かれた布。 陰陽師達の術が込められており、手に巻き付けることで触れた魔族に強烈なダメージを与えることが出来る。 酒吞童子はこれを使用しながら戦闘を行い、常に有利で卑怯に勝つことを好んでいる。 また、巻き付けることにより自分の手も焼ける様な痛みが出てくるも本人は気にしていない。
・無量の着流し 酒呑童子が常に着用している着流し。 着物の中身は巨大な空間となっており、自身はもちろんの事所持している道具や盗んだ食料なども保存することが出来、入り込めば隠れ蓑にもなる。 また、その繊維も強力で容易く破けてたり燃え尽きることは無い。
上記以外にも複数道具を所持しているが物の管理がずさんなために覚えておらず、時折探って見つければラッキーと思える程度だ。
■性格 酒飲みでだらしなく、あらゆる考え事に対してほぼ適当に考える様ないい加減な性格。 本人の座右の銘は「気に入れば殺す、気に入らなければ殺す」 常に殺戮や戦闘を好む様な好戦的な性格をしている。 また、好奇心も旺盛であり気になることがあれば即実行に移して探求するが、不老不死による余裕のせいか、他者に対しての気遣いと言った物がなく、いかに自分が気持ちよく、いかに自分が楽しめるかを優先にするほどである
■生い立ち 元はシャンヤンにある貧しい村の子供であり、日々食事に困り、明日を生きれるか否かと言わんばかりの瀬戸際を彷徨う程にひもじい生活を送っていた。 そんなある日の事、村に徳の高い坊主がやってきた。 彼らが言うに、寺院を孤児院として使い貧しい子供達を掬う、仏の慈悲の心であると話だし、幼子であった少年は預けられることになる。 所が、そこは寺院ではなく陰陽師達による術の研究所であったのだ。 陰陽師は自身により強い式神を有するために生贄を用意する必要があった。 貧しく、苦しい生活を送る人間は自分たちの都合が良かったこともあり、丁度良い生贄となったのだ。 少年は式神降臨の為の生贄にされたが失敗、亡骸は捨てられた。 その時、魂が無くなり空っぽになった死体に妖術が溜まり、亡霊達にとってより良い宿となっていた。 そんな時に宿ったのが鬼の魂であり、今の酒呑童子である。 強力な妖術を所持したまま復活したことにより蘇った鬼は寺院の坊主や陰陽師を片っ端から捕食し、その血肉を自身の糧とした。 その後、宝物庫にある様々な道具を奪いながら寺院を抜け出し自身の思うがままに生き続けた。
■PL関連 新しく作成したリョナやスカと言ったアブノーマル中心のロールプレイ専用キャラです。 ロールの展開、内容等が合わないと感じた際には即FOを行っていただいても構いません。 |
|