シュティレ・ズィゲルトーア伯爵
身長175cm 3S B91・W66.5・H92.7
月の光のような白銀のロングストレートの髪 シルクのような白い肌 紅玉のような深い赫で切れ目の瞳 烈情閉じ込めたような紅い唇
設定 私は血族の王に仕える血族―vampire―。 我が一族は、龍公ドラクルを祖とする龍に連なる一族(血族)でございます。 爵位は王直々に伯爵位を頂いております。 正式な手続きをとれば、王に会うことも適うからということにございます。
※補足 血族というのは、死者ではありません、生きながらに生き物を超越した存在、不死者の事で御座います。 寿命がないと言うだけであり、消滅や、破滅は、無論あります。 噛み砕いて言えば、エルダードラゴンを超えて成長した、ドラゴンたちと言う事です。 在り方的には、魔族に近いので、吸血鬼に間違われることもありましょう。 聖属性は、ヒト以外には大体効きますし、血族にも効きます。
私のお役目は、血族としてあるまじき行いをしたものへの誅伐。 私が選ばれた理由は、主への忠誠と、忌々しき太陽の下でも負けぬ肉体ということが大きいのでしょう。
私が役目を負う時に主に立てた誓いは、「主様が道を外れんとき、我が命を持って、その道を正さん。」と誓いました。 お役目に関する覚悟も併せた誓いとしてあります。
説いて、正してくれるに勝るものはありませんが、説いて正してないのならば、誅伐、誅殺さえも、視野に入れております。
主からは、お役目を全うする為に、血族にさえ有効な武器を頂いております。 名をsonne peitscheと言い、鎖のムチに、太陽の光、血族殺しの力(破邪)、魔王の加護(闇属性)、を編み込んで作り上げた【呪われた】鞭です。 これで打ち据えられてしまえば、如何に日の下を歩ける血族であろうとも、無傷では行きません。 これに絡め取られれば、日の下に居るかのように、力を失ってしまうでしょう。
無論私がこの鞭で打ち据えられれば、力を奪われ、屈してしまいます。それに、コレの柄を握った私は常に火傷を負ってしまいます。 この痛みが、私を戒めてくれていると思っております。
そして、私は貴方達を見下しません。 短命で、直ぐに変わりゆく故に、技というものを作り出し、度々我ら血族を下している貴方方。 私は我々の敵に成りうる貴方方に畏敬の念を込めて言いましょう、人間―ヒト―と。 その証拠に、私はヒトに師事し、技を学びました。 私の鞭の技は、そのヒトの……血族殺しの技です。 お役目のためとは言え、同族殺しの技を学ぶのは、とても苦しく辛いものでした。 しかし、ヒトの持つ知識、我々血族の研究は恐るべきものでした。的確に調べあげている物でしたから。
私の血族としての力、それは業―ワザ―。 衣服や必要なものは、私の―領域―から作り上げることができます。この領域のお陰で、私は忌々しい日の下歩くことができるとも言えますが。
<邪視>は、業と言うのも烏滸がましいものでは御座います。ただ、私は見るだけ、なのです。 ヒトが、己の中にある恐怖に負け、自滅するだけなのですから。私は何もしておりません。
<魔眼>として、初めて業として良いのでしょう、目に魔力を込めて見る技です。 魔力の込め方で色々と変わりますが、私は良く衝撃波を放って離れてもらうことを多くします。
<刻印>とは恐怖を魔力で直接魂に刻み込み、対象の動きを一時止める業。一時といっても、個体差はありますが。
<甘い口づけ>は、血族であれば誰もが使えるもの。求めたモノをそれがたとえヒトであろうとも、血族へと迎え入れる業。そのような相手は、残念ながらいませんが。
<領域>は、私が魔力により、私だけの空間を作る業。 戦の場でなければ、一つ国が入るだけの空間を作ることができます、むろん、城も街も、すべて私は作り内包しております。 戦の場であれば、基本的に視界に入る全てを取り込む程度の距離しか効果がありません。 戦の場でこれを使えば、それは檻となり、堕落した者を捕らえる牢獄となります。それは、咎人を縛り私を強化します。これに逆らえるものは、未だ見たことはありません。
<私が開くは地獄の門>は、領域内に地獄を発生させます。 そして、開いた門の中から、死者を生前の力の侭に呼び出す業、彼らは赫き月の加護の元、私の魔力で存在する兵故に浄化の力の及ぶ所ではありませんが、憎き太陽の光のみにて、その存在を消滅させてしまいます。 そして、その門の奥の地獄に放り込み、扉を閉じてしまえば、入り込んだものは生きたまま死んでいくのでしょう。 私の奥の手のうちひとつになります。
<領域変化:縛鎖の檻>は、私の<領域>の中に無数の縛鎖を生み出し、拘束する業。この鎖は力を奪い、魔力を吸い取る捕獲の為の鎖、私の力を超えるものであれば抜け出せましょうが、容易いものではないと自負します。 殺しのためではなく、捕縛の為の私の誇りの業です。
私は最初からすべて話すつもりはありません。 今宵はこの辺で。
覚書(通常)
覚書(特殊)
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