【体格・容姿】 人間の男性。19歳。身長171cm、体重59kg。 名乗るときは「ヴェルホ」と名乗るが、これは偽名である。 真の名前は自分自身でさえも覚えていない。
引き締まった細マッチョで、身体能力は同年代の平均よりは高い。 髪は短く刈った銀髪。瞳は茶色。 顔立ちは良くも悪くもない。印象に残るようなパッとした特徴のない、ごく平均的な青年。 性器は最大長15cm、最大径約4cmと結構立派。
……しかし、この容姿を目に映すことができる者はいない。本人さえも。
【能力:透明人間】 ヴェルホは《透明人間》である。 その身体はあらゆる光を透過してしまうため、基本的に空気中にいる全裸の彼を直接視認できる者はいない。 ただし体温に由来する赤外線は発している。 実体もあるため、触ったり殴ったりできるし、不用心に歩けば足跡も残って足音も鳴り、走れば大気は揺らぐ。体臭も一応ある。 水に潜れば、彼のいる場所だけ人型の巨大な泡ができる。雨や土埃の中でも気配を掴みやすくなるだろう。 物理的に矛盾するが、視力は残っている。それゆえに魔眼などの術は有効。
この透明化能力は自分の意志で抑えることができない。 顔料のようなものを塗られても瞬時に透明化してしまう。しかし衣服までは透明化しない。 集中すれば、身体に接しているある程度の大きさの物体(体積にしてサッカーボール1個分程度)も透明化できる。 街中であろうと遺跡の中であろうと全裸で行動する。
【能力:身のこなし】 ヴェルホは10年来の盗賊であり、極めてすばしっこく、手先も器用。 音を立てずに砂利道や板敷きの床を歩く、3m程度の壁を駆け上る、平屋の屋根に素早く登る、そこから音もなく降りる、といった芸当は朝飯前。 よほど造りのよい錠前でもなければ1分もかからずピッキングできる。 透明な身体もあいまって、気を張って行動している間は易々と見つかるようなヘマは犯さないだろう。
【能力:魔術】 10年の冒険者キャリアの中で、初歩的な魔法を行使する力も身につけた。 手品に毛が生えた程度の術しか使えないものの、レパートリーは多岐にわたる。以下は一例。 ・ファーハンド:ダガー1本程度の物体をゆっくり動かす念動力 ・マフル:自身の周囲で発生する音の音量を下げる(声含む) ・ヴェントリロキズム:別の場所に口があるかのように声を出す ・ブーン:瞬間的に身体能力を上昇させる
【来歴・性格】 ヴェルホは元々、王都を拠点とするごく普通の冒険者だった。 いわゆる盗賊職で、隠密行動による偵察、罠の発見や解除、解錠、敵の不意をついた闇討ちを得意とする。 多くの冒険者の例に漏れず好色。性別を問わず相手する。
しかし約1年前、単身で遺跡探索を行っている間に見つけた不思議なポーションを服用してしまってから、永久に身体が透明になってしまった。 盗賊業としてはこの透明な身体を活かさない手はない。かつての身の上を綺麗さっぱり捨て去り、不可視の盗賊としてあらゆる場所へと潜入を試みている。 都市部において窃盗や覗きを働くこと数百回、時には無差別な相手への痴漢や強姦にも及んだが、さすがに躊躇なく人を殺傷できるほどには悪人ではない。 表立って冒険者稼業を行うことはできなくなったが、スリルを求めて遺跡に潜ることも多い。 1年前を境に彼の音信は途絶えているため、行方不明者として扱われている。
好奇心旺盛にして好色、欲望に忠実な性格だが、慎重な思考も持ち合わせており、少なくともこの1年間は透明人間としての存在を公に看破されることはなかった。 (ただし「透明人間がいるかもしれない」というウワサ程度は広がっている可能性がある) 誰しも油断や慢心はあるもの。これからはどうなるか。
【RP】 返信は、非R時には10分程度、R中は20分程度になることがあります。 ただ透明人間という異質なキャラのため、もう少し時間がかかってしまうこともありえますがご容赦ください。 記号や改行を使います。 可能な限りROM禁は使わずに遊びたいです。 |
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