〈外見・体格〉 土埃色をした膝丈程のマントを纏い、フードを深く被っている青年。 いつもどこか埃にまみれているような薄汚れた印象の出で立ちで、くすんだ金髪と鋭いアイスブルーの瞳がフードの下から覗く。 神聖都市内ではマントの代わりに黒いガウンを着用し、別人のように小綺麗にしていることも。
時に長弓と矢筒を背負い、ダガーを2本携える。 上着の下は質素なシャツに皮のベスト、パンツ、皮のブーツ。 178cm程度、一見して細身だが筋肉質かつバネが強い。
〈性格〉 慎重で狡猾。口数はそう多くない。 非常に信心深い面もあるが、その信仰心は国教の神よりも祖ナルラート王に注がれ、狂信的に崇拝している。
異教徒やミレー族を嫌悪しており、非人道的な扱いも辞さない。 逆にカルネテル王家と聖職者には絶対服従。しかしナルラート王を愚弄するならば話は別。出来るならば寝首をかきたい。
貴族以上の女性は丁重に扱うが、子どもはどう扱っていいか分からない。
〈背景〉 ミレー族と人間との間に生まれた混血。隠れ里で暮らしながら、混血児への差別に不満と憎しみを募らせて育った。 15歳になった頃、幾度も夢枕に立った大きく黒い影(本人はナルラート王と信じている)からの預言を機に出奔。獣耳をみずから葬り、ノーシス主教会に入信。 ナルラート王の復活こそが混乱の世を救うと盲信し、正史から消えた彼の足跡を追い求めて旅を続ける。
〈戦闘〉 魔力耐性が非常に高く、魔法攻撃や状態異常魔法は装備なしの状態でも効果半減。武具の装備でほぼ無効にできるのが最大の強み。
しかし魔法攻撃は一切不可で、物理攻撃のみ。 物理耐性もさほど高くないため、接近戦や肉弾戦は苦手。
飛距離があり威力の強い長弓を最も得意とする。 弓が接近戦や奇襲には不向きの為、ダガーを2本所持。 獣じみた軽やかな身のこなしと跳躍力を活かして逃走に転じることも多い。
ミレー族特有の精霊との会話能力を有しているが、だいぶ鈍っている。
〈武器〉 長弓:約300m以内は標的を射ることができ、数十mの距離ならば鋼鉄を射抜く威力。ミレーの隠れ里の奥深く、精霊の加護を受けたというイチイの木で作られた長弓。
ダガー:軽い打撃を払うこともできるが、主に威嚇やとどめを刺す目的で使用する。それ自体が魔力を帯び、持ち主の魔法耐性を上げる御守りのような効果がある。これもまた隠れ里から持ち出したもの。
〈PL補足〉 心情ロールを含む中〜長文、レス10〜15分前後でムラがあります。 長考傾向ご容赦ください。 ーーや……などの記号、改行を使用します。 同性・異性問わず雑談・戦闘・共闘歓迎です。 戦闘のみ相談の上ダイス判定併用も。
既知設定ももちろん歓迎です。 ギルドでは弓の使い手、あるいは対魔法の盾として利用価値があるかも。 神聖都市の聖職者内では狂信者として煙たがられている節もあります。
混血であることをひた隠しにしており、見た目には分かりませんが、髪や頭を掴む/頭部を殴るなどの接触をした場合は獣耳の痕が手に触れるかもしれません。
|
|