名前 キーア
出自 魔族の国で生まれた後、各地を放浪している魔族。齢は数千に及び、一端の魔王クラスの実力を有しているが領地は持たない。 キーアの目的は各地に存在する英雄譚の収集。及びその再現である。魔族でありながら人間の作り出した英雄譚に心踊らされ虜となった魔族である。 その為か魔族からの風当たりは強いが、本人としてはどこ吹く風である。魔族の国に本人の城があるが、現魔王達の城と比べるとぼろっちい。部下が少ないなど寂しいことになっている。本人不在のまま領地は分断され他の魔王に渡った為「最小の領地の魔王」ともいわれる。
能力 主に槍術を扱うが、本質は魔王であるため魔術や召喚術などを得手としている。
性格 奔放で他種族に対して友好的。 勇士と認めた相手とは閨を共にすることを求めたり、友誼の契りを結んだりと魔族として自由奔放。人の町中をぶらぶら平気な顔をして歩いていたり、オーバーリアクションで世間を楽しんでいたりする。 しかし、勇士と認めない存在に関しては無頓着で平気で殺害したり犯したりする。自分にとって「価値があるかどうか」が判断基準でしかない。
容姿 身長は160に届かないほど。腰まで伸ばした金髪を結んだり流したままだったりと気分で髪型を変えている。中性的な顔立ちをしており、愛嬌のある表情を浮かべる。少年のようにも見えるし、少女のようにも見える。瞳は金で若干釣り目。 実際のところは性別は「完全に切り替えが可能」であり、男であったり女だったりとすること・ェできる。胸部などのサイズはやや小ぶりな位。見た目は人間そのものだが、魔術行使の際は体に血管のように魔術文様が浮かび上がる。
背景・備考 魔王として傍若無人に限りを尽くしていたころ、たまさか手に入れた英雄譚を読み虜になる。部下の静止の声も聴かずに人間界に降り英雄譚を読み漁り、所縁の地を訪れたり観光していたりする。 「悪しき者は人間の手によって罰せられるべき」という流れを好み、その状況に陥ると胸が躍る。 武術に関してはあらゆるものを一通り学んだ後、得意な獲物は槍ということに気づく。しかし魔王としての権能や力を振るったほうが強いということにも気づいている。 ある勇士が旅先で出会い魔術を教えられた、古来の武術を伝授された、など。気まぐれな魔人として名高く、また本人も「自分の教え子が英雄譚に残ったぞー!」と喜んでいる節がある。
「いつか、僕を殺せるぐらいな勇士が現れるといいなー」と嘯いている。
目的 「勇士、英雄と戦うこと」 そのため手段を選ばない。素質のあるものを弟子にとったり魔術の手ほどきを行ったり、闇堕ち(魔族化)させたり、はては女性に素養のある子を生ませるなど。 よほどの勇士、英雄であればキーア自身から閨を共にすることを望むこともある。優しさとかいらない。武勇を示せ。 |
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