【プロフィール】
「ガルガント・■■・■■■■■」
―――“悪とは力があるからこそ悪を名乗れる”―――
王都マグメール 王族(継承権放棄)
年齢不明 外見年齢30歳前後
種族 狂骨
王都マグメールに於ける王族家系の一人 継承権は低くも無く高くもない位置取りの長男 しかし本人は王族としての務めよりも、過去は最前線で指揮をとるどころか 刃を振るっていた戦うの大好きっ子といった具合の武人評価。 この当時ですら30代であったとされる。
前線で王族が刃を振るい、周囲がそれに呼応して士気を高める。 死線を潜る行為は王族としてはイカれた所業 しかし周囲からすれば、同じ死線にいる王族という存在 それは引っ込んでいる肥え豚貴族よりも随分と高い評判だったとのは言うまでもない。
刀という独特の武器、パイロキネシスという発火能力の異能 最前線で振るわれるこの二つが拠り拍車を掛けていた。
しかしタナール砦での戦闘に於いて、苛烈な戦いと所持する妖刀が呼応した結果 自身が炎に呑まれ、全身が大火傷を負うこととなる。 焦熱により水を求め砦内の井戸に自ら落ちた結果、絶命。 後に条件を満たした結果、“狂骨”として蘇りを果たす。 井戸の中に生まれた髑髏の妖怪という伝承ながら その全身は生焼けにされた全包帯の大火傷姿で健在。 肉の体を保つというやや異質な狂骨となっている。
この話は十数年〜数十年前と言われており、現在は年齢は止まっている。 最前線に赴くことは少なくなり、継承権を放棄。 名乗り上げの際は王族名を名乗らず、名であるガルガントだけを名乗る。
二つ名は“悪の華” 悪というものを理解し、悪が引き起こす悪事がどういったものか 狂人 殺人鬼 罪人 それらすべてを詠み取りながら殺していく。 その為か王都内で起こる悪事に対し刃を振るう傍ら 利用できる悪は利用し、制御できる金と力を生んでいる。 正義は力が無くても名乗れる しかし悪は力という意味もあり、力が無ければ悪は名乗れない。 だからこそ己は悪の華を名乗れるのだと言う。
悪の華は あくのはな 又は ボード・レール と読む
【肉体】 ・身長180p ・黒髪 頭部を固定する鉢金と包帯の為、髪の露出は点々とした一部のみ ・橙色の三白眼 ・黒褐色の全身が焙られた火傷肌痕 余計な筋肉 余計な贅肉の無い必要性のある筋肉質。 ・やや鋭利な太い鬼歯
【服装】 ・全身に耐火呪符を織り込んだ白灰色の全身包帯姿 下手なミイラよりも正確なシンメトリーな巻き方をされている。 ・東洋風の着流し 一部位が焼け焦げた火蛇の脱皮した鱗皮を用いたもの 黒の縁取りと紺色で構成 腰帯は黒の蛇革 右側を肩から開けて露出させ、左袖を数本の黒革ベルト腕輪で固定 ・耐火性の黒革グローブと脛当て付きのブーツ
【武装】 「初代饕徹」 全身:通常の打ち刀よりも全身は二回り大きい 反り:通常よりもややキツい 半太刀と言った具合。 刀身:諸刃造り 綾杉肌 刀文:全身に火傷肌を負わせたような皆焼 鉄鍔:真丸 厚みのある黒鉄 真鍮色縁取り 獣角の襞を思わせる彫刻がぐるりと奔る。 握柄:鮫革 焦げ蒸す色合い 褐色と灰混じる獅子糸編み柄 半太刀拵え 黒鉄の兜金 鉄鞘:黒鉄 半太刀拵え 石突金物は角杭仕立て 外側は総黒革ベルト編み
ショダイトウテツと読む。 刀工 饕徹 一派の初代が打った希少刀を所持 饕とは貪る事を意味し、“饕徹”で貪る事に徹するという意味となる。 饕徹一派の刀は剛性と斬れ味に優れ、実践・殺人刀として通ったもの しかし持ち主に応える刀とは呼べる代物ではない。 寧ろ、饕徹本来の持ち味を生かしきっているかのような選ばぬ太刀筋。 その性質は妖刀として忌避されることが多く、刀の持つ美しさ・雅さに欠ける。
初代の打った饕徹は“諸刃造り”と呼ばれ、峰側にも刃が備わる。 殺傷能力のみを追求される斬る事に費やされた刀。 火水 羽根木葉 鉄鋼 魔霊 果てには長生き者が携えれば刻も斬れるのではと言われた。
所持者であるガルガントは饕徹と己の狂気が呼応した結果、自らの炎に呑まれた 狂骨化した原因は、饕徹自身が己すら貪ろうとした故 そして乗り越えた事で己をより高める事になったと呟いてる。
【異能】 「パイロキネシス」 所謂 発火能力 魔術や妖術の類ではなく、念力類の力 意思により対象を発火させる行為 これと愛刀を組み合わせることで焼斬り殺してきた。
しかし狂骨化と大火傷による感覚障害が発生 発火能力は一部に吹き溜まりを生み出す“爆縮”のスキルへと変化する。 対象に対して燃やしながら斬る他、触れている相手に凝縮された爆破を引き起こす。
【性格】 異国文化が人間だった頃から好ましいらしく 東洋の着流しや刀といった武具に現れている。 煙草は髑髏を象る金煙管 酒は穀物の澄まし酒や貴腐ワイン等を呑む。
正義と悪に対する価値観が独特であり 正義は力が無くても語れる無能者 しかし悪は力無くして悪を名乗れぬブランド力を持つと自負する力主義。
自身が戦場でこそ生きている意味があるというくらいに戦ってきていたせいか 力こそが全てと謳い、周囲からの評価は恐れと力の権化 王族で堂々と悪事に加担していることを表沙汰にしており 悪を殺し尽くす中で、利用できる悪を手元に置くなど 己も城下も潤わせる悪事は歓迎している。
悪党でも半グレでも破落戸でもない 悪という一文字のブランドは安くはないと語る。
【ロール】 基本的に15分〜20分での長文
主にストーリー展開や戦闘ロールから始めています。 絡みたいと思った方はどうぞ。 王族系のロールから商売による悪事まで 商人や当人の支配下にある者など歓迎です。
語尾や文章表現は過激なものから記号までALLOK。 |
|