【容姿】
身長180cm前後の長身のグラマラスな体つきをした女性。瞳の色は赤。人間離れした赤褐色の肌とエルフめいて長い耳。触り心地は人間と変わらないが、体温は高い。頭髪はボリューミーな燃え上がるような鮮やかな紅であり、溶岩が流動するように赤黒からオレンジに常に変化している。さらには側頭部には巨大な巻き角が生えている。
衣服の代わりに炎を纏っており、それらがボンデージレオタードが如く胴と腕、足先から太腿までを覆っている。人間のふりをしなければならない場合は、布製のチューブトップに革製ズボンというシンプルないでたちだが、あまり変装がうまくなく容易に人間ではないと見抜くことができる。
【出自・設定】
炎の悪魔を自称し、その見た目等からも魔族の一員であることは疑いないが、基本的に人間に対して友好的であり、大抵は王都のモグリ飲み屋やらで酒を飲みつつ、気が向くと冒険者に交じり小金を稼いでいる。王都の警備隊や魔族狩りの賞金稼ぎなどに出くわしても、基本的には黒煙などを発しての目つぶしをし、逃げ去るという行為に終始しており、脅威度は低いとみられ懸賞金の額は低い。
王国の歴史を記した古文書を紐解くと、その正体を(多分に推察や抜けが入ったうえで)知ることができる。
インフェルニアはティルヒア動乱が起こったことで有名となったマグメール南方オリアーブ諸島よりさらに南方に位置する群島地帯土着の精霊であり炎・知恵・祝祭・鍛冶・生と死など多岐をつかさどる存在だったが、ノーシス主教が布教される過程において、いかなる理由か、精霊や地方神として、主教内に取り入れられず、異端な悪魔として排斥の対象となった。
最終的に主教に敗れ、封じられたとされるが本人が『あまりにも古い出来事なので忘れてしまいもうよく覚えてない』と言っているため、もろもろの細部は不明瞭である。現在では、長い間封印されていたためか力が弱まっており、王都に残るアイオーンの加護の力も相まって神がかりめいた力を発揮することはできない。
【能力】
炎の悪魔と名乗る通り、火炎を操ったり、取り込むことができる。自身の身にまとう炎の衣もその能力の一つであり、意図的に燃やさないことも可能である(そのため、普段の彼女に不用意にぶつかったりしても燃え移ることはない)
その他、燃え盛る龍の舌めいた炎の鎖を作り出したり、炎の翼を作り出し空を飛翔することすらでき、また、彼女を傷つけた者はマグマのように沸騰する返り血を浴びることになるだろう。
火種と燃料さえあればどんな負傷からでも戦闘継続できるタフネスと再生力を誇り、最悪の場合、一定量の灰や炭などからも時間をかけて復活することが可能であるが、水に弱く水場や雨の日はほとんど無力と化す。
【RP傾向】 中文、おおよそ20分程度。 各種記号や淫語、汚喘ぎなども使用します。 |
|