【名前】『黒鉈』のガデアス
【容姿】 2m超/140s超 爛々と輝く大きな目/豚のような鼻/鋭い牙の覗く大きな口/灰色がかった肌/鋼の様な筋肉に包まれた巨体
【性格】 好戦的、凶悪にして残虐、そして好色。 オーク族としては非常に高い知性と理性を兼ね備える。 半面、種族問わず強者と認めた相手に対してはそれなりの敬意を抱き、その存在を認める。
【装備】 ●邪剣ディザスター 『黒鉈』の二つ名の元となった、『大災害』の名を冠する鉈の様な刀身を持つ漆黒の魔剣。刀身長2m。 とある魔王の魂魄を溶かし込んだとされるその刀身は、通常の方法では如何なる力を以てしても歪み一つ入らぬほど強靭で、完全武装した重装歩兵をも一振りで両断するという。 これを振り回し敵軍を蹂躙する様は、相対する相手にとって正に『大災害』と呼べるだろう。
●黒金の鎧 非常に強靭だが重い金属で作られた全身鎧。 普通の人間には重過ぎてまず身動きが取れなくなる程だが、反面物理防御力は破格の物を誇る。 微弱な抗魔力を帯びており、攻撃魔法や妨害魔法による影響を若干軽減する。
【能力】 ●『産めよ増やせよ世に満ちよ』 オーク族の中でも特に秀でた生殖能力の持ち主。 異種族であろうと生殖能力に乏しい者であろうと(…そして或いは、まだ生殖能力の備わっていない幼子であろうとも!)、非常に高確率で孕ませる事が出来る。 生まれる子供は確実にオーク族で、かつ孕ませた相手の特性を受け継ぐ。 オーク王家の優れた血脈を絶やさぬ為に施された儀式魔術。 孕まされる被害者にとっては呪い以外の何物でもない。
●抗魔力 呪われた黒長耳種族の血筋が生み出す、他者の干渉に対する抵抗能力。 即死/支配の魔術に対する絶対抵抗と、精神干渉に対する高い耐性を持つ。
●オーク戦闘術 技巧を求めず一撃の重みを重視した、攻撃面に特化した戦闘術。 目の前に何が立ち塞がろうとも、ただ蹂躙するのみ。
●蛮族のカリスマ その圧倒的な膂力と確かな指揮能力で下級の魔物を統率する。 本来無秩序な群れにしかならぬ様々な魔物達を纏め、一軍として率いる事が出来る。
【背景】 オーク族の中でも特に秀でた能力を持つ、所謂ハイ・オークと呼ばれる魔族の一人。母胎は父王によって蹂躙された、黒長耳の王族。 魔族の国の中に複数あるオークの国、その内の一つの王弟にして魔界でも屈指の規模を誇る傭兵部隊『黒麟団』の団長。 国の統率を兄であるオーク王に任せ、常にまれびとの国との最前線で戦っている。
一軍を率・「る統率能力のみならず個人的武勇においても屈指のものを持ち、その身に纏った漆黒の武具と群がる全てを打ち砕く戦闘スタイルから『黒鉈』『黒鎧鬼』『大災害』などの異名を持つ。 その戦歴として特に有名なものとして、先代の黒麟団団長の火炎巨人『溶岩の斧(ラヴァ・アクス)』アグレオ打倒、及びかつてタラール砦最強の守り手と呼ばれた『絶対防盾』重甲騎士マハールとの一騎打ちが挙げられる。
主にタラール砦の周辺に滞在する事が多いが、近年は小数部隊を率い、敵情視察を兼ねての襲撃を王都近辺でも行っているとの噂も。
○黒麟団 魔界随一の規模を誇る傭兵軍団。 構成種族は多岐に及び、総数は万に迫る。 魔界の戦史に於いても幾度となく登場し、かの軍団の存在で勝敗が覆ったとされる戦いも見受けられる。 現在は団長の『黒鉈』のガデアス、副団長兼軍師のゴブリンシャーマン『黒司祭』トヴァンによって運営。 |
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