サスハ・エミリア・アンティカイネン (Sas'ha Emilia Antikainen)
◆出自◆ ミレーと魔族が交わったものを祖とする呪術師の末裔の一人。 独自の文化を守る集落として山奥で細々と暮らしていたが 略奪団の襲撃により村は焼かれ、一度死亡している。 しかし村に保管されていた禁呪の核を埋め込まれたことから 息を吹き返し、略奪団の所有物になった。 その数年後、略奪団の不自然な解散により犯罪組織に売られ 用心棒兼玩具として過ごした。 現在は墓堀人として戦場を転々としている。
◆体質◆ 傍目にはそう見えないが一度死んでおり、 定期的に他者の体の一部を取り込まなければならない。 死んで間もない躯から肉を食いちぎる彼女は墓堀人であり、墓荒らしでもある。 他者の血肉や魔力を喰らい続けなければ生きていけない関係上 サキュバスやヴァンパイアのような性質も併せ持つため 強い日の光に肌を晒さないよう気を付けている。 多少我慢することは出来るが強烈な渇きに襲われ それが続くと意識障害や人格崩壊を起こす。 霊媒でもあり、悪霊や呪いに近いものに寄られやすい。不幸体質。
その代わり異常なまでの再生能力と高い身体能力を持つ。 他者では致命傷になるような傷でもお構いなしに武器を揮う。 自身を満たさなければ死ぬ代わりに、普通には死なない。 また本人は無意識だが、周囲に存在する物の欲を強め、 反対に判断力を鈍らせる呪いを振りまいていることから 戦場に立つと彼女の周りは死ぬまで戦う死兵と化す。
性的にもいくつもの呪がかけられており 様々なものを受け入れるための改造や開発が施されている。 ある程度の苦痛は快感に変換され、 服従の呪いや支配の呪いの影響もあり 不当な命令や扱いにも疑問や反感を持たず 精神的にも肉体的にもどんな相手でも受け入れる。
実情…? その事情は今や、殆ど彼女の思い込み。 高い呪術適正はそのまま呪術に対する耐性であり、 一度失われた心臓も既に普通に生きていくには問題ない程度には治癒している。 「人肉を喰らわなければ生命を維持できない」という 呪核により課せられた呪いも略奪団に施された服従の呪いも とうの昔にその効力を失っている。
しかし劣悪な環境であった頃の無力感と自衛のために壊れた心、 彼女自身の呪術の才能が嚙み合い自身を縛る強力な呪いとして発現。 それらを取り込みより複雑で混沌とした呪いとなった。 自身の思考すら操るそれは最早彼女の血肉の一部となっており 結果、呪いそのものとして生き続けることになってしまっている。 例え腕が飛ぼうと首を裂かれようとそれは彼女を生かし続ける。 『だって、貴方、死にたくないんでしょ?』
課せられた鎖が解けていることにも気が付かず、自身を無意識に呪い続け、 明日生きるために今日死ぬかもしれない歯肉漁りに戦場へ赴く。 砕け続けた彼女の心は既にもう修復不可能なものになってしまっている。
◆性格◆ ・好き、憧れている物 依存させてくれる人、焚火、果物系の甘い物、明るい時間
・嫌い、苦手な物 上記以外の人、蟲、暗闇、夜
ヤンデーラ狂騒曲。 基本的に対人恐怖症でコミュ障。いつも何かに怯えている。 特に死に怯えており、死なない為なら何でもする。
一方で嘘でも自分を必要と言ってくれる相手に強く依存し 貢ぎ、奉仕し、そして飽きられて捨てられるというのを何度も繰り返している。 全肯定マシーンでもあり、ある意味ダメ男製造機。 求められれば倫理も道徳も無視してそれに応えようとする。 それは自身の恐怖や欲求よりも優先され、死の恐怖すら例外ではない。 命令されればどんな相手でも躊躇せず命を摘むなど割とサイコパスの気がある。
◆武器◆ ・儀礼斧【r^@w3uqkq/uk(チリリハラスンラナ)】 歪な鉄塊のような斧槍。無骨な柄はその歴史を語るかのように緩く湾曲しており 肉体を捌き続けてきた斧と槍は傷だらけの岩のような様相になっている。 長く「お仕事」を共にして呪具と化しており、とんでもなく頑丈。 なお、墓穴を掘る際のスコップの代わりとしても使われており 使われた回数はこちらの方が多い。
−−−−−−−−−−− 【 ロール情報 】 中文〜長文がメイン。 あまりタイピングは早くないのでのんびりゆっくりお付き合いいただければ幸いです。
また、嗜好や相性の不一致時は囁きまたは即時退室等お願い致します。 当方も不一致と判断した場合はその旨お伝えした上で退室させていただきます。 |
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