■容姿 身長149cm(角含まず)、体重44kg、B80/W61/H82 芝生のように淡い萌葱色の髪を、ショートボブに整える。 瞳は深いエメラルドグリーン。肌はやや薄い褐色。近視であり、眼鏡を常用する。 眉の数cm上あたりから、浅い弓なりを描く細長い角を1対生やす。 シルエットは細身で、筋肉はほとんど付いていないように見える。陰毛あり、非処女。 枷のような鋼鉄の腕輪・足輪を装着し、下腹部には紋様が刻まれている。
■来歴 遥か東方の国を由来とし、一時は王国内にも棲み着いていた鬼の一族の末裔。 だがフタバの一族は彼女が幼い頃に王国の手勢によって全滅させられ、彼女のみが奴隷として《まれびとの国》へと連れてこられた。 現在は中流貴族《アザミ家》の庇護下にあり、人間社会になじませるという名目で昼はコクマー・ラジエル学院へと通わされ、夜は色街などで働かせられている。
■性格 気弱で優しく物静か。やや自罰的でいじめられっ子気質。 10年以上にわたり奴隷として扱われたことで、奴隷根性が染み付いており、鬼本来の粗暴さは滅多に表出しない。 性奴隷として扱われており色事の経験値も年相応以上にある。恥じらう心も残っているが状況に流されがち。
■能力 ・鬼の怪力 ひ弱そうに見えて、その肉体は鬼の名に相応しい怪力を発揮できる。全力を出せばパンチ1発で大人を10m以上吹き飛ばし、鉄の棒を捻じ曲げ、ヒグマと相撲を演じることができる。スタミナは鬼の中ではやや低めだが、それでも普通の人間よりはタフ。 当然だが、奴隷の身分で無闇に他者を害することはご法度のため、フタバ自身は意識的+無意識的に怪力を封じようとする。
・鬼の角 特徴的な額の角は鋼鉄のように硬い。先端は鋭く尖り、全力で突き立てれば鉄製の板金鎧すらもたやすく貫く。1日に数回ヤスリで磨いて先を丸めるようにしているが、それでも時に人を傷つけうる危険な代物。 先端以外は極めて敏感であり、特に生え際付近はクリトリス以上の感度を有する。 容易には折れないが、折れたときは発狂寸前で暴れまわるレベルの苦痛を覚え、トラウマにもなっている。
・鬼の再生力 極めて高い身体再生能力を有する。傷は数秒で止血し、剣で斬られた程度の傷は数分で塞がる。四肢を切断されてもくっつければ数分で繋がり、繋げられなくても数日で新たな四肢が生えてくる。ただし失った部位や血液を補うには相応の栄養補給が要る。 傷つけられれば相応の苦痛を覚えるし、痛みにはむしろ弱い方。常人が即死するレベルの痛手を負えば当然死ぬ。
・鬼の能力その他 闇を見通す暗視能力。 文明から離れた環境でもそれほど不便を感じない程度の野性。 駆け出し冒険者レベルの戦闘の才能と武芸。 熱や冷気に対するちょっとした耐性、電撃に対するかなりの耐性。 同年代の女の子と比べて2倍くらい食いしん坊。 角を削った後の粉は強壮剤として強い薬効を持つ。
■装備:鬼封じの鉄輪 両手首・両足首に付けられている鋼鉄の輪。枷のように見えるが鎖を通す穴などは備わっていない。魔法のアイテム。 いずれもフタバの飼い主および彼女自身の意思に応じて起動・停止する。もちろん、他者が起動した場合はフタバ自身の意思で停止させることはできない。魔術や鬼退治に心得ある者であれば、飼い主でなくても起動できるかもしれない。
手首の鉄輪は、起動すると互いに引き合い、強固にくっついて手枷のごとく腕の動きを封じる。フタバは他者に粗相を働いたり不要な場面で怪力を発揮してしまいそうになると、自ら頭の後ろで手枷を起動するように躾けられている。 足首の鉄輪は、起動すると地面と強烈に引き合い、自分の力で脚を動かすことができなくなる。他人が脚を動かす分には多少重くなった程度にしか感じない。
■施術:胤封じの雷紋 下腹部に施された、異国の文字の組み合わせで描かれる刺青。人界に不要な鬼の血脈を断つための隷属の証。 フタバが子宮内に精液を受け入れると活性化し、数秒後に体内に電撃を放ち、受精の危険性がある精子と卵子を尽く死滅させる。威力は少し長続きする静電気程度だが、挿入者に対しても苦痛を与える可能性あり。 精液でないもの(触手生物の卵など)に対しては発動しない。 |
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