【現状】 ・ 【ロール】 中長文。ソロルは短から中で、あとはお相手様に合わせる予定。 【容姿】 全高300cm/重量220kg 一見すれば全身が真っ白な糸に覆われ、その下にくすんだ銀色の甲殻に護られている八本脚の蜘蛛の如き下半身。 対して上半身のように見える部分は人の上半身に近く、皮膚は青白く籠糸の繭を幾つも背負い、或いは抱え込み葡萄の房のようにも見える。 実際は上半身のように見えている部分は犠牲者でしかなく、既に苗床の役割を果たせなくなった者や多くの卵を背負える屈強な者等の亡骸を自身の身体に背負い、糸で結んで飾り付けているだけであり本体でもなんでもない付属品。急所となる頭部の位置を偽装し、本体を誤認させる擬態の役割も持っている。 また、他にもこの上半身は孵化済の子蜘蛛の巣でもあり、有事の際は外に出てきて親蜘蛛と共に襲い掛かってくる。 また、括り付けた亡骸の繋ぎ目の下には八つの複眼に鋭利な牙を生やした蜘蛛の本当の頭部がちゃんと存在するのだが、上半身から垂れ下がり結びつけられた絹布の如き糸に覆われているせいで初見で判別がし難い。 【性格】 子供への愛情は深いがそれ以外の生物に対しての情は持ち合わせていない。 あくまでも自分や子蜘蛛の餌、もしくは胎に産み付け托卵し育てさせ産卵の役割を持たせた苗床という認識でしかない。 【設定】 森の深くや渓谷等に潜み、絹糸の巣を張り獲物を待ち構えている蜘蛛の魔物。 しかし齢を重ねた大蜘蛛は巣に獲物がかかるのを待つだけでなく自ら狩りに出かける事もあり、特に繁殖期に入れば多くの餌を欲し、多くの苗床を求めて他の動物の縄張りを侵す為森が荒れ果て森が丸々蜘蛛の巣と成り果てたり、ときには人里や砦にまで襲い掛かり廃墟に変えてしまうこともある。 その為ギルドに討伐・駆除の依頼が出ている事も多い。 ただ、親蜘蛛の戦闘力の高さもだが糸を用いた罠による無力化や子蜘蛛達を動員した集団戦術等危険を伴う為退治に向かわせる人員は慎重になっている。 だが、力量を過信した者やたまたま巣に近づいてしまった者、運悪く繁殖期で巣を離れ狩りに出ていた魔物と遭遇したりと犠牲者は後を絶たない。 【能力】 鋭利な脚の爪や牙も脅威だが、何より脅威なのは強靭な蜘蛛糸。 この糸の粘着力は一度取り付いたら極めて高い張力により自分の何百倍もの重量や負荷でも楽々と耐える事ができ、魔蜘蛛の特殊な体液を用いない限り獲物側の意志では外すのは困難。体に纏えばそれだけで生半可な刃も打撃も通さず、耐熱耐寒性も高い強力な鎧と化す。 また、他の生物の雌に托卵するという繁殖性質を持っており、蜘蛛の下半身から太く長い触腕のような産卵管を雌の性器へ突き挿し、強烈な媚薬効果を持ち中毒症状を齎す事で依存させる役割と羊水の役割を果たす白濁とした毒液を注入しながら卵を産み付ける。 その為、雌が捕まれば死ぬまで自力では逃げる事ができぬまま苗床として飼い殺される羽目になる。 そして、子蜘蛛にも親蜘蛛より未発達で卵は備わっていないが子蜘蛛の時点で毒液を注入できる産卵管は存在し、親蜘蛛不在もしくは別の雌に卵を産み付けていたり捕食中で手が離せない間に雌を犯して毒液を流しこんで媚毒漬けにすることで親蜘蛛が後で抵抗不能となり効率良く托卵できるように協力することがある。 【履歴】 ・
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