【容姿】 167/107/57/87。均整の取れた、というには誇張され過ぎた体型。 エキゾチックな褐色の美女。つややかな黒髪とおっとりした顔立ちが特徴。色々な人種の血が混じっているせいか別の理由があるのか、黒髪なのにエメラルドグリーンの瞳をしていたり、肌は薄褐色なのに乳首はピンク色など、奇妙にちぐはぐな身体的特徴を持つ。 体つきのわりにはやや子どもっぽい顔立ち。後述の服飾がなければ「純粋そう」とも見える。 常に金銀や宝石の豪華なアクセサリーを身に付け、衣服も豪奢だがやけに薄手で露出の激しいものを好む。というより、ほとんど裸同然のような格好をしていることの方が多い。
【設定、性格】 『自称』、南より海を越えてやってきた、三万年前の古代エリレプト王国の女王。自らが世界一高貴で、世界一美しく、全てを支配するに相応しい存在であると信じて疑わない謎の女。 ナチュラルに尊大だが高圧的というわけではなく、威張り散らすことを好まず常にしとやかで穏やか。どちらかと言えば善人だが、何かとズレており物知らずでもあるため、非常に騙されやすい。騙されたことにすら気づかないこともしばしば。 しかし、その善良さは圧倒的な自信と自負から来るもの。
【娼婦(?)として】 自らの高貴さに絶対の自信があるために、誰にでも優しく丁寧で、めったなことでは怒らない。 自らの美しさに絶対の自信があるために、衣服でその姿を隠そうなどと思いもしない。 自らの肉体に絶対の自信があるために、それを求める男を拒絶しようともしない。 「羞恥」や「貞操観念」というような観念がそもそも存在していないような思考回路の持ち主。
そんな有り様であるために、知る人には「変な奴だが、おだてておけば格安で抱かせてくれる娼婦」として扱われているが、本人は気づいていない様子。娼婦として支払われる金銭にも「愛すべき下々の者達からの献上」として受け入れている。 ただ本人はあくまで「欲望を受け止める」というスタンスのため、進んで相手に快楽を与えたり、奉仕をしたりということはあまりしない。したとしても技術面では本業の娼婦に遠く及ばないだろう。
それ以外のことでも、何かをしてもらった返礼(褒美)として身体を差し出すことにも躊躇がない。 仮に強引に犯されたとしても、「猛る熱情を受け止めるのも女王の務め」「美しすぎるこの身の罪」で済ませてしまう。
【行動方針】 何がきっかけで現代に復活したのか、何故マグメールにやってきたのかすら本人もわかっていないが、自らが支配していた(と信じる)王国が滅んで久しいことは理解しており、今は「気楽に現代をエンジョイする」か「王国を復興させる」かで悩みながら金を貯めている。
【能力】 体術:本人曰く、『完璧な肉体を完璧に扱う術』。戦闘用の格闘術に間違いはないものの、戦うことそのものよりもダンスのように美しい動作を重視しているとおぼしい。
呪術:本人曰く、『エリレプト王家に伝わる秘術』。その仕組みや出来ることを自分でも把握出来ていないらしく、とんでもない力を発揮したと思えば何の役にも立たなかったりとブレが激しい。
【古代エリレプト王国】 遠い海の彼方、三万年前にあったと伝わる伝説上の国家。 とにかく性に奔放な文化だったと言われ、娼婦業が神聖な職業として奨励されていた他、女王は臣下やその家族に頻繁に身体を委ねることで忠誠を得ていた他、敵国の捕虜を肉体で篭絡するという方法で次々優秀な人材を集めて、全盛期には大陸全土を支配する巨大な領土を得た……らしい。 少なくとも、ネレディスはそう信じている。 |
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